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読書メモ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』
メモ代わりのnoteです。
オードリー若林さんのエッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んで、気に入った文章を抜粋。
▼ちなみにこの本の内容はこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/img/1701402315540-Gb730oIdRf.jpg?width=1200)
「名所に行くと、入場する前に必ず係のアメリカ人に「Let's enjoy!」と言われ、握手やハイタッチを求められた。それが、ぼくの心の中に僅かに存在する「エンジョイしたい」という気持ちをことごとく粉砕した。」
短い文なのにその人の性格とその時の気持ちが分かる、しかも面白い文章ってすごい。
握手を求められてエンジョイする気持ちが失せるって、エッセイの1ページ目に書くのもすごい。
最後に、向こうで出会うキューバ人にプレゼントするつもりのキットカット抹茶味をトランクに押し込んだ。
たまに現地で出会った人にあげるように、海外旅行にお土産を持ってく人がいる。私の友達はインドでインド人に羊羹をあげていた。
今まで自分が旅行する時に「知らない誰かのために」お土産を持っていこうと思ったことなんて一度もなかったけど、こういうのって素敵だなって思う。
旅先で誰かにお世話になったり、ひょんなことから仲良くなったら、そんな時にスッと日本のお土産を「ほんの気持ち」として渡せたらかなり素敵だ。
邸宅にな筆記体で「che」と書かれた真っ赤なモニュメントが貼り付けられている。建物はどこかかわいげがあり、その外観は革命家の自宅というよりは海沿いにあるカフェのようだった。
カバーニャ要塞の近くにある第一ゲバラ邸宅に行ったらしい若林氏。チェ・ゲバラの「che」と書かれた真っ赤なモニュメントって何?一瞬日本の表札が思い浮かび、赤い石に「che」って彫っているのかなと思ったけれど、モニュメントって書いてるし、しかもカフェのような外観らしい。
気になってGoogleで調べてみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1701401985500-eLyjjHlLAm.jpg?width=1200)
たしかに…。
これは"海沿いにあるカフェのよう"という表現がしっくりくる。フォントもおしゃれでかわいい。
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