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初めて波佐見へ

東京西海 Salesチームの大久保です!
先日、波佐見出張へ行きグループ会社である西海陶器や窯元さんを周り、製造工程や出荷されるまでの流れを見てきました。
入社3ヶ月目、異業種からの転職ということで、初めましての波佐見焼をお伝えできたらと思います。

【波佐見焼とは】
波佐見焼は長崎県波佐見町で生まれ、街全体で「分業制」をとり効率よく大量生産することで、普段使いの器として全国に広まった歴史がありました。

型屋から窯元へ運ばれてきました。ゆっくり安全運転「お先ぇどうぞ」です。

分業の中身は、陶石から陶土を作る「陶土屋」、陶磁器を作るための石膏の型を作る「型屋」、型から生地を整形する「生地屋」、最後に釉がけや絵付などをして焼成する「窯元」があります。

以前スタッフが投稿した「陶土屋」と「型屋」についての記事です。こちらもぜひご覧ください!

[撥水]赤い部分はロウが塗られた部分で、釉薬をかけない部分に塗ります。

【人の手と機械】
訪れる前の波佐見焼への印象は分業制、大量生産という言葉のイメージから、機械的で人の手はかからないのかなというものでした。

しかし窯元を訪れその印象は大きく変わりました。

人の手による繊細で丁寧なものづくりが行われ、機械はサポート役にまわり手作業と上手に混ざり合っていました。

[釉がけ]繊細な仕事でした。この色で焼成後なんと水色になるそうです。

窯元さんの9つの工程。
[ はわき(生地の検品)→ 素焼き→ 絵付け(手描き、パット)→ 撥水(ロウ塗り)→ 釉薬かけ → 窯焼成 → 高台研磨 → 検品 → 出荷 ]

【分業はバトンリレー】
そしてどの職員の方も気さくに私の質問に答えてくださり、人の温かさと熱意を感じました。

それは窯元の街、波佐見の分業というバトンリレーで培われた一体感が故なのかもしれません。みなさんオープンで波佐見をそして焼き物の価値を高めていきたいと話されていたのが印象的でした。

細長い皿板はバランスが難しそうですが、ひょいっと運んでいました。

【まとめ】
今回の出張でひとつの器にたくさんの人の手と想いがあることを知り、私も波佐見焼のバトンを運ぶ一員になれた喜びと同時に身が引き締まる思いになりました。これからも皆さんに波佐見焼をお伝えしていきたいと思います。

また次の出張で陶土屋さんなども見にいきたいと思います!

ではまた次回〜!


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