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[ときめき探し]360度、造形美!竹山団地@横浜市緑区

あるときYouTubeで見かけ、その個性的な建築デザインに魅せられて、ずっと気になっていた「竹山団地」。

竹山団地とは・・・

JR横浜線鴨居駅にある大規模公社住宅。昭和43年に着工。昭和45年から入居開始。総戸数は約3300戸で、そのほとんどが分譲住宅。団地の主要な施設が、団地中央の巨大な調整池周囲に配置され、住棟が水の上に浮いているかのような近未来的景観が楽しめます。

公団ウォーカー

なんとなくですが、昔みたアメリカのSF映画「ガタカ」を思い出しました。この古いとも新しいとも言えない宙に浮いたデザインが、私的に非常にツボに入ってしまった。

そして昨日、その団地を見るためだけに、その地を訪れてまいりました。

まず全体像はこんな感じ。

池にせり出す足組が特徴的です。なにか似たようなものを以前見たような・・・
ああ、そうだ!
京都の清水寺「清水の舞台」の「懸造(かけづくり)」の構造に似ている気がします。

そして、池には鴨の家族が住んでいました。”鴨居駅”だけに!

Youtubeで見たときには、赤ちゃんだった鴨たちも、
お母さんと見分けがつかないくらい大きく成長していました。

さて、ここからは、汗をかきかき撮影してきた、竹山団地の魅力満載な写真作品をご紹介させていただきます! 

適当にした部分がどこにもない。
アール型にしびれます。ここはローマか?(言い過ぎ?笑)
面があちこちに向いていて、まるでエッシャーの作品のようです。
階段の踊り場部分です。ランダムに配置された穴のデザインが、普通じゃないですね!!!
壁であり、滑り台であり、ベンチでもある。連続的な機能デザイン。
影までもが計算されたかのようなカッコよさ。
天窓です。ここから採光した光が階下を照らしています。
なんだか巻貝のようですね。
ぐるぐる回る。見える景色が変わる。
あらゆる角度からそのデザインを楽しませる竹山団地にピッタリな階段です。
この筒状の穴はなんでしょうか。タコの吸盤のような。
本当に隅々まで抜かりなくデザインされています。


いかがでしたでしょうか。
竹山団地の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。(*^-^*)

昭和43年につくられた建物が、こんなに色あせずに存在し続けていることにも驚かされますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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