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2015年頃の写真に関する散文

ドストエフスキーのような総合小説が書きたい。
でも書けないから、写真で描きたい。
文章と写真は、とてもかけ離れているように思えるし、ある部分でとてもよく似ているとも思う。

小林紀晴さんや平間至さんに言われたことを思い出す。
「好きな写真家がたくさんいるでしょう」
そこで内田ユキオさん
「それでいいんじゃない」

写真はいつの間にかあらゆるコードを含むようになる。
ウェブになり、紙になり、髪にはならず印画紙になり、情報は過剰に加速する。

同時に、藤代冥砂さんの言葉を思い出す。
「様々なカメラを使ってきたから、例えば小さなコンデジでも、ハッセルやローライの気分で撮れるんだよね」

あぁ、確かになぁ。
そこに、それらのカメラに、写真家が乗って行く。
アラーキーが森山が中平が、ライアンマッギンレーがサッセンが、リーフリードランダーがアーバスが。

行き着く先はスーパーフラット?村上隆じゃないでしょうよね。
大丈夫だ、その前にグルスキーがいる。

よーしまだまだ。アンドレアスに、ピクチュアーだ。

http://tokimarutanaka.tumblr.com

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