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月経前症候群(PMS)の鍼灸治療

疫学:排卵後の黄体期に出現し、月経開始後2~3日で消失する症状のこと。通常、月経困難症とは区別される。焦燥感、うつ、不安感、無力感、頭痛、意欲低下、倦怠感、眠気、乳房の緊満感、乳房痛、肌荒れ、便秘、浮腫、肩こりなどが起こる。

原因:不明。エストロゲン、プロゲステロンなど内分泌機能の異常や心身症的要因、ワク〇ンの薬害などが考えられる。

注意点:心身症や精神疾患などとの鑑別が必要。

一般的な治療法:各症状に対する対症療法。薬物療法など。

当院の治療法:基本的には月経困難症、月経不順の治療と同じです。顎関節症(食いしばり、歯ぎしり)がある場合は斜角筋や胸鎖乳突筋が収縮したり、交感神経が優位になって、自律神経に異常を来すことがあるため、顎への刺鍼も必須となります。また、同時に週4~6日程度、15~30分程度のウォーキングなどの軽い有酸素運動をすることで、全身の血流を改善し、症状を軽減させたり、予防することができます。婦人科疾患対策としては、ウォーキングや腹巻の装着以外にも、腹部を毎日ゆたぽんのようなホットパックで温めるのも良いでしょう。さらに、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べて腸内環境を整え、免疫機能の向上とホルモンバランスの改善を図りましょう。 ちなみに、ワ〇チンには不妊を促す物質が入っているという告発動画も存在しますので、ワク〇ン接種を止めることで月経が正常化する可能性もあります。

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