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同棲とシェアアパート

上京して1年後、19歳の時に同棲を始めた。
あれは10年以上も前のことで、
東京のことが全くわからない頃の話。

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会社を退職して次の住み家を探していた時に、彼の家に住んでもいい?とダメもとで提案したことが始まり。

彼は私が去った会社でアルバイトをしていた大学3年生の男の子で、大学の目の前に住んでいた。今となってはよく受け入れてくれたと、感心する。

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同棲

当時会社の寮に住んでいたこともあり、すぐに引っ越す必要があったことも、彼の家への逃げ込みを後押しした。

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その家の大家さんは、彼のアパートの真横にピッタリくっつくように家を建てていて、まるで囚人を見張る監視員のようだった。

そんなことを考えながら大家さんへあいさつをしたので、半年間だけという条件付きでOKをもらい、期限付きの同棲生活が始まった。

しばらくして、あの時愛想よくしていたらもっと長く住めたのかな。と後悔した。

同棲は思った以上に楽しく、何ヶ月か生活してみて協力し合えるかが大切だと学んだ。

買い物をして料理を作る時も、洗濯を回して干すのも、掃除をするのも、必ず発生する家事は互いに"やります"の精神がないとうまくいかない。

ふたりが家事や家の問題を自分ごととして意識を持てるかが、うまくいくかのポイント。

また距離が近く長い時間を共にするので、話し合えるかも重要かもしれない。

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シェアアパート

今住んでいるシェアアパートの生活も考えたい。

住んでいるのは一軒家タイプで、12人が暮らしている。キッチン、お風呂、洗濯機など水回りが共用で、リビングはない。

交流はそこまで頻繁にはないけれども、全くないわけでもなく、外国籍の友達とご飯に行ったり、ジムで一緒に汗をかいたりと国際交流を楽しんでいる。

シェアアパートの楽しみは友達が増えることと、生活音が常にあるので孤独を感じない。

1人が寂しくて誰かと生活を共にしたい人にはピッタリで、私の住んでいるシェアアパートは別の物件にも移動ができる。

家具不要でフットワークを軽くできる上に、色々な街に住んでみるのも面白いだろう。

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生活音

どちらも経験してみて感じたことは、他人との距離が近く孤独や寂しさを感じずらい半面、近すぎて起きる衝突も少なからずある。

他人ということを忘れずにうまく共存していくことが、生活を共にする上で大切なのかもしれない。私はこれからも誰かと住み続けたい。

written by みんちゃん