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「PRプランナー」資格 PR経験者の私が、なぜ今うけようと思ったのか?

私がPRのお仕事を始めて約20年。
数字にしてみると「そんなに経ったんだ」と実感しますが、ではPRや広報のお仕事に就くのに、そして続けるのに資格が必要だったのか?
それに対しての答えはまったくのNOです。
ではすでにPRのお仕事をやってきてなぜ今、私が資格試験を受けようと思ったのか?
そしてPRプランナーの資格とはどんなものかも含め書きたいと思います。

PR・広報唯一の資格 「PRプランナー」とは?

現在私が知る限り、PR・広報についてのダイレクトな資格って実はこの「PRプランナー」の資格くらいではないでしょうか?

「PRプランナー」は日本では唯一の広報向け民間資格。
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会 (PRSJ)が、
広報・PRに対する期待の高まりや責務の大きさを受けて、広報・PRに携わる者の意識・知識・技能の向上を目的とし、2007年に「PRプランナー資格認定制度」を導入、検定試験をおこなっています。

知っておきたい「PRプランナー」のこと

試験は3次試験まであります。
と言っても1つの試験を合格するごとに資格がもらえます。

1次試験を合格すると「PRプランナー補」
2次試験を合格すると「准PRプランナー」
そして3次試験を合格するとようやく「PRプランナー」の資格を取得する事ができるのです。
この試験、1次を合格したら2次を受ける事ができ3次も同様。
2次から受けるとかはできません。
さらに3次は3年以上、広報・PR関連の実務経験者という条件で受ける事が可能になります。

私は実務経験者なので条件はクリアなのですが、仕事をしながら勉強をしていたので、日々の仕事の具合をみつつ、1次が受かったからすぐ2次を続けて受けることが出来ませんでした。
なので、どうしても「PRプランナー」資格取得までに1年以上はかかってしまっています。同じような人も多いのではないでしょうか?

「PRプランナー」資格の受験傾向を簡単に分析

HPに過去のそれぞれ試験の合格率が掲載されています。
なぜだかそこはすごく丁寧。(笑)
分析好きなわたし。
簡単な傾向を紐解いてみました。

第29回までの3次合格者=「PRプランナー」は以下の人数になります。
男性:1566名 女性:1471名   
合わせて 3037人

PRSJのHPには、単純な合格率だけでなく男女比、業種別、年代別と細かく分かれて載っています。


みてみると・・・
40代よりも20代30代の若い人が多く受験しています。
どちらかというと男性が受かりやすいようです。
上で触れましたが、PRプランナーの合格者人数の男女比をみると同じくらいです。

しかし合格率は以下の通り
1次 合格率 男性 約79% 女性 約72%
2次 合格率 男性 約82% 女性 約73%
3次 合格率 男性 約53% 女性 約55%

1次2次は、女性が苦手な分野の出題傾向なのかなと思いました。
男性女性問わずですが、もし本を読んでみて「この分野苦手・・・」と思った人がいれば、1次〜3次の各試験対策講座があるので、受けてみるのも手かもしれません。
私は、ちょっとお高くケチって対策講座を受けていないので、誰か受けた方いい感じですか?教えてください。
私も知りたいです!😀



私がPRプランナー資格を受けようと思った理由


その1 知識は経験の裏付け

なかなか未経験でPR・広報の職につくことができない業界の中、私は運良くアシスタントからですがPRになることができました。
しかし私が始めた時はまだPRについて情報も少なく、それこそTHE現場でPR・広報を経験し今に至ります。
しかしフリーになった時、社長さんなどとお話しする機会も増え、
PRとは何か、世の中でのPRの役割、そのなかで自分ができるPRとは、など大きな視点で考えることが必要になり、PRの知識を増やしたいと思うようになりました。
経験は重要だとは思いますが、経験から導き出した自分の考えを裏付けする知識と基準があることで説得力も増すと思ったからです。
その基準となる知識を勉強したいと思ったのも理由の一つでした。

その2 PRパーソンとして私に足りないことは?

私のPRパーソン人生は、アパレルブランドのPRから始まりました。
アパレル業界では、PRパーソンのことをプレスという文化?があります。
それはなぜか?実は私もわかりません(笑)
調べてもでてきません。。
基本的にアパレルのプレスになった人は、アパレルのPR(プレス)を続ける事が多いのです。

しかし私はアパレルに限らずPRという分野に興味がありました。
アパレルのPR(プレス)は、普通の企業のPRと比べるとちょっと特殊な部分があると思います。

ブランドや会社のことを知ってもらう為にアクションを起こす、ということは変わりないのですが、自社の洋服を着用して良さを伝えることがとても重要視されます。
オシャレである事が求められたり、洋服を素敵に着こなす能力が問われたり。
よってスタイルのことやメイクのことなども、他の業界より言われることが多く見映えが要求されがち。

そういった中で、アパレル以外の企業のPRがどんなことを中心にやっているのか、よくわからずでした。
なので、私のスキル、PRパーソンとして足りない部分がないのか?
あるとしたらどんな事か、知識や経験を再確認したかったということもあります。

次回は

そんな思いで受験することになった私ですが、学生時代以降、試験勉強から離れていたので勉強の仕方を忘れていました。汗
しかしなんとか第1次試験を1回目で合格
次回は私がどんな勉強法を行ったのか。
受験してみて思ったことなどを書いていきたいと思っています。



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