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プーチンさんのタクシー

ロシアのプーチン大統領がKGB出身なのは有名な話ですが、実はソビエト崩壊後に生活費に困って個人タクシーのアルバイトをしていたことを知っていますか?

最近、プーチン氏本人がインタビューで語っています。

「個人的には黒歴史なんだけど、
    本当なんだよ」

ソビエト崩壊直後のロシアではタクシーがまだ普及しておらず、多くの人々がいわゆる「白タク」の運転手として収入をえていました。当時の国の経済状況はとても悪く、中には救急車を使って白タクバイトをしていた人までいたそうです。

「プーチンさんの白タクでドライブ」、
なんてすごいレアな体験ですよね。

現在、ロシアとウクライナをめぐる情勢が緊迫しています。ロシアへの見せしめとして、ベラルーシを海外送金に必要な銀行のSWIFTシステムから締めだす動きも水面下ではあるそうです。

最悪のレベルまで状況がエスカレートすれば、核兵器か、それよりも最悪なものが使用される可能性も除外できません。

そんな中、ウクライナが数カ月以内にエルサレムをイスラエルの唯一の首都として認め、大使館機能の一部をエルサレムに移転させる可能性に言及しています。

以前、ロシアと隣国のジョージアの間で紛争が起きた際も、イスラエルのジョージアに対する軍事支援が話題になりました。

なぜイスラエルが?という疑問のヒントはプーチン氏の発言の中にあるかもしれません。

最初のソビエト政府の80〜85%はユダヤ人で構成されていた。この政府は間違ったイデオロギーを持っていた。ユダヤ人、ロシア正教会のクリスチャン、イスラム教徒、それ以外の宗教に信仰を持つ人々を同一視し、逮捕、抑圧していた。幸いなことに、このような誤った価値観は瓦解した。

一時期、プーチン氏はロシアとNATOとの同盟関係を模索していました。しかし、アメリカとNATOはそれを拒絶しています。

ウクライナのNATO加盟はロシアにとってのキューバ危機だと考えればわかりやすいです。1962年のキューバ危機では、ソビエトがキューバにミサイル基地を建設したことで、アメリカとの軍事的な緊張が極限まで高まりました。

もし、NATOの核ミサイル施設がウクライナにできれば、いつでもモスクワを消滅させられます。キューバ危機から60年後の来年、世界がまた核戦争間近の状態になる可能性は否定しきれません。

イスラエルの介入には、アシュケナージの怨念を感じます。かつてのソビエトから追い出されたアシュケナージ達が復讐したがっているのでしょう。

ロシアは結婚を1組の男女の間での神聖なものとし、アシュケナージ達が世界中で推し進めるジェンダーの概念を拒否しているという側面もあります。

かつてソビエト崩壊で自分や人々が味わった苦しみを繰り返させない。人によって好き嫌いはあれど、プーチン氏の大統領として国を守る姿勢については敬意を払わないといけません。





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