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日本の「お土産」と海外の「Present」の違い

どうも、東京シェアハウスのかずです。
実は最近、ある運営者さんとお会いした時に話題に上がった話がとても興味深かったのでご紹介させてください。

お土産とプレゼントって何が違うの?

《ある日、シャアハウスを訪問した際の会話》

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東京シェアハウスかず:かず
シェアハウス運営者さん:運営

・・・コロナの影響で海外入居者が減っているという話から・・・

かず「やっぱり海外の方は日本人とは感覚も違いますよね?」
運営「全然違いますね、海外ではもともと小さい頃からシェアすることが
当たり前の環境で育ちますからね」

かず「シェアハウスって海外から入ってきたライフスタイルですもんね」
運営「日本では周りに配慮する、空気を読むことが良しとされてますよね。それに比べて海外はありのままの自分をさらけ出す。それでお互いを知れて距離感や付き合い方も選べる。それが結果的にベターって考えなんですよ」

かず「なるほど、結構真逆なんですね...」
運営「旅行とか行っても、日本の方はお世話になってるバイト先や会社など組織全体にまとめてお土産を買いますよね。話したことがない人でも一応、渡しといた方がいいよなー、みたいな」

かず「言われてみればそうかも...!プレゼントはあげたい人に贈るイメージですけど、お土産は何となくみんなにあげなきゃって意識があります」
運営「実際に海外に行ってみるとお土産って言葉はほとんど見ないんです。よく考えるとお土産自体が日本独自の文化かもしれません」

かず「人間関係の築き方が習慣としてそもそも違うわけですね」
運営「そういう意味でシェアハウスに住むとお互いの価値観がバランスよく混ざり合うので毎日がハッピーになると思います(笑)」

たしかに『お土産』と『プレゼント』って結構ニュアンスが違いますよね。
ちなみにここでの海外というのは欧米を指しての話だったと思います。

もちろんこれはあくまで個人的な意見なので全てが真実ではないでしょう。
ただ何気なく普段使っている言葉ひとつを取っても海外と日本には価値観に違いがあって大変興味深いと感じました。

日本とは違う、異文化に触れて

こちらの運営者さんはもともと留学生向けの学生寮を運営されている方。
多くの学生と交流を深める中でシェアハウスのような共同生活に対する感覚は海外と日本で大きく違ったと話します。

日本では相手を慮るという文化が定着しているので、なるべくコミュニティ全体に迷惑がかからないよう周りに気を配る傾向にあるように思います。
これは日本人の美徳と言われる一方、気疲れや人間関係の希薄化の原因になることもありますよね。

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海外は会話の通り、誰かがいることが普通の環境で育つことが多いのでまず「自分らしさを大切にする」という価値観が強いそうです

これは一見すると自己中心的な人ばかりなのかと思ってしまいそうですが、
言い換えれば自分を主張しても許される雰囲気が最初からあるわけです。

シェアハウスの可能性を広めたい!

シェアハウスはこの日本と海外の文化が融合した理想的な暮らしを実現できるような気がします。

気遣いの精神と自分を大切にする心は相反するものでなく共存できるもの。実際コロナが広がる以前、僕らが掲載する物件の多くは日本人と海外の方が一緒に生活を送っていました。いち早い収束を祈るばかりです。

本当の居心地の良さとはどういう状態なのか。

シェアハウスに限らず、そんな素朴な疑問を運営者さんとの対話で見つけることができました。また気になることを見つけたら、どんどんシェアしていこうと思います。それでは!

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