宇都宮秀男

赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュパラ代表のコラム。ちょっと一息つきたい時にクス…

宇都宮秀男

赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュパラ代表のコラム。ちょっと一息つきたい時にクスッと笑えるものを目指しています。時に1mmも面白くない回もございます。そんな時は作者の苦悩を察して、みんなで「いいね」を押して励ましましょう。

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はじめまして! 宇都宮秀男(うつのみやひでお)と申します。 私は赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュラルパラドクス(通称ナチュパラ)の代表をしています。2022年で10周年を迎えます。 脱サラして好きなことで起業したので、当時の独立奮闘記とその後10年続けられた理由を、友人のライター永妻優一氏が物語にしてくれました。 1. なぜ好きなことで起業したのか? 私は1981年、大分県別府市で生まれました。高校まで別府で過ごし、明治大学を卒業後、新卒でインテリジェンス(現

    • スタートアップW杯・東京予選大会に初めて参加してみた。

      もちろんファイナリストとして、ではなく、ただの一観客として。 メガネをかけてジャケットを羽織ってトロフィーを持っている男性はもちろん僕ではない。この人は優勝したデジタルエンターテイメントアセットのCEO、吉田 直人さんである。(おめでとうございます!) 初めて、この大会の存在を知った時、ワクワクした。 世界最大級のグローバルピッチコンテスト・カンファレンスであり、世界75地域以上で地域予選が行われ、地域予選で優勝した企業は、サンフランシスコで開催される世界決勝戦に招待さ

      • 人生で大切なたったひとつのこと

        そんなストレートすぎるタイトルの本を見かけたのは、 六本木ヒルズのライブラリ(アカデミーヒルズ)だった。 ふと受付近くのボードを見ると、ライブラリがおすすめする本の紹介文が目に飛び込んできた。 最後の最後に伝えたいことー。 冒頭の一文は胸に迫るものがあった。実はこのライブラリは今月末で閉館するのだ。 この言葉が、高齢となった本の著者が若者に向けて最後に伝えたかったことなのか、ライブラリの人が最後に僕らに伝えたかったのかは分からないが、その両方の可能性を兼ねて届けたい気

        • 文学フリマに行ってみた

          みなさんは文学フリマを知ってますか? 「文フリ」と略されることも多いようです。 友人が出展すると聞いて、その存在を知った文学フリマ。一言でいえば、プロアマ問わず、たくさんの人に門戸が開かれた文学作品の展示即売会。 公式サイトによれば、それは、出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売する場所。 作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実に幅広い。 驚いたのはその開催規模だ。

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        記事

          ラスベガスで映像の未来を考える

          映像の起源をご存知でしょうか。 エドワード・J・マイブリッジというイギリス出身の写真家が1878年、カメラを12台並べ、疾走する馬の連続撮影を成功させました。 多くの人はここで初めて「馬がどう走るか」を知ったといいます。マイブリッジは他にも様々な動物や人の動きを収めた連続写真集を刊行。それを見たトーマス・エジソンが「映画」を発明する契機となったといわれてます。 1891年に映画を見る装置キネトスコープが誕生し、1911年には農村だったハリウッドに最初の映画スタジオが誕生

          ラスベガスで映像の未来を考える

          ドジャースタジアムで大谷翔平の試合を観戦してみてわかったこと

          サンフランシスコからロサンゼルスへ飛行機で向かう。 およそ1時間30分ほどで着く。 向かったのはドジャースタジアム。 ドジャースvsパドレスの試合が行われる。 完全なる「にわか」ドジャースファンだが、せっかくなので大谷翔平の試合を観戦したいと思って予約していた。 だが写真のとおり雨天である。試合が行われるか不安だ。 たまたま屋根のおかげでギリギリ雨に濡れない席だったが、開始時間の延期を知り、しばしスタジアム内を散策。 あ、「ドジャー・ドッグ」だ!! にわかファン

          ドジャースタジアムで大谷翔平の試合を観戦してみてわかったこと

          スタンフォード大学で夢を見て、アップルパークで夢破れ、草間彌生と世界一高い木に癒される

          サザンオールスターズの好きな曲にこんな歌詞がある。 桑田さんの体験から生まれた歌詞かと思いきや、実際は「じゃらん」や「るるぶ」横浜版を見ながら観光スポットが記載されている記事にラインマーカーを引きながら歌詞を書いたらしい。 それゆえに桑田さん自身も「にわか」と自虐的に語っていた。「にわか」でも強烈なリアリティを感じさせるのだからすごい。 そんな横浜から遠く離れたサンフランシスコで朝を迎え、車でおよそ50分のところにあるスタンフォード大学へ向かった。 世界大学ランキング

          スタンフォード大学で夢を見て、アップルパークで夢破れ、草間彌生と世界一高い木に癒される

          カリフォルニア洗濯物語

          サンフランシスコに到着。 向かった先はゴールデンゲートブリッジ。 想像していたものより圧倒的に大きい。 そして徒歩で歩けることを現地で知る。 晴れ渡る空の下、ゴールデンゲートブリッジを歩く。 すぐ隣を車が猛スピードで走る。 まぁまぁ、うるさい。 その場所に行って初めてわかることはたくさんあるが、「ゴールデンゲートブリッジは歩けるけど、うるさい」 という誰もワクワクしない情報を収集することもある。 1937年に完成したとは思えないほど立派なつくり。ちなみに名前の由来は

