元旦の朝、僕は標高4,130mアンナプルナBCに立っていた
元日の朝、僕は8,000メートル級の山々見上げる場所、標高4,130mの「アンナプルナベースキャンプ」に立っていた。
ヘリコプターから、堅く締まった雪の上に普段履きスニーカーで降りた。
キンとした冷気が間違いなく薄かった。
ヘリは、標高1,600mの滞在したホテルのヘリポートから飛び立ち20分足らずのフライト。高山病にならないよう15分程度の滞在制限とされた。
僕は、ずっと地に足が付かないような高揚感の中、時間感覚を失いフワフワ気分で歩きまわったのだった。
着陸地点の近くに