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おばけに寄せる心(エッセー)
私はおばけを見たことがありません。おばけの屁のようなものは感じたことがあるのです。近所の墓に墓参りに行くと、呼んでもないのに付いてきた猫の毛が逆 立って、ものすごく興奮するのを見ました。猫は敏感なのかもしれません。盆や彼岸の思い出といえば、墓の花入れに何ヶ月も放置された菊の花が腐りきった何 ともいえない荘厳な香りと正気を失う猫のことです。当時私はおばけが怖かった。姿を見せず、姑息に人を怖がらせる誰
もっとみる8月半ばにお目にかかります。
5月 インターネット句会
123 番 人が皆余命を生きる衣更 2 点
353 番 留守居する犬の写真を待つスマホ 0 点
396 番 宵闇に君を訪ねる大伽藍 1 点
555 番 良く当たる占師の噂豆ごはん 1 点
864 番 善悪の境失う春霞 0 点
草原
月は生まれず
ちゃりんちゃりんと星星だけが出てた夜
地上はこれ以上無い闇でした
私の片足は大ねずみの掘った穴に
わっと落ちてしまいました
うぃうぃっと大ねずみが鳴きました
誰よりも早く起きた太陽が
だらだらと寝る羊を浮かび上がらせた朝
どれほど長い影が西の山まで伸びたことか
まだ薄暗いもやの中に
耳の敏い犬は
猛然と走るバイクを見つけました
今日は誕生日なので、自分の為に詩を書きました。
モンゴル語で書いた短編「泣かしちゃったじゃないの」アップしました。そのうち日本語にします。
Уйлуулчихлаа шдээ
Өнөөдөр нэгэн лам дээр очив. Өчигдөрминий найз бид шүтээнээ тахиулах гээд тэр ламд үлдээсэн юм. Тэгээд өнөөдөр тэршүтээнээ авах ёстой байлаа. Миний найз саяхан 45 хүрсэн, мууртайгаа 2 улааамьдардаг. О
もっとみる小説第一章あげました。誤字脱字あるかと思うけど、おいおい直します。