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45歳、うつ歴23年。 本を作る②

本というものは、いろいろな人の手を借りて作られる。

まず筆者。ライターさん。
この方達がいないと始まらない。

次にデザイナーさん。
表紙や本文のレイアウトを考えて下さる、
力強い味方。

そして印刷会社さん。
ここがなくては本という形にできません。

本当はこの前後に企画を提案する編集者さんや、
文字の誤字脱字、言葉の意味が正しいかをチェックする校正さん、
進捗具合を確認する制作進行さん、
本屋に本を届けてくれる流通さんなどがいるのですが、
とりあえず今回は同人誌ということで
ざっくりと説明。

で。
筆者(企画発案者):私
表紙イラスト:私
レイアウトデザイン:私
校正:私
制作進行:私
発送:私
という一人何役やるんじゃー! と
マルチタスクが大の苦手な私は、
今まさに頭を抱えている。

まぁ、一度に全部をやるのではないのだけれど、
こうも役割がいっぱいあるとどこから手をつけていいか
わからなくなってしまう。

ので、昔とった杵柄ではないが、
出版業界で制作進行のアルバイトの経験を活かし、
制作進行の役に徹して、回していこうと考えた。

まず時間がかかる、外部に発注するものから進める。

今回、タイトルロゴをデザイナー業をやってらっしゃる
憧れのフォロワーさんにお願いした。
表紙のイラスト案はあらかた固まっていたので、
イメージとしてラフをお渡しする(DMでね)。

次に、どんな紙で印刷するかを決めるため、
印刷会社さんに用紙見本を申請。
用紙見本とは、「表紙に使うならこんな紙がいいよ!」
「本文ならこの紙がいいよ!」というサンプル集のことである。
これね、紙好きにはたまらないんですわ。
ああこの質感、この紙だったのかー! とか、
雑誌の表紙ってこういう加工してるのねー! とか
手にするごとに今まで手に取ってきた本の紙質とかが
目の前に整列してるんですよ。
もう心は お 宝 が 目 の 前 に あ る わ 〜。

そしてだいたい無料でいただける。紙だけに神対応。

あとはざっくりとした締切を、ガッチリとした日にちに変更。
締切ないと延々と修正入れるだろうし、
この熱も冷めてしまうだろうから、
来年の1月31日を締切とした。
(デザイナーさんにも報告しました)

印刷所から本が届くのがだいたい遅くとも2週間前後。
(即売会などのイベントがあると遅くなる。そりゃそうだ)
そこから逆算して、休日の何日を作業に充てるか
(通院3つほど抱えているのでその調整とか考慮)、
諸々を手帳に書き込んで、今回は終了。

地道な作業が多いけど、がんばりまっす。

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