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【読書録】大原扁理さん著書「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を読んで

こんにちは、ともです。
大原扁理さん著書
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を読みました。
この本は、お金に対しての新たな視点を教えてくれます。
特徴的なのは、お金の人格化ですね。
もし、自分がお金だったらどんな風に扱われたいか?とか、
稼ぎ方や、使い方など、
お金に人格があったとしたら…と考えるとちょっと面白いですよね。
例えば、自分なら丁寧に扱ってもらえたら嬉しいから、
この人の所に長く居たいとか、
みんなが幸せになるようなことに使ってくれたら嬉しいとか、
そういうことなんですね。
お金を使いすぎるのも良くないですが、
自分だけのためにがっちがちに貯めこんでも良くないという、
お金の立場になれば、自由に動きたいだろうなとか。
お金自身の幸せを願うという、
そういう視点で見たことが無かったので目からウロコでしたね。
タイトルにはなるべく働きたくない人のための、と書いてありますが、
単純に働きたくないということではなく、
自分の働き方を見直したりだとか、
自分はどう生きたいのかとか、
そういうお話なんですね。
そのためにお金をどう稼ぐか、どう使うか、
お金に見られても恥ずかしくない自分になる、ということですね。
やはり良くない稼ぎ方や使い方をしていると、
お金に愛想をつかされます。
お金に自分という人間を見られているんだ、という意識なんですよ。
この意識ってめちゃくちゃ大事ですね。
お金をもっと大きな視点で見ることだと思います。
自分の手にあるお金にも、手を離れたあとのお金にも、
ちゃんと責任を持つことなのかなと。
お金を、責任持って送り出すことなんです。
そうやってめぐりめぐるんですね。
そうしてめぐってきたお金が、縁あって自分の元に来たのかと思うと、
なんだか可愛く見えてくるから不思議です。
お金と向き合うというのは、自分と向き合い、
本当に大事なことは何かを考えることなんですね。
お金は大切という本当の意味がちょっとわかった気がしました(たぶん…)

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