う~ん。バルセロナのピカソ美術館
「17番はどっちへ行けばいいんですか?」
「16番で終わりです」
まだ続きの展示室があると思って係員に聞いたのだけど、
赤いポロシャツのお姉さんは、優しく出口の方向に案内してくれた。
え、これで終わり?っていうのが直後の感想。
ピカソの作品作風?たぶん中学校あたりで教わった以上の知識はない。
それでも、順を追って観ていくうちに次が楽しみになるように構成されていた。
ファンには叱られるかな、でも僕は網羅的に見たかった。
「ピカソって真面目じゃん」の印象。
へんてこりんな構図の絵だって、ぶっ飛んでいるというより、かなりロジカルなのだ。
この印象のまま終われない。
別のところでもピカソ観なくちゃね。
ちょっと消化不良。
スペイン3大前衛アーティストを一気観しようと回ってきた。
ぶっ飛んだジョアン・ミロ(ミロ美術館/バルセロナ)、めっちゃ感動したサルバトール・ダリ(ダリ美術館/フィゲラス)に対して、ピカソって人は、思ったよりちゃんとした人なんだなというのが正直なところ。
あ、それと、ピカソ美術館のすぐ隣のMOCO美術館。ピカソと比べるのは違うのはわかっているけど、バンクシーあり、草間彌生ありで、日本では体験できそうもない所蔵という点でここは必見です。
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