肩こりがある方に、肩こりエクササイズを実践すると改善するのか??vol.723
どうもです。
先日も質問であったのですがのです
YouTubeで、肩こりのエクササイズを見つけて実践したところ、
「逆に肩こりが悪化した」
との事でしたw
うーんなるほど
以前も、昔、スポーツクラブに勤めてる時に
肩こりのエクササイズを提供しているけど、肩が張ってしまうような感覚がありますというインストラクターさんの場面に出くわしたことがありました。
端から見ていて、
気まずい雰囲気だったのですが、
では、これに対して理論的に
なぜそうなるのかの原因を解決していきましょう。
僕の好きな
そもそも論や何故?です。
確かに、一般論としては
肩こりがあるなら、肩周りをストレッチしたり
「やっぱり鍛えるしかないんじゃないんですか?」
この答えは、現場でもよく聞きますし
多くのインストラクターさんも、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
確かに、特に健康的で、普通に肩のコンディションに問題がなければ、僕の指導感覚でも大抵は、
肩が楽になった
肩がすっきりした
そんな感じです。
ただ、これで解決すれば良いのですが
肩こりの人って
まず肩がパンパンなイメージってありません?
肩がすくんでいて、
デスクワークも多くて、活動量も少なくて。
みたいな。
こういった部分はもちろんですが
もう一つは、新しい運動の動作、運動のパターンや連鎖がうまくいってなかったりします。
「え??」肩がパンパンだから、肩が凝るのじゃないの?
って感じかもしれませんが
もちろんなのですが
肩こりがある方は
基本的には、体の胴体の部分は、不安定だったり、ぐらぐらしていたりして、
その肩こりのエクササイズをするときに
体の中心がぐらぐらしているので
安定せず
肩周りの筋肉
三角筋や僧帽筋の上部を過剰につかってしまい
何よりも動きや動作のパターンを体が形状記憶してしまっている、脳が覚えてしまっていると言うことです。
例えば、このブルーで示した
前鋸筋が不安定であったり
正しく機能していないと、肩甲骨も安定せずに
三角筋や僧帽筋上部などが過剰に働いてしまいます。
thanks@visible bodyさんより
もっと細かくお伝えすると
・肩こり改善のエクササイズをして、肩こりになったり、日ごろから肩こりになりやすい方は
・エクササイズの際に胴体が固定できていない.体幹が安定していない
・結果、いつもの得意な上半身のコリになりやすい筋肉を使う
・結果、肩を使うようなエクササイズ全てが肩に針ができてしまい、余計に凝ってしまっているような状態になります。
じゃあ、これらの説明を踏まえて、どう対策をすればいいのか、
答えはシンプルで、まずは体の胴体を安定させるためにも整えておく必要があります。
これは鍛えると言うよりは、整えておくというようなイメージです。
ここでシンプルにプランクをしましょう」
これは本当にNGです。
もっと逆算思考で考えてみると
肩を安定させるのは【肩甲骨】
肩甲骨を安定させるのは【背骨】
背骨を安定させるのは、【骨盤】
この三本柱をどうコントロールしていくか?
どう使い方を上達させていくか?
とは言え、口で言うのは簡単ですが
実際の現場指導はやはり難しかったりします。
まず骨盤に関しては、
シンプルで「立てる」です。
イメージは深いソファーに座り込むような姿勢を避けるであります。
エクササイズとしては、下記のリンクの
特に2つ目の内容がオススメかと思います!
ただし、注意ポイントとしては、反り腰で実施したり反り腰をそもそも作ってしまう方は特に注意が必要です。その場合はやはりNGになってしまうので、、
次に、背骨を使うと言う部分においては
まずは胸椎の伸展と肩甲骨の下制です。
こちらのリンクの1つ目のキャット&カウの動きですね。
もちろん今回最初に話した
この前鋸筋、この筋肉が安定する必要があるので
先程のリンクの動画のラストの動きを取り入れると、少し前鋸筋も働きやすくなってくるかと思います。
これまた口で言うのは易しですがw
そして、最後は、これらをベースにして
使い方の学習、脳へのインプットですね。
本来であれば、座位や立位で座った状態や立って行う状態が良いのですが、
肩こりがある方は、このパターンでも、動作のエラーが起こりやすかったりするので、
ここは動作をチェックしてもらえるトレーナーやインストラクターの方が良いかと思います。
あとは、、リンクに添付した
デッドバグのような動きでも良いと思います。
さぁ、いかがだったでしょうか??
とにもかくにも肩こりのエクササイズをしているにもかかわらず、肩が凝ってしまったり、肩が張るのは、
角度に肩周りの筋肉を使いすぎて、体の中心が安定してないから、胴体がぐらぐらだから、
特に前鋸筋という筋肉を機能させたり、安定させる事は重要。
そして、3つの柱
肩甲骨、背骨、そして骨盤
これらを運動の動きの中で、判断しながら、エクササイズを組んでいくと
少しは改善するかなと思います。
地道な積み重ねですが、コツコツと取り組んでいきましょう^_^
では^_^