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ライフキャリアと皆で育む社会を作りたい。(株)4smiles代表取締役、一社)未来共創…

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ライフキャリアと皆で育む社会を作りたい。(株)4smiles代表取締役、一社)未来共創イノベーション 代表、教育委員会のキャリア教育アドバイザーなど。新卒でリクルート入社、在籍中からNPO立ち上げなどを経験し、独立•起業。教育や人材育成に関わり15年以上。男子2人の子育て中。

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  • 世界の教育、日本の教育

    世界の教育や日本の教育について、自分の勉強のためにまとめたものです

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    私が、「人の発達、学び(≒人材育成)に関わる」と思っているナレッジをまとめています。

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    好きなものや言葉をあつめたもの

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医療と教育の共通点

キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 いま、自費診療の歯医者さんに通っているのだけど、その歯医者さんと話せばはなすほど教育と医療って共通点が多いなーと思うので、今日はそれを自分のためにまとめておこうと思う。 教育も医療も制度が出来上がっている「教育」は国の教育制度のもとに、教員免許制度があり、子どもは小学校から私立の学校に行く人もいるが、多くは公立の地元の小学校、中学校に通う。高校、大学と進学するにつれ、私立の選択肢が増え、寮生活をえらんだりして遠方の学校にも行く。

    • N中等部の説明会に行ってきた

      キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 2022年秋、N中等部のオープンキャンパスに行ってきました。備忘録的にメモを残しておきます。 N中等部とは? まず、N中等部は学校教育法第一条に定める中学校ではないので、学区の中学校や在籍してる私立校に籍は置いたままでN中等部へ通う、というスタイルになります。(在籍校への報告書類などはN中作ってくれますが、教科書を受け取ったり、学年の切れ目で学校に挨拶にいったり、卒業時に卒業証書を取りに行くなどが必要)ネットコースでは763名、通

      • 「国づくりは人づくり」だからこそ、狙われる教育

        キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 久しぶりの投稿をどうしようかなと思っていたのですが、選挙が近づいてきているのと、タイミングよく本質をついたドキュメンタリー映画が公開されているので、それについて今日はまとめたいと思います。 今回の選挙では憲法改正や地震などの緊急事態に関わる話が話題になっていますが、実は憲法改正の大きい目玉として「教育」が狙われていること、どれくらいの方がご存知でしょうか。 選挙が気になる方、お子さんがいる方、教育に関わっている方は是非この映画を見

        • 魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 色々なプロジェクトに関わらせていただいて、忙しくなってしまいまして、久しぶりの投稿です。 私たちは「魚を与えているのか」「釣り方を教えているのか」老子の格言で『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。 「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。 これ、全てのことに通じるなぁと思うのです。 ケン

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          子どもが朝起きられない時、何ができる?(身体編)

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です 色々なプロジェクトに足を突っ込みすぎまして、久しぶりの投稿になっていまいました。 今日は「朝、起きられない問題」を取り上げてみます。 自分が、子どもが、家族が朝起きられないのは「眠くて起きられない」「体が辛い」から?「ダラダラしたい」「起きる気力が湧かない」から?どちらでしょう?是非観察してみてください。 眠くて起きられない、身体が辛い場合は身体づくりに焦点を。目が覚めた時に、体が重い、ぼーっとする感じがするなら、睡眠の質が悪かっ

          子どもが朝起きられない時、何ができる?(身体編)

          SDGsが学べるアプリ

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 23区の環境政策課の方から「子どもでも利用できるSDGsが学べるアプリってないでしょうか」と聞かれて日本語でできるものを一覧化したので、こちらでも紹介。 SDGsって真面目なものばっかりだからアプリで気軽に触れたいわーって方にはピッタリです! 先生と私 ~環境が繋いだ物語~ 「環境について学べる乙女ゲーム」という名の通り、乙女ゲームになってます。静岡県立島田商業高等学校の3年生が開発したそう。 Myべんと!【CO2排出量/栄養

          SDGsが学べるアプリ

          人間関係の出発点は親子関係

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 私は、OECDが作ったeducation2030の「well-beingを見据えつつ、1人1人がコンパスをみながらも、社会やさまざまな人と協力しながら進んでいく」というこのイメージ像がとっても好きなのですが、このコンパスにcore foundationというのが定義されてます。 core foundationに含まれるのは - cognitive foundations, which include literacy and n

          人間関係の出発点は親子関係

          「15-39歳までの死因第1位=自殺」を変えたい

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 突然ですが、日本の15-39歳までの死因第1位は自殺です。40歳を超えるとこれが「がん」に変わるのですが、15-39歳という、本来であれば「国を支える未来の宝」である世代の死因第1位は自殺。 ちなみに国際比較をするともっとわかりやすくて 15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国では 日本のみであり、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっています。 (これらの情報は全て厚生労働省の自殺白書から。自殺白書

