非常識と常識のあいだ
ケリーチャンどこいった。
トミーです。
『冷静と情熱のあいだ』大ヒットしましたよね。
まぁ、観てないけど。
私、恋愛映画苦手でして。
セカチューみながら
『どうせ死ぬんでしょ。』
とか言える女なんで、向いていない。
お涙ちょうだいものがダメというか。
まぁ、ご存知のとおり、ひねくれています。
しかし、小説はめずらしく読んでみようと思ったんです。
小説苦手なくせに。
なんとなく、読めるかもと思って。
マーヴへの想いに飽きて読めなかった。
ずーっと、マーヴが
でも
マーヴが
でも
マーヴがぁあああああ!!!
みたいな、ちんたらした感情に飽きました。
そんなに嫌なら、とっととフリ捨てろやと。
したがって、
辻仁成バージョン全く開かず。
ダメですね。
私、小説との相性悪すぎます。
なんか、今日は『冷静と情熱のあいだ』について語るんかなと思いましたか?
いや、べつにそんなつもりありません。
そろそろ、本題いきましょうか。
今日のテーマは、
『義理実家との関係性』
ほーら、アラフォーのみなさま、親近感でましたか?
以前こんなのを書きました。
この記事、やたらウケがよく、その理由としては
全くふざけてないから。
自分で書いててなんだけど、
完璧お涙ちょうだいだな。
そう思っていました。
『おめー、こんな記事書くなんて、頭わいたか!?』
そう思う自分もいたけど、
まぁ、たまには良いかと、
自分をなだめてみた。
素直な気持ちを文字にするポリシーには反していない。
今さらですが、この記事に反応してくださった皆さんありがとうございました。
そこで、義理実家との関係性なんですけどね。
実際、超絶マイペースな自分に笑う
コロナ禍の入籍ということもあり、結婚報告での訪問が、なかなか出来ませんでした。
お義父様は身体弱いし、小さな姪っこもいるし。
なんせ、田舎なので『神奈川から来客』とか、ご近所も嫌な空気になるでしょう。
コロナだし、仕方ないよね。
私は、その『印籠』を振りかざし、
入籍して、一年間義理実家と関わらなかった。
べつに、義理実家の方々が、嫌いなわけではないのです。
なんとなく、面倒じゃないですか。
正直。
このあたり、私のクソみたいな性格ですよね。
しかし、いい加減『印籠』に、頼ることが出来なくなった翌年、ついに訪問することに。
確か、ブライダルフォトをひっさげて、挨拶に行きました。
お義父様は、めちゃくちゃ嬉しそうで、ブライダルフォトをやって、本当に良かったなと思います。
その他、義理兄、義理兄嫁、姪っこたちにも挨拶を。
超絶接客モードですごしました。
コロナのことを考え、義理実家に滞在する時間は、少なめにして、食事もせず、ホテル泊を選択。
まぁ、私的に『ホテルしか勝たん』でしたが。
小さなお子さんいて、パートして、全家事を任されている、長男のお嫁さんに、面倒をかけたくない気持ちもあったのです。
かつて、お付き合いしていたころ。
お義母様の四十九日で、お邪魔したときに、
長男のお嫁さんがもてなしてくれました。
私たち含め、8人分の洗い物をひたすら洗う姿を、放置など出来ず。
トミー『ミサさん(仮名)手伝いますよ!』
ミサさん『え、いいの?ありがとう!』
トミー『毎日、この量ひとりでやってるんですか?』
ミサさん『うん、そうだねぇ、、、』
トミー『なんか、すごいですね!お子さんあんな、お行儀よくて、働いて、ここまで家事できるなんて!私、結婚なんかまだまだだなぁ。』
ミサさん『ははは!大したことないよ!ありがとう。でも、、、』
トミー『?』
ミサさん『一体、自分なにやってんだろなぁって、たまに思う、、、』
いや、、、
長男の嫁の闇!!!
