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自己紹介

はじめまして!
宇都宮秀男(うつのみやひでお)と申します。

私は赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュラルパラドクス(通称ナチュパラ)の代表をしています。2022年で10周年を迎えます。

脱サラして好きなことで起業したので、当時の独立奮闘記とその後10年続けられた理由を、友人のライター永妻優一氏が物語にしてくれました。Amazon電子書籍で発売したところ、Amazonランキング13部門で1位を獲得し、たくさんの人に好評をいただいています。

1. なぜ好きなことで起業したのか?

私は1981年、大分県別府市で生まれました。高校まで別府で過ごし、明治大学を卒業後、新卒でインテリジェンス(現・パーソルキャリア)という会社に入りましたが、まったく売れないダメ営業マンでした。営業成績はどんどん下がるのに、ニキビの数だけがどんどん増えていきました。

そんな時、当時20万円くらいの業務用カメラを趣味で持っていたので、結婚式のビデオや社内イベント用の映像など次々に依頼が増えていき、気がつけば口コミで社内外にファンがどんどん増えていきました。仕事がつらい現実逃避もあいまって、自分の居場所を探るように映像制作にのめり込んでいきました。

その後、営業マンとしても成果を出せるようになりましたが、20代も終わりの頃になると、このままサラリーマンを続けていくべきか、それとも好きなことで勝負するか、私の中で葛藤が生まれました。そんな時に、私の運命を決定づけた作品があります。友人の結婚式のビデオです。

仲の良かった同期と、後輩の愛ちゃんが結婚するということで、とてもおめでたい話だったのですが、世田谷育ちの愛ちゃんは東京を離れて、知り合いが誰もいない他県にいくことをとても寂しがっていました。僕としては何とか元気づけたいと思い、同僚たちと一緒にサプライズムービーを制作し、結婚式当日に上映しました。

ご覧いただけたらわかりますが、同僚たちに協力してもらって132人で「愛は勝つ」のリレーを歌ったのです。映像的な技術は何もありませんでしたが、この映像を上映した時、新婦の愛ちゃんは大笑いしながらも、最後には号泣していました。その後の予定していたスピーチも語れないほどに泣いて喜んでくれました。そしてその後、手紙をいただきました。

「秀男さん、ありがとうございました!!
 結婚式のあと一週間の間に
 200回くらいリピートして毎日見てます。
 見るたびに笑えるし、泣いちゃいます。
 本当に、一生の宝物です!」

(新婦からの手紙)

これほどまでに人に喜んでもらえるのは自分には映像しかないと思いました。これを仕事にできたら、まさに天職かもしれないと思いました。また本人たちの許可をとってYouTubeにアップしたところ、なぜか20万回くらい再生されて、たくさんの温かいコメントをいただきました。たった1人のために心を込めてつくったものは、たくさんの人の心にも届くのだと映像の可能性に強く惹かれました。

その後、またいろいろな出来事が重なって(この辺りの話はぜひ本でお楽しみください)、2010年の9月、29歳の秋に私はインテリジェンスを辞めて独立しました。辞めた当初は心もとなかったですが、日本元気塾というビジネススクールで、元伊勢丹のカリスマバイヤーである故・藤巻 幸夫さんに認められ、ご支援いただきました。Francfrancの髙島社長からも「Francfrancの20周年記念映像をお願いしたい!」とチャンスをいただき、全国のファンの力を借りる映像を企画して制作し、好評を得ました。

また古巣のインテリジェンスの皆さんや、結婚式ビデオをつくってプレゼントしてきた多くの人たちから次々にお仕事を頂くようになり、たくさんの顧客に恵まれました。そして多くの愉快な、そしてものづくりが大好きな素敵な仲間たちに恵まれ、本当に沢山の方々の愛に感謝しています。

ナチュパラのゆるっとパーティ2023の様子

2. 今、どんな仕事をしているのか?

おかげさまでたくさんの企業・自治体から仕事の依頼をいただき、動画広告や企業映像(会社紹介・サービス紹介・採用研修・ビジョンムービー・インナー/アウターブランディング)など幅広い用途の映像をつくっています。ビジネスのことも理解して、クリエティブのことも精通しているという点がお客様に非常に支持されているポイントです。そしてわかりやすく、熱量のあるものづくりに定評があります。私も情熱系プロデューサーとして、多くの人をエナジャイズする映像をつくっています。

表現ジャンルも、ドキュメンタリー・ドラマ・バラエティ・3DCG・アニメーション・モーショングラフィックなどほぼ全ての映像に対応します。それぞれの得意なクリエイター・プロデューサー陣が適宜タッグをくんで制作するスタイルなので、非常にフットワーク軽く、あらゆる要望にお応えできるのが強みです。より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

