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内向的な性質を活かすマネジメントは過去のしくじりからの教訓にあり

ともです。
前回、営業についての記事を書きました。↓
今回は、マネジメントについての記事になります。

結論:マネジメントにおいて

私がやったしくじり
・自分のやり方を強制する。
・自分の目標と相手の目標が違う。
・できていないことを相手の責任にする。

教訓を活かしたやり方
・チームで共通の目標を持つ。
・メンバーと向き合う。
・信頼関係を築く。

以下、エピソードを交えています。
興味を持っていただいた方、読み進めていただければ嬉しいです。

<目次>
① 教育担当1年目(たまたま上手くいく)
② 教育担当2年目(調子に乗り大失態)
③ 転機となったMさんとの出会いと2人のチーム
④まとめ

前回の続きから。
店頭窓口業務の異動をきっかけに一定の成果を上げた私。
その後はリーマンショックがあり、相場は大荒れ。
入社してから上昇相場しか知らなかった私は相場の恐ろしさをこれでもかというくらい体感する。

① 教育担当1年目(たまたま上手くいく)

相場も落ち着いたタイミングで初めての異動。
新しい支店では、新入社員の教育担当を任されました。
教育担当は若手社員の登竜門。

最初は3名の新入社員。
(ノリの良い関西人、既婚子持ち、体育大学出身者)
全員個性が強いメンバーでしたが、ガッツの溢れていました。
メンバーの1人はイベントの波に上手く乗り、口座開設件数で同期トップに。

自分が携わったメンバーが成果を出し、鼻が高くなっていました。
これが仇になるとはその時は思いもせず…

② 教育担当2年目(調子に乗り大失態)

この年は2人の新入社員。
2人とも学歴も良く真面目なタイプ。

去年以上の成果を出そうと思い、気合いが入っていました。
(まず去年の私の成果なんて彼らには全く何も関係のないのに。)

当時私は昔の上司/先輩から教わったことをメンバーにそのままやらせていまいした。
(メンバーの個性という発想がなく、そのやり方が最も効果があると思っていた。)

繊細な二人には私のやり方は全く合いませんでした。
私は自分に非があることを認めたくないあまり、さらに過剰な指導をしてしまいます。

結果、1名が入社半年後に仕事を休むようになり、違う道を目指すと退職。
もう1名は実家に戻るという名目で1年目の終了と同時に退職。
(本当の理由は分かりませんが、仕事に魅力を感じてもらうことができなかったのは事実。)

二人とも私の未熟さがゆえに、最悪の社会人のスタートとしてしまいました。

支店長からも指摘を受け、私としてはこれ以上指導に関わる自信を喪失していました。

③ 転機となったMさんとの出会いと2人のチーム

ちょうどそのタイミングで異動があり、次席(支店のナンバー2)が代わりました。

Mさん登場。

私の証券マン人生を一番大きく変える人との出会いです。
彼のポジションは、異例の若さでの抜擢。
支店の成績の不調を立て直すべく、呼ばれたのでしょう。

私と彼は年次が10離れています。ただ彼より年下で一番年が近いのが、私。
支店の業績を上げるために必然的にターゲットは私に向きます。
私をチーム長として抜擢したのです。
(Mさんとのエピソードは多々ありますが、今回はこの抜擢のみの登場。)

とはいえ最初は様子見。

私はチームを任されることになりましたが、メンバーは私ともう1人。
合計2人というチームです。
(他のチームは5名以上なので実質としてチームというのか?)

結果としてこの役割がマネジメントの原点となりました。

メンバーは私ともう1人。
彼自身も異動してきたばかりで仕事がうまくいかず悩んでいました。

毎日向き合いました。
毎日2人での打ち合わせ。

私としても彼に成績を上げてもらわなければ困ります。
二人で成績を上げないとチームの目標を達成できません。

あくる日もあくる日も彼とどうやったらいいかの話し合い。
良かったことをシェアして、改善を繰り返す。
1つの目標に向かって彼と二人で必死に知恵を振り絞りました。
また仕事以外のこともたくさん彼と話をしました。

しかし初月は未達成に終わる。
上層部からも厳しい声がありましたが、必死に堪えました。


次月は最終日でギリギリの100%を達成。

その次の月は150%超え!!

ポイント

・2人で共通の目標が合った。
・徹底的に向き合ったことにより互いの信頼感が生まれた。
・信頼関係が目標達成への強い原動力となった。

結果としてチームの結束力も個々の能力も上がりました。

成果が出た後はプラス2人が加わり、4名の課に。
やることは同じ。

共通の目標&メンバーと向き合い信頼関係を築く。

加わったメンバーも仕事の成果が上がらず悩んでいましたが、
同じチームになってから成長を遂げていきました。

チーム全体の成果も3ヶ月中2ヶ月で200%超えを連発する大躍進。
その後メンバーがさらに2人加わり6名、
最終的に10名のチームとなるまで成長ができました。

まとめ

私がやったしくじり
・自分のやり方を強制する。
・自分の目標と相手の目標が違う。
・できていないことを相手の責任にする。

教訓を活かしたやり方
・チームで共通の目標を持つ。
・メンバーと向き合う。
・信頼関係を築く。

内向資質をどう活かしているか?
チームで共通の目標を持つ
→やることをシンプルにする。1つに絞り迷いを無くす。
メンバーと向き合う。
→苦手な1対Nではなく、得意な1対1で向き合う。
・信頼関係を築く。
→相手の内面と向き合うことにより、関係を深くする。

以上になります。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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