初対面の私に、そんなこと言うだなんて、相当たくさんのことを我慢、気遣いしているのかなと、想像しました。
そう考えると、ミサさんの手間をなるべくかけないようにしたいのです。
そして、結婚の挨拶をした翌日、
お義母様の墓参りと、観光をすることに。
義理次男に、案内してもらいました。
総じて、旦那実家に歓迎された雰囲気はあります。
我が家が全額出しているけど。
新幹線、ホテル代は良いでしょう。
神奈川からの、お土産は気持ちなんで良いでしょう。
家族ひとりずつ、バラバラのものチョイスした手間も、良いでしょう。
お祝いの、あれやこれらが全く無いのは想定してました。晩婚ですしね。
『これで、美味しいものでも食べて帰りなさい。ニッコリ』
とか、、、
無いのか、、、
我が家が全額出すのかぁ。
スンッと、何か違和感があったのは事実。
我々夫婦、そこまで稼ぎがいいわけでもありません。
細々、普通に暮らす程度です。
そして、今年のお正月。
久しぶりに、連休がとれた旦那は、実家に帰ると言い出しました。
ちなみに、アパレルで働いていたら、お正月なんざ1年で一番忙しいときです。
10連勤とかして、ぶっ倒れるときです。
ふわりと『仕事が、、、』と言ったでしょう。
がしかし、そのときニートだった。
旦那『こんな連休ないしさぁ、親父心配だからいくわ。』
トミー『そか、りょうかい。』
旦那『トミーは、寒いからうちで、ゆっくりしてなね?』
トミー『っ!?!?』
無理矢理、連れていかれるかと思ってました。
口がすっぱくなるくらい、
トミー『私、雪大嫌い。』
と、昔から言っていたので、雪国の正月だなんて、つらいにきまってます。
それを察した旦那。
いや、おそらく、それ以外を察した旦那。
結論:正月なのに義理実家に行かなかった。
きっと、田舎の方々からしたら、非常識でしょう。
なんつー嫁なんだよと。
しかも、いっさいお土産は考えてません。
勝手に旦那が買ったのでしょう。
旦那は、ポケットマネーで、姪っこ三人にお年玉をあげたそうです。
ポケットマネーなら、問題ないけど。
問題ないけど、ふーん?
と、またもやジャリジャリした気持ちになりました。
ちなみに、旦那は
雪国×ストーブなし×布団なし
の部屋で寝たそうです。
いや、、、、
どこの牢獄だよ。
可愛い息子or弟が、帰って来るとわかっていながら、何もしないのか、、、
一同『てっきり、トミーちゃん来ると思ってたのに。なんで来ないの?』
いや、、、
来客不可能じゃんか!
帰宅した旦那から言われました。
旦那『もし、トミーいくなら、ホテルの選択肢しかないかなぁ、、、』
トミー『そか、、、』
うん、しばらく行かない!!!
用事ないし!!!
そう心に決めました。
非常識な嫁ですよね。
どーでもよっ。
そういえば、非常識ついでに、両家顔合わせをしていません。
うちの母親会わせたら、どんな事件になるか
ただ、その恐怖心だけで、避けてます。
さりげなく。
入籍して2年半たつけど。
お義父様は、うっすら私の親を気にしているそうで、旦那にも挨拶すべきかと話をしたようです。
息子の安心を把握したい
息子の自立を噛み締めたい
そんな気持ちがあるのだろうと、察します。
もちろん、私の親を知りたい気持ちもあるでしょう。
旦那だって、親孝行の1つになります。
トミー父『あぁ、無理だね。あんなん(母)他所様に会わせたら大変。』
ど冷静な、うちの父親がそう言うのだから本気なやつ。
私も共感します。
このあたりは、本当に申し訳ないなという、
わりかし常識的な気持ちもある。
父親同士だけでも、良いのかもしれませんが、それこそ母親がどんなヒステリー起こすか、
わかりません。
こわっ。
常識人のお義母様がご健在ならば、私はもっとちゃんとしたかもしれません。
背筋が伸びるというか。
母親と闘う覚悟が、できたかも。
非常識と常識のあいだ。
なんとも言えない気持ちがあるからこそ、
二人仲良くいよう。
これだけは、そこそこ徹底しています。
申し訳ないことは、ちゃんと素直に謝ろう。
嬉しいことは、ちゃんと素直に感謝しよう。
嫌ならいつでも離婚してください。
しょっちゅうそれを言っている私です。
追い詰めたくないよね、旦那の人生。
でも、いつしか私は、あの雪国の、あのお墓に入るのかなぁ。
ならば、神奈川から、羽毛布団持っていかなきゃだ。
私のぶんだけ。
今日もありがとうございました!
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