100歳まで絶対に生きなければいけないとしたら
仮に死ぬこともなく、自らリタイアもできず、絶対に100年を生きなければならないとしたら、今まで生きていた年数の約倍以上を生きていかななければいけない。
遥かに長い期間をこれからをどう生きていけばいいのか分からない。
そこで、これからのながーい人生を生きていくために、私なりに4つのカテゴリーに分けてみて、自分と向き合いながら分析しようと思いました。
1. 幸せに生きたいのか、または不幸に生きたいのか
まず、「幸せに生きたいのか、それとも不幸に生きたいのか。」という根本的な問いがあります。
私なりのそれぞれに対する解釈はこうです。
「幸せに生きる」
心の声に正直になり、やってみたい、やりたい、そしてやりたくないことをやらないで生きる。
「不幸に生きる」
心の声を無視、見てみぬふりをしてやりたい、またはこうしていたいという本心から目を背けて無難に生きる。
(これは人それぞれ違うと思うので、自分なりの考えで設定してみてもいいかもしれません。)
そう考えてみたうえで私は、「幸せに生きる」を選択しました。
2. やりたくないことはなにか
「私はこれをやっていきたい!」
「これはできない、これはやりたいけど私には無理」
「自分のやりたいことってなに?」
いままでずっと心の声を見て見ぬふりをして生きてきた私にとって、答えがすぐに出てこず、深みにハマっていきました。
そこで「やりたくないことはなにか」を考えてみることにしました。
1. 組織(会社)に縛られたくない
2. 残業したくない
3. 時間(忙しく過ごすこと)に縛られたくない
4. 他人のスケジュールに縛られたくない
5. 嫌な人と関わりたくない
6. 騒がしい場所に住みたくない
7. 食べたくないものを食べたくない
などなどなど。
小さいことですら、やりたくないことはすんなり出てくるものですね。
3.やっていきたいことはなにか
そこで「やりたくないこと」に沿って、「やりたいこと」に変換していきます。
1. 組織(会社)に縛られたくない
2.残業したくない
3. 時間(忙しく過ごすこと)に縛られたくない
4. 他人のスケジュールに縛られたくない
→やりたいこと:会社に属さないで働く(または正社員にならないで働く)
5. 嫌な人と関わりたくない
→やりたいこと:自分が好きで関わりたい人、心地よいと思う人だけに時間を割く
6. 騒がしい場所に住みたくない
→やりたいこと:緑が多くて、海が近くにある場所に住めたら最高
7. 食べたくないものを食べたくない
→やりたいこと:美味しいものを食べたい。
「私はこう思っていたのか」とちょっと頭の中が整理できていきます。
4. 「やりたいこと」から「なにができるのか」を考えてみる
「やりたくないこと」から「やりたいこと」を踏まえて、「こうなっていきたい」を想像していきます。
「ああでもない、こうでもない」
「これだ!これがやりたい!」
まだまだ答えは出てません。
なので、「今の自分にはなにができるのか」「どういう行動ができるのか」と漠然としたアイディアを出していこうと思いました。
a) 会社に属さないで働く(または正社員にならないで働く)ためにできること
→会社に属さなくても良い仕事を見つける
『そのために今できることは?』
◆英語の専門性を高める
◆自分一人で完結できるような映像制作を学び直す
◆英語の専門性を高める
手探りながらも、一から英語のやり直しを始めました。
ありがたいことに今まで留学や海外での就労を経験していたので英語を生かせるのではないだろうかと。
そして、もし専門的な知識などがあったら、よりニッチェな分野の翻訳とかコーディネーターとか、何かしらの幅が広がるのではと考えました。
◆自分一人で完結できるような映像制作を学び直す
大学時代に映像の勉強をしていたので、英語同様に一からやり直してみようと思いました。
この退職して時間がある時に英語+映像編集を学び直したら、たとえ仕事として成功はしなくても何かしら得られる可能性があるのでは?と。
結果として20歳でやっていたことの原点に戻ってみたいと行動し始めることにしました。
b) 自分が好きで関わりたい人、心地よいと思う人だけに時間を割くために
◆誘われても気分が乗らない、この人と一緒の時間を過ごすと疲れると思ったら断る
「断ってもいい。その方が幸せだから」
そう思うとものすごくスッキリと悩むことがなくなりました。
c) 緑が多くて、海が近くにある場所に住みたい
◆いますぐ行動に移せなくても、調べてみる
「私がやりたいとことをやっている」
自分の理想の場所を調べてみるだけでも、あたらたな挑戦をしているように思えてきます。一歩一歩進んでいるはずです。
d)美味しいものを食べたい
◆その時に食べたいと思ったものを食べるように心がける。
「これが食べたい気分だけど、自分一人だし、適当なものでお腹が満たされればいいや」
「これちょっと値段高いし、自分にはもったいない」
この考えを捨てると決めてみます。
その時に自分が食べたいと思うものに関しては、なるべくそのように。
値段が高いと思うものに関しては自分のご褒美として。
そう意識を変えてみると、ちゃんと生きている気がしました。
5. 現在の状況
「とりあえず今の仕事を続けていたら生きていける」
会社員時代には余裕もなく考えることすら疲れてしまっていて、今思えば本当にただ生きているだけだったように思います。
「この先をいかに幸せに生きられるか」
「残りの人生今までの年数の3倍くらい生きていくのか。だったら失敗してもいいから、これ、やってみようかな」
退職して時間ができると自分の感情の整理と共に、自分に対して前向きになり始めたような気がしています。
こう思えたり、行動でき始めたと考えると、怖くても仕事をやめて一旦考える時間と余裕を持てたことは、遠回りかもしれないけどよかったなと私は感じています。
まだまだ答えは出ませんが、自分の幸せに向かって行動できたらいいですよね。
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