人生100年時代は健康とさらに向き合う時代「自分の健康は自分で守る」

先般、イギリス王室のフィリップ殿下が
99歳で亡くなりました。

フィリップ殿下は、
エリザベス女王（現在95歳）とともに、
かなりご高齢になられても、
しっかりと公務を果たされていましたので、

この歳でお亡くなりになられたことは
大往生であったと思います。

「人生100年時代」という言葉を
耳にするようになって久しいですが、

勘違いしてはいけないのが、
誰もがフィリップ殿下や
エリザベス女王のように
健康に歳を重ねられるわけでは
ないということです。

厚生労働省の令和２年の資料によると、
男性の平均寿命は81.41歳、
健康寿命（健康に生活できる寿命）は72.14歳、
女性の平均寿命は87.45歳、
健康寿命は74.79歳とされており、

男性の場合は
この世を卒業するまでに約9年、
女性の場合は約12年

といった期間において、
病気などにより
体が思うような状態でいられず、
人のサポート受けるなどの期間を
過ごすことになります。

今でさえ、老後問題が
多々取り沙汰されていますが、

今後、さらなる長寿化により、
私たちは健康における未知の領域に
突入するといっても過言ではありません。

これまでの私たちは、

体の調子が悪くなれば病院に行けばいい。
病気になれば、
薬か手術で治してもらえばいい。

多くの人たちは、
長年このような刷り込みをされ、
何の疑問もなく病院に駆け込んでいます。

あくまでも数値からの
想定にはなりますが、

健康寿命がこのままの状態で
変えることもできず、

医療技術の発展により
100年も生きるとなれば、

男性で約28年間、
女性で約25年間も

体も心も不自由な状態で
過ごすことになるのです。

果たして、今の日本のご高齢の皆様が、
フィリップ殿下やエリザベス女王のように

100歳近くなっても、
お元気で過ごされている人が、
どれだけいることでしょう。

多くの高齢者の皆様は、
毎日のように数種類の薬を飲み、
病院に行くことが
日常化されているように思います。

さらにことは深刻です。

想像してみてください。

体が不調だと心も病みます。

その状態で、約30年弱も
過ごさないといけないとすると、

オギャーと生まれて、
立派な大人になるまでの時間が、
憂鬱な状態のまま耐える毎日なのです。

「人生100年時代が到来する——」

これは両手を上げて
喜ぶべきことなのでしょうか？

私にはそうは思えません。

健康寿命を迎えることはおろか、
若くして亡くなった人たちを見ていると、

「なぜ、自分の健康に
もっと向き合わなかったのだろう」

とさえ思います。

彼らに共通していることがあります。

それは、

「健康を顧みず好き放題やっていた」

ことに尽きます。

私も人ごとではありませんし、

人生100年時代によって
今までの人生戦略や
健康維持の概念が通用しなくなり、

根本的に変えていかなければ
ならないことは明白です。

ところで、日本人がどのような病気で
亡くなる率が高いか、

皆さんご存知でしょうか？

厚生労働省の
「令和元年（2019)
人口動態統計月報年計（概数）の結果」
によると、以下のようになっています。

１位　悪性新生物（腫瘍）
２位　心疾患（高血圧性を除く）
３位　老衰
４位　脳血管疾患
５位　肺炎

１位はいわゆるガンで
死因に占める率は27.3%。

２位と４位は血管系の疾患で、
合わせると22.7%。

それぞれの死亡リスクが
圧倒的に高いことが
データからも伺えます。

これらの病気になると
健康寿命を待つまでもなく亡くなったり、

健康寿命はクリアできても、
不自由な体の状態になって
晩年を過ごすことになる可能性が
高いということです。

ボロボロの状態になって、
病院に駆け込んでいては
もう遅いのです。

保険に入って高額な保険金を
受け取れたとしても、
それが何になるのでしょう。

来たる人生100年時代に備えて、

「自分の健康は自分で守る」

この概念が、
ますます必要となってきます。

ですが、それほど
難しいことではありません。

イギリス人の高齢の方で
杖をついていたり、

認知症になっていたり、

著しく体調を害する
病気になっている人は、

日本人に比べると
かなり少ないそうです。

それは、わが国では
まったく知らされていない、

健康維持の方法が
日常的に行われているからなのです。

マンツーマンジムで
体を鍛えることが
当たり前になっています。

キツくて
フェイドアウトする人は
沢山いますが、

体を鍛えること以上に大切な
健康の維持が歯磨きと同様、

簡単に行えるとしたら
いかがでしょう？

あなたは、まだまだ
生きていかなくてはなりません。

あなたは、そのために
本当の本物の健康知識と
技術を手にして、
変わっていく必要性があるのです。

この健康法はすべての
日本人が知っておくべき
「必修科目」だと私は確信しています。

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