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ビオトープ観察記録2023/08/03
ビオトープ脇のサトイモは日増しに成長している。6月に植えた株だが、一度葉が出ると積極的に光合成をしてぐんぐん育つ。
少し前に関東ではかなり久々の雨となったが、このポイントにおいては自作の竹樋にてほぼ毎日の散水を行なっているため、十分な水を得て育つ事ができているのだろう。
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画像を並べて改めて見返すと、本当に凄まじい成長速度だ。
春のうちに植えていたのならばさらに大きくなっていただろう。
初期のうちに芽生えた葉はどの株も少しずつ燻んできており、2023/08/03の時点では1枚が完全に枯れていた。他の葉を育てて役目を終えたものと思われる。
前日夜と比べると昼間の強烈な太陽光によって水分を失って、著しく萎縮しているのが分かる。
オンブバッタの数も増えてきたが、サトイモを直接食害する様子は見られない。
どうやら現時点ではサトイモの大きな葉を猛暑中の日除けとして利用しており、ほとんどの場合において周辺の雑草をメインに摂食しているようだ。
ちなみに、ビオトープではクワイ葉上でよく見られ、その葉を齧る様子がよく見られる。
過去に何度か書いているように、背の高い草が少ないこのポイントでは、夜間にトウキョウヒメハンミョウがサトイモ葉上で休息をしている様子が毎日のように観察される。
ハンミョウ類は夜間に樹上及び草上で休息をする生態がある。
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オンブバッタ
ビオトープ脇の草むら〜倉庫では、ヒバカリの成体を確認した。この場所ではアオダイショウ、ヒバカリ、カナヘビ、ヤモリ等の爬虫類が見られる。
もう少しするとヒバカリやアオダイショウの幼蛇も見られるようになるだろう。
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2023/08/02撮影
鞘翅に怪我を負ったコガネムシも発見した。何者かに攻撃された可能性が高い。飛行中に襲われたのだろうか。
この個体は標準和名『コガネムシ』。
無印かつ正真正銘のコガネムシだ。
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ビオトープを増設するためにホームセンターでコオロギの死骸が入ったタフブネを買った。
成虫かつ完全な乾燥状態なので、昨年以前に入った個体だろう。
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このタフブネ(トロ舟)はタライに比べて少しだけ値が張るが、ビオトープ作りにおいて最優先で採用しても良いほどに耐候性が高い。要は暑さ寒さ紫外線に対して非常に強い。
何せ自分が生まれる以前から祖母が使用していたトロ舟が未だ現役で使用できているほどだ。
30年は使われ続けているのではないだろうか。
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しかし深さがさほどあるわけではないため、冬季には水温の変化が激しくなる。
中に入れる生物種によっては断熱を行なったり土に埋め込んで使用する事も検討すべきだろう。
また、同じコーナーでよく販売されているガーデンタブという商品はタフブネよりも安いが、耐候性がかなり劣ってしまう。製品にもよるが、野外で1年も経たず劣化して割れてしまった話もいくつか聞く。
屋内ならば紫外線による劣化を気にしなくても良いので、ガーデンタブを購入したというビオトープビギナーはそちらでの使用をオススメする。
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