見出し画像

思ったほど知らなかった歴史の学び直し


ごあいさつ

こんにちは。とくじろです。
今回は、気になるタグを見つけたので、
「私の学び直し」について書いていきたいと思います。

社会科こそ自分の誇りだったのだけど……

ぼくは学校があまり好きではありませんでした。
勉強が嫌で、苦手教科を受けたくないというのも理由の一つでした。
ただ、小中高と何故か社会科だけは得意でした。
地歴公民どれも勉強を苦だとは思いませんでしたし、
特に歴史は得意で自分でも誇りにしていました。

小中学校は行ったり行かなかったりだったこともあり、
全教科の成績がどんどん落ちて行きましたが、
社会だけは一定の成績を保つことが出来ていました。

しかし、大学を卒業して以降、自信をもって社会科が得意!
とは言えなくなるくらい知識がどこかの穴から抜けてしまいました。
「享保の改革って誰がやったっけ……?」
「リットン調査団って何調査したんだ……?」

とボロボロ知識が抜け落ちていました。
ただその時は勉強し直すということはなく、
「まあいいや。それより仮面ライダーV3見よ」という感じで、
分からないことはそのままにしていました。

きっかけはなんとなく

そこから月日が経ち、今からだいたい2年前、
何の前触れもなくふと、
「今の社会の教科書ってどんななんだろう?」と思い、
中学歴史の教科書を購入しました。

改めて教科書を読んでみた感想は、
まず、ぼくの時代の教科書より(記憶より)詳しくなっていました。
次に、教科書は読み物として優秀で、面白いのだと気付きました。
最後に、歴史は得意だと意気揚々としていたものの、
中学レベルでも初めて知ること、忘れていたことがたくさんあり、
ぼくは思ったより歴史を知らないのでは?と感じました。

一通り読み終えて、日本史の復習はある程度完了しましたが、
ここで「そういえば、世界史は更に知らないなぁ……」と思ったので、
山﨑圭一先生著『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
を購入しました(この時日本史も一緒に購入しました)。

すると、驚くぐらい世界史は理解していなかったことが分かりました。
自分では得意だと思っていた中国史もちょっと怪しいし、
欧州史も中世辺りはあやふや、中東史やインド史に至っては、
はっきり言って8割以上分からないことだらけ……
自分では社会が得意だと自負していたし、
実際学生時代はテストの点も取れていました。
しかし、まだまだぼくが知らないことはたくさんあるし、
もっと色々なことを知っていきたいなぁと知識欲を刺激されました。

そこから、各国ごとの歴史、現代史、地政学などに加え、
各国の衣食住、戦争史、『地球の歩き方』などの旅行のガイドブックなど、
ジャンルを問わずに片っ端から読んでいました。

その成果か、歴史だけでなく地理にも詳しくなりましたし、
各国の政治や経済を知ることで政経も詳しくなり、
何よりいままであまり知らなかったり、興味がなかった国にも
興味が沸き、知識の幅を広げるのは楽しい!と思いました。

子どもの時、何故か社会だけ出来たのはこういうことなのでしょうね。
記憶と辿ると、最初は家に貼ってあった世界地図+国旗一覧に目を引かれ、
そこから子ども向けの辞典・図鑑で知識を得ていました。
今回との共通点は「自発的に興味を持って学ぶ」というところですね。
そしてなにか一つでも興味を持つことが出来れば、
そこから派生して興味が芽生える。
そんな幼少期の時のような「なぜ?」「なに?」という純粋な疑問が、
学びを促進させていけるのだと思います。
心理学でいうところの「内発的動機付け」でしょうか。

これからの学び直し

つい最近、大学共通テスト・世界史Bの過去問を購入しました。
とくに受験用の勉強はしていませんでしたが、
ほとんどの過去問で平均点以上、8割取れた問題もありました。
点数が取れたことも嬉しいのですが、ちゃんと知識が定着していること、
また新しく知れたことがたくさんあることが嬉しいですね。
これをいい機会として、更に知識を広げる、また定着度の確認として、
歴検(まず3級?)に挑戦してみようとも考えています。

30代半ばにして再度社会科を学び直しているわけですが、
いくつになっても興味や知識を広げていくことは楽しいし、
続けていきたいと思っています。
これがぼくの学び直しです。
とくじろ

#私の学び直し


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?