また他にも、新サービスとしてライブ配信の代行支援・コンサルティングの【ライブ配信おたすけ隊】を開始。非常に心強い優秀なスタッフたちが中心となってサービスを運営しており、多くの企業さまにご愛顧いただいてます。

さらには、中学生向けのワークショップなども10年近くやっており、今後は「ナチュパラのワ!」として、さらに多くの子どもたちや大人の人たちにもワを広げて映像をつくる楽しさ、面白さを広めていきたいと考えております。

(荒川区立の中学校でのワークショップの様子)
(ナチュパラのワ!のロゴデザイン)

そしてショートムービーが大好きなので、それはオリジナル作品として量産し続けられる仕組みをつくりたいと思います。すでにナチュパラで働くママさんクリエイターたちが幼児向けアニメとして「なちゅきっず」を立ち上げ。どんどんこういう自発的な動きを支援していきます。

さらには、ナチュパラ以外の仕事として、日本最大級の映像クリエイター向けサイト「Vook」(ブック)の人材事業(Vookキャリア)の立ち上げ支援をおこなっております。1人でも多くの映像クリエイターのよいキャリアを支援し、映像業界の発展に貢献していきたいと考えております。

3. これから考えていること

今、まさに今後の10年、いや100年に向けてさらに会社を進化させていくべく、その道を模索している段階ですが、主には下記4点です。

  • 映像制作・ライブ配信事業のさらなる可能性の創造

  • 上記に付随した事業継承者やスタッフの採用・育成

  • 映像制作の経験・ノウハウの共有

  • 新しい事業モデルへの挑戦

今までの成功体験にとらわれず、もっともっと映像が持つ人の心を動かす可能性を追求し、自分たちの可能性もさらに広げて、次の10年で年商100億円の企業に成長させることが今の私にとっての目標です。年商100億という数字も大富豪にりたいという話ではなく、それくらいの価値あるサービスを生み出したいという意気込みなのです。あ、でもちょっとくらいは財布に余裕あるといいですけどね笑。

電子書籍でも書いたように、より多くの人が「好きなことで生きていく」世界の実現に貢献していきたい。それに今、とても生きづらさを感じている人も多いと思うので、少しでも誰かが傷つくことのない世界に近づけたい。

漫画家の赤塚不二夫さんが作品を通して伝えてきたように、どんなときも「これでいいのだ」と自己肯定感をもてるような人を増やしたい。それぞれの人に他人には言えないような苦悩や苦労はあるかもしれない。だけど、せっかく一度の人生なのだから、感謝の気持ちと自己肯定感を持って過ごせる人が増えるといいなと思っています。

そして、いろいろな「思い込み」や「先入観」をとっぱらい、より多くの人が、自分のやりたいことに素直にチャレンジできる世界をつくりたい。新しいことを試みるハードルを下げて、たくさんの人の行動範囲を広げられるような、みんながワクワクするサービスや作品をつくりたい。それによって、みんなにとってのより良い一歩の動機をつくることが私の実現していきたいことです。

まとめ
①好きなことで生きやすい世界をつくりたい
②傷つくことの少ない世界をつくりたい
③何はなくとも自己肯定感の高い人を増やしたい
④新しいことを試みるハードルを下げたい
⑤より良い一歩の動機をつくりたい

何かちょっと大上段からものを申してるような言い方に感じられたらすみません。ただ、これらは裏を返せば、自分がたくさん悩んできたからこそのメッセージでもあります。かつて自分が悩んできたことを、他の人たち(特に若い人たち)には同じように躓いてほしくない気持ちの裏返しなのです。なぜなら、時間は有限なものだから。限りある時間を無理して苦しまず、自分の幸せのためにたくさんつかってほしいからその後押しができるようサービスや作品を生み出したいのです。

4. このnoteで発信していきたいこと

昔からブログは好きだったので、このnoteも頻度は高くないかもしれませんが、自分の趣味も兼ねて、好きなように自分のペースで書いていきたいと思います。ただ、今、落ち込んでいたり、悩んでいたりする人のそばにそっとお供するような、そしてちょっとだけクスッと笑えるような楽しいコラムを目指したいと思っています。

主には下記の内容での投稿が多くなると思いますが、それぞれにカテゴリを分けてマガジンを用意しましたので、気になったものだけでもご覧いただけたら嬉しいです。少しでもみなさんの人生に有益な何かがお届けできれば幸いです。

  • ナチュパラなどの映像関連情報

  • 独立・起業・ビジネスに関するお役立ち情報

  • 日々のできごと

  • 旅先のできごと

  • エンタメ鑑賞録

以上、長々と失礼いたしました。最後まで読んでくだり、大変嬉しく思います。気に入っていただけましたら、ぜひお気軽にフォローや♡をいただけると嬉しいです!皆様にとっても今日という日が良き1日となりますように。今後ともよろしくお願いします。

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