          カリフォルニア洗濯物語

          アメリカ西海岸、寝台列車の旅

          ポートランドの早朝、フォレストパークを走りおえると、街の向こうにそびえ立マウントフッドに目を奪われた。 わずかばかりの滞在だったが、ポートランドへの名残惜しさより、今日、人生初めて寝台列車に乗る期待が上回る。 僕はユニオンステーションに向かった。 アムトラック。学生の頃からずっと「いつか乗ってみたい」と思ってきた鉄道だ。 手書きの乗車券が旅情を誘う。そして待合室でフリードリンクを飲みながら待つこと30分。 ついにアナウンスが流れてホームに降り立つと、巨大な鉄板を貼り

          アメリカ西海岸、寝台列車の旅

          ポートランドを散策してみた

          朝起きて近くの森林公園に向かう。 朝露の匂いが香る森。自然と呼吸が深くなる。 街と森との距離の近さに驚く。 まるで高尾山のふもとに渋谷があるようなイメージだ。 朝からトレイルランをしている人たちがいる。しかもペットと一緒に走る人も多い。みんな気さくに挨拶をかわす。 散策のつもりが思わず自分もつられてトレイルランを始めてしまう。山をくだってホテルまで走り終えると地元の人が通いそうなカフェに入った。 自然の中での運動を終えて、街の中で食べるモーニングは健康的だ。 そして

          ポートランドを散策してみた

          ポートランド旅行記

          ポートランド。 そこは僕がずっと行ってみたかった場所だ。 アメリカ西海岸、オレゴン州にある町。 人口わずか63万の小さな町だが、全米で「最も住みたい町ランキング1位」にも選ばれたりしている。 「ポートランドって何があるの?」と思うかもしれない。 実際、特筆すべき観光名所はない。ゴールデンゲートブリッジもなければ、ハリウッドサインも見えない。 一言で言えば「緑豊かでスローライフな町」と言えるかもしれない。 おしゃれで小さなお店がたくさんあり、 町のいたるところに緑

          ポートランド旅行記

          アメリカに行きそびれた僕は、韓国でそうめんを食べた

          アメリカへの出張旅行。 直前まで仕事に追われていたので、出発当日になって慌てて準備を始めた。 帝国ホテル発成田空港行きのバスを、壁面の綺麗なホテルのカフェで1杯のコーヒーを飲みながら待つ。 わずかばかりの優雅な一時を終え、会計を済ませようとしたら、まさかの2,000円を超える請求をされた。 思わず「欧米か?」とお笑い芸人のようにツッコミそうになった。もちろん欧米ではないし、円安の影響でもない。帝国ホテルにいたことを改めて実感し大人しく支払った。 リムジムバスに揺られ

          アメリカに行きそびれた僕は、韓国でそうめんを食べた

          はじめてのクラファンで目標未達のまま残り1日を迎えた男の話

          はじめてのクラファンを仲間とともに挑んで、 ついに残り1日を迎えた。目標は達成していない。 今日は、今の正直な心境を語りたいと思います。 クラファンに取り組んだこの3週間、なかなか思うように支援を集められず、自分の未熟さを痛感する日々でした。 それでも、みなさんの応援が本当に励みになりました。このnote(東京夜時)の読者の方も支援してくれたり、SNSでシェアしてくれてる姿を見て本当に泣きそうなくらい嬉しかったです。ありがとうございます!   もともと、このクラファンを

          はじめてのクラファンで目標未達のまま残り1日を迎えた男の話

          No スベり、No クラファン。

          みなさんはクラファンをやったことはありますか?「一度くらいなら支援したことはあるよ」という人も多いのではないでしょうか。 僕もその1人でした。クラファンに挑戦している人をみると「あぁ、頑張ってるなぁ、すごいなぁ」というくらいの印象でした。 よほど興味があるリターン品があれば支援するか、知り合いが頑張っているなら気持ちばかり応援したいな、というくらいの人間でした。 そんな僕も先日、ついに「クラファン挑戦中の人間」になってしまいました。 現在、クラファン終了まで残り6日間

          No スベり、No クラファン。

          誤字だらけなのになぜか読めしてまうnote

          こんちには! みなさん、おげきんですか? あれ!?ちょっと変な感じがましす? でも誤字らだけなのになぜか読めてますかね? 実はこれ「タイポグリセミア」って言うらしでいす。 文章の「最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めしてまう」現象のようです。脳内で勝手に補正されるのかもしまれせんね。 この文章を読むコツは一字一句を丁寧に読み込むのはでなく、サラッと流し読みするくらいがオススメすでね! 先日、喫茶店にある新聞を読んでいたら、この「タイポグリセミア」とい

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          人見知りの僕がなぜ「りんごちゃん」として熊谷マラソンに出場したのか

          世の中には2種類のランナーがいる。 コスプレするランナーとコスプレしないランナーだ。 大半が後者だ。人見知りの僕はもちろん後者だ。 コスプレして走る人のメンタルが信じられない。 そして、昨日、『第34回熊谷さくらマラソン大会』が開催された。そこで僕は「りんご」のかぶり物をかぶって出場したのである・・。 レース前夜、六本木の街に繰り出した 話は正月にさかのぼる。箱根駅伝を見ながら「今年は自分も走ってみようかな」と熊谷のマラソン大会10km部門にエントリーした。 ジムの

          人見知りの僕がなぜ「りんごちゃん」として熊谷マラソンに出場したのか