2023年8月の記事一覧
トロ舟で10年戦いたい
街中の駐車場にて休憩を取っている最中、車の前をギンヤンマのオスが横切った。
その青さに目を奪われてしまう。
奇しくも、ギンヤンマのために車を走らせた日の出来事だった。
しばらく前にホームセンターにてトロ舟を4つ購入した。
現在は庭に埋め込む暇とスペースがないため、水を入れてシートの上に放置するだけに留める予定だ。
昔から自宅ビオトープを作り続けている理由の一つに『庭でギンヤンマの繁殖を観察した
湿地帯ビオトープ経過報告2023/08/26
地元市産水草及び私有休耕田の土のみを使用した湿地帯ビオトープは少しずつアップデートを重ねている。
特に水際の草を増やした。
ヌマガエルも毎日のように水際で見かける。
複数個体がいるようだが、その全てが付近の水田で発生した個体が自力で訪れたというビオトープにおける理想的な定着方式だ。
プランターによる土留めが届かない部分には瓦の破片を使い、緩やかな傾斜となるように土留めを行った。
周辺に植物を
ビオトープ観察記録2023/08/21
2023/08/21
メダカやクワイを入れているタライではシオカラトンボやイトトンボのヤゴが大量に徘徊していた。
毎年大量のヤゴが発生するが、メダカが食べられる事はほとんど無い。仮に食べられる事があってもそれはごくごく小さい稚魚及び幼魚くらいで、どちらかと言えばメダカ成魚による食卵の方が致命的である場面ばかりだ。
シオカラトンボ終齢幼虫クラスのヤゴであっても、メダカを捕食する事は難しいようだ。
笹藪のマイナー昆虫、ヒサゴクサキリ
ビオトープ周辺にて、連日ヒサゴクサキリを見かける。
家のすぐそばにある笹薮から来たのだろう。
オスであったりメスであったりするので、複数匹が飛来しているようだ。
ヒサゴクサキリは背面に瓢箪の様な模様があり、瓢の名を冠する由来となっている。
ヒサゴクサキリの顔には、近縁種のクビキリギス等には見られない特徴的な緑色が入る。
また、他の草食性キリギリス類と同じ様に比較的大きな顎を持っており、噛まれる
プラ舟湿地帯ビオトープ大幅リフォーム
以前に作ったプラ舟ビオトープには庭に訪れたヌマガエルやアマガエルが棲みつくようになった。
自宅庭において、地上に連なる形で常に水が張っている場所はほとんど存在しないため、この場所は本当に貴重なのだろう。
その他にはユスリカ幼虫やカゲロウ等も発生している。
そんなビオトープだが、大幅にリフォームを行う事にした。
まずは、あえて左側に傾けて設置した容器を平坦に直す。
これはプラ舟周辺右側の土を掘り下
水際におけるエンマコオロギの摂食行動及び水中への逃避行動
数日前、新設したトロ舟ビオトープにてシオカラトンボが亡くなっていた。
メスのように見えるが、体全体が柔らかい雰囲気があった事と尾端の形状から羽化後間もない個体のオスであると思われる。
急な大雨が発生した事もあり、落水してしまったのだろうか。
1日が経過すると、亡骸は赤く色付いていた。
エビ等の甲殻類が死ぬと赤くなる事は有名だが、今回はそれとは異なり亡骸を栄養にセラチア菌が繁殖したケースに見える。
ビオトープ増設日記2023/08/08
エコトーン付きビオトープの構築を目指してトロ舟を設置してから数日が経過した。
この設置はビオトープの本を読まずに行った。
失敗しても『まあ後で直せるだろう』という甘い考えの元で。
予め傾けて設置をしたが、案の定「これ水平に置いて中の土を傾斜にすればいいだけだな」と後から気付く。
実際に後から軽く直せる物ではあるが、完全にノリだけで開墾と設置を行ってしまった感がある。
正直、改良すべき点を残して
ビオトープ増設日記2023/08/06
2023/08/06
陽が沈む頃、先日購入したタフブネ(トロ舟)を庭のビオトープエリアに埋め込んだ。
今までは陸と水の境目であるエコトーンが無いタライビオトープばかりを増設していたが、人生で初めて『埋め込むタイプのビオトープ』を作ってエコトーン作りに挑戦しようと決めてから数年が経ってしまった。タフブネの購入を渋りすぎた。
本日ようやく着手する。
今までタライ内にプランターを倒してエコトーンを
ビオトープ観察記録2023/08/03
ビオトープ脇のサトイモは日増しに成長している。6月に植えた株だが、一度葉が出ると積極的に光合成をしてぐんぐん育つ。
少し前に関東ではかなり久々の雨となったが、このポイントにおいては自作の竹樋にてほぼ毎日の散水を行なっているため、十分な水を得て育つ事ができているのだろう。
画像を並べて改めて見返すと、本当に凄まじい成長速度だ。
春のうちに植えていたのならばさらに大きくなっていただろう。
初期のう