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【告知】コーラス・エクスポin鹿児島2024

演奏会のご案内

久し振りの投稿は、演奏会の告知。
「コーラス・エクスポin鹿児島2024 〜西に沸る若き合唱団たち〜」を2024年9月29日(日)に開催する運びとなりました。

「コーラス・エクスポin鹿児島」とは


 私の自主企画。やや大袈裟ですが、鹿児島においてその名の通り合唱の博覧会となるような演奏会として企画しています。
 第1回は2017年。「現代に生きる邦人作曲家たち」と題し、4つの合唱団による4つの合唱組曲(または曲集)を紹介したのでした。
 間が空きましたが第2回は昨年2023年。コロナ禍で大きなダメージを負った合唱団たちにとって再興の機会・PRの機会となることを目指し、合唱祭形式で開催。「沸る薩摩の合唱団たち」をテーマに、児童からシニアまで実に19もの合唱団が出演し熱演を繰り広げたのでした。
 前回の詳細はこちら↓↓


2024のテーマは「若者たち」


 さて、今回のテーマは「西に沸る若き合唱団たち」。
若き合唱団たちとは、おおよそ20〜40代くらいの青年たちが柱として活躍している合唱団をイメージしています。

なぜ「若者」なのか


 学生としての合唱活動を終え、社会人として世に出てから合唱をしようと考えた時。その受け皿は現状では決して充分ではないと私は考えています。まず、鹿児島は団体数も多くはない。そしてどこも小規模。それが悪いと言いたいのではなく。この世代の合唱活動をより活性化させ、学生合唱の次のステップの選択肢を充実させることは、合唱文化の維持や継続、発展には欠かせないと思うのです。そして自身がその世代であって、フリーランス合唱指揮者なのですから、私こそ力を注ぐべきだろうと。

若者の抱える困難

 20〜40代の方々を思ったとき、とにかく活動の「継続」が困難であるという課題に直面します。
 ・めでたく就職。合唱も続けたいけど、まずは社会人として仕事に慣れてから…仕事が落ち着いてから…
 ・結婚しました。出産しました。毎日仕事と育児に励む日々です!
 ・転勤が決まりました!これまでありがとうございました!
 などなど。どれも喜ばしい美しいお話だったりするのですが、こうして「ライフステージの変化がたくさん起こる」のがこの世代。若い一般合唱団ではこれらの理由で仲間とお別れすることがとても多く、とにかく活動を「継続」することが難しいのです。
 そしてそこに食らったコロナ禍。合唱団はどこも例外なくダメージを負いました。
 

繋ぎ、刺激し合うこと


 さて、多くの課題を抱えつつも、合唱活動に励み楽しんでおられる若者たちを集めた今回のエクスポ。「西に沸る」からもお分かりの通り、鹿児島はもちろん、九州のあちこちから、遠くは広島県からの熱いご出演があります!
 なぜ鹿児島にこだわらず、他県まで広く募集をしたかというと。私の知る熱き若者たちを、出会わせたい、繋ぎ合わせたい、互いに歌い聴くことで刺激し合いたい、そんな思いでの企画なのです。昨年Qと参加した広島での「コーラスサミット」の影響も大きいですね。
 私は仕事柄、これまでに他県の熱い合唱人とも多くの出会いがありました。そんなステキな方々にお声かけしました。若者たちが出会うこと、刺激し合うことで生まれる化学反応がきっとあるはずなのです。そしてそれぞれが地元に帰り、さらなる輝きを放つはずなのです。刺激を受けたら、ジッとしてはいられないはずだもの。

出演団体

画像をご覧になることができますでしょうか。
広島〜鹿児島の12団体。
本格派ももちろん、ユニークなところもあり、曲目も実に多彩。
そしてこの日限りの合同演奏もあります。
もうワクワクしかない。

広島〜鹿児島から12団体。


若き熱き歌声をお聴きください

 2024年9月29日(日)、カクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)県民ホールにて開催です。
 大学生や高校生には特にお聴きいただきたい。なぜなら、あなた方が次のステップで合唱活動を検討する際、その選択肢になる団体たちだから。なんて贅沢な見本市!
 多くの方々に、若者の歌声を受け止めていただきたい。彼らがどのように歌声を紡ぎ、簡単でない日々の中でどうやって合唱と向き合っているのか、演奏を受け止め、盛大な拍手を送ってあげて欲しい。主催者としてそのように思います。
 あなた様のご来場を心よりお待ちしております。
 

チラシ。エクスポ自慢のデザイナー作

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