『LTV』 Part 2 〜 LTV-解約率-CACの関係性を理解する〜
こちらの記事は、前回の記事「LTVとは 〜今さら聞けない!?LTVを分かりやすく解説〜」の続きになります。
今回のPart2の記事では、切っても切れないLTVと解約率、そしてCACの関係性について深掘りしていきます。
・CAC(顧客獲得コスト)とLTV
・LTVと解約率
顧客獲得コストとLTV
SaaSビジネスにおいてLTVが非常に重要な理由は、新規顧客獲得のために費やせる経費がLTVによって左右されるからだ。顧客獲得コスト(Customer Acquisition Cost、通称CAC)が¥10,000で、その顧客のLTVが¥50,000の場合、基本的には¥40,000の利益を生んでいることになります。
このようにCACとLTVを考慮した際、あなたのビジネスは "マネーマシン "と言うことができますか?
あなたのLTVが高ければ高いほど、CACが低ければ低いほど、あなたのビジネスを成長させることができます。
顧客の価値が一生の間にどれだけあるかを知っていれば、顧客を獲得するためにどれくらいのお金で何に使えばいいのか、よりスマートな意思決定をすることができます。
目安としては、LTV/CACが3を超えていない場合は、顧客獲得に多額の費用を費やしていることになります。
LTVと解約率
LTVを語る上で、やはり「解約」というものが厄介になります。一般的に言えば、最低価格のプランのユーザーは、他のプランと比較して最も解約しやすく、悪いLTVになります。
そして、先ほど言ったことを覚えていますか?LTVは顧客を獲得するために何をどれくらい費やすことができるかを提示してくれます。平均的な顧客が獲得するのに¥20,000かかる場合、LTVが¥10,000の顧客を獲得するためにそのお金を費やしては絶対にいけません。
ですので、各顧客セグメントのLTVを知ることは非常に重要です。
これらを知る方法としてBaremetrics(SaaS分析とインサイト)をチェックしてみてください。アカウントを接続するだけですぐに利用することができます。大変な計算を自動で勝手に計算してくれ、各セグメントの計算も行ってくれます。あなたのビジネスを成長させるために、是非使用してみてください。
いかがでしたでしょうか?LTVと解約率、CACは切っても切り離せない関係だということをご理解いただけましたでしょうか?
このLTVが上がれば、CACをより多くしても構わなくなるので、ビジネスの幅が広がるのは間違いなしです。次の記事では、そのLTVを高める方法について解説していきます。
次回投稿:LTVを高める方法
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