          「15-39歳までの死因第1位=自殺」を変えたい

          共同エージェンシーの段階

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です 社会において、子どもや若者はまだまだ「無視されている構成員」だと思うことがたくさんあるし、私も子どもの時になんで子どもはこんなに話を聞いてもらえないんだろうなぁ・・・と思ったことがあります。 そんなこともあり、「社会の一員として誰もが対等にリスペクトされる社会」というのを大事にしたいなーと思っているのですが、今日はOECDの資料を読んでいて、「多様な世代が共にプロジェクトに取り組む際、自分がどのようにそのプロジェクトに関わっているのか

          共同エージェンシーの段階

          ボーディングスクールラッシュの日本

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 「ボーディングスクール」ってご存知でしょうか。 ボーディングスクールとは、 ボーディング(英: boarding)「寄宿、下宿生活」を意味していて、「全寮制の寄宿学校」です。 家族と離れ、寮生活において学業のみならず心身共に修養し、規則、礼儀、自立心、コミュニケーション能力を養成することを大きな目的にしている学校が多いです。 ヨーロッパでは、幼稚園児くらいからボーディングスクールに入ることができ、いわゆる財界の有名人の子どもは大体

          ボーディングスクールラッシュの日本

          マネージャーに送る言葉20章

          4月1日です。 今から20年前の今日、リクルートに入社したのでした。 広報部という部署にいたおかげで2回だけお会いできた江副さんの「マネージャーに贈る言葉20章」 1980年代に書かれたというこの20章。 今も色褪せない(コンピューターについては若干今とはトーンが違うけれど、今は「人工知能」などに置き換わっていくのかも・・・) そして、あれから20年。 自分のために改めて残して起きたくてnoteにメモ。 マネージャーに贈る言葉20章 江副浩正 <第1章> マネジメン

          マネージャーに送る言葉20章

          学校に行きたくないとお腹が痛くなる

          運動のしすぎで足の指を疲労骨折してる9歳。 朝起きてきたら一言 「ぼくさ、学校に行きたくない時はお腹が痛くなるって気がついたんだよね」と。 おお!すごいー!自分の心と身体の関係に気が付くとは!(ちなみに私は特に教えてない) 「なんで行きたくないかというと、体育もレクもやっちゃダメって先生に言われるから。(骨折してるからね)」 「だから、今日は学校に行かない」 と言う。 「そうかー。自分の身体と心の関係に気が付くって超すごい。大人でもそれに気がつかない人沢山いるよ」と心

          学校に行きたくないとお腹が痛くなる

          Transforming our Education #2報告

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 今の受験システムや学校教育は「昭和も平成も終わったのに、私たちの時代と変わってないよね」とみんな心で思っているのだけど、なかなか変わらないものの1つだと思うのです。 それを少しでも動かしていきたいな、自分たちができるところから始めよう!と佐野 和之さん(かえつ有明中・高等学校 副教頭)と新井誠司さん(和洋九段女子中学校高等学校 教頭)と私の3人が世話人になって始めた「Transforming our Education」2回目。

          Transforming our Education #2報告

          子どもの「自分でできる」力を育もう

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 自宅に子どもや家族がいて「もうだらだらして!」とか「ゲームばっかりして!」という声が頭に浮かんだ方、コロナ禍には何度もそれを言ったよ!という方いらっしゃるんではないでしょうか? それらの声が頭に浮かぶとき、私たちには「だらだらしないで○○してよ」「自分で考えてよ」という理想が実はありますよね。 仕事で「自分で考えてよ!」というばかりでは部下が育つためには相当な時間がかかってしまうのと同じく、子どもやパートナーに「自分で考えてよ」「

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          オンライン家庭教師ってどう?

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 12歳男子に半年以上、オンライン家庭教師をつけてみました。 私の結論としては「オンライン家庭教師は答えがある学習向き」「目標設定が明確な短期決戦向き」と思いましたが、自分自身が体験してみて、オンライン家庭教師って「○ヶ月もやってるのに何にも結果がでないのは何故?!キー!」って怒るお母さん、お父さん多そうだなぁと思ったので、今後オンライン家庭教師を検討される方のため参考になれば・・・と思い、簡単にまとめておこうと思います。 オンライ

          オンライン家庭教師ってどう?

          子どもの世界を広げるオンラインコースまとめ

          キャリア共育デザイナーの赤井友美です。 この1年、決まっていた海外派遣も、ボーイスカウトなどのキャンプも全て中止になり、「体験から学ぶ」ことが大きい子どもにとっては視野を広げにくくなったなーと思う今日このごろ。(カナダだけは留学受け入れを2020年秋に再開しましたね!) そんなこともあって、オンラインのコースを探したり参加したりした中で、このサイトは良かった!と思うものを今日は紹介していきます。 Fantastic for Familiesオンラインで参加できるイベント

          子どもの世界を広げるオンラインコースまとめ