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牡蠣のバター焼き

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🦪季節のごちそう

今年も牡蠣の季節がやってきました。
牡蠣が食べられるのは、英語で“R”の付く月だという話を聞いたことがありますが、たしかに5~8月のスペルには“R”がありませんね。
偶然なのでしょうが、そういうところに閃く人がいるというのは興味深いです。

牡蠣といえばお鍋、生牡蠣、カキフライ…いろいろな料理がありますが、今回はちょっとフレンチ風かつ、親しみやすい洋食屋さんのイメージでバター焼きにしてみます。

🦪牡蠣の下ごしらえをします

材料(2皿分)
牡蠣…10粒
大根…70グラム程度

牡蠣の汚れを取るのに、大根を使います。

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ボウルにおろした大根と牡蠣を入れます。

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大根おろしの中で牡蠣の身をつぶさないように、優しく動かして洗います。

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だんだん大根おろしと汁に色がついてくるので、ひとしきり洗えば汚れが取れているのが目で確認できます。

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洗った牡蠣をキッチンペーパーにとって、水気をよく切ります。

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牡蠣を洗ったあとの大根おろしはこんな感じです。

🌿付け合わせを準備します

続いて付け合わせを準備します。

牡蠣との組み合わせが定番の素材といえば、ほうれん草。
今回は塩茹で豚、マッシュルームと合わせてソテーにします。

材料(2皿分)
ほうれん草…2把
にんにく…1片
マッシュルーム…2個
塩茹で豚…2切
オリーヴオイル…大匙1
バター…10グラム
こしょう…ひとつまみ

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材料はこんな感じです。
茹で豚はベーコンでもOKです。

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ほうれん草はさっと下茹でをします。
ほうれん草に含まれるシュウ酸は、尿管結石の原因になるということですが、水に溶ける成分なので、下処理として茹でるのがおすすめです。

実は知人が独身の頃、健康にいいと思って、毎日ほうれん草をモリモリ食べるようにしていたら、ある日…。
病院に行ったらズバリ尿管結石と診断されたというエピソードがありました。

とはいえ毎日大量に食べるのでなければ、結石ができる可能性は低いのだそうです。ただ自分はわりと好きで食べる機会も多いのと、茹でることで噛んだときの軋むような食感はなくなるので、下茹ではするようにしています。

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茹でたほうれん草は流水にさらして、よく絞ります。

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にんにくとマッシュルームは薄切り、茹で豚は拍子切りにします。

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フライパンにオリーヴオイルとバターを入れて火にかけます。

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バターが溶けて泡立ってきたら、弱火にしてにんにくを入れます。

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にんにくの香りが立ってきたら、マッシュルームと茹で豚を入れます。
このあとはあまり頻繁に具を動かすのではなく、豚肉の表面にかりっと焼き色がつくようにじっくりと弱火で焼いていきます。

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豚肉に焼き色がついてきたら、ほうれん草を入れて強火でさっと炒め合わせて、こしょうをふります。

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今回は有塩のバターを使っているので、塩はしていません。

🦪牡蠣のムニエルを焼きます

さて、いよいよメインの牡蠣を焼いていきます。

材料(2皿分)
下ごしらえした牡蠣
小麦粉…大匙2
オリーヴオイル…大匙1
バター…10グラム
こしょう…ひとつまみ
レモン

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水気をよく拭いた牡蠣にしっかりと小麦粉をまぶします。

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ほうれん草を炒めたときとおなじ要領で、フライパンにオリーヴオイルとバターを溶かしたら弱火にします。

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あとはじっくりと焼いていきます。

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焼き色がついたら返して、反対面もしっかりと焼き上げれば、身がふっくらと膨らんできて焼き上がります。

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仕上げに黒こしょうをふって、レモンを添えて出来あがりです。

🦪仕上げのひと味はお好みで

牡蠣の身も有塩バターで焼いているので、塩はしなくても大丈夫ですが、お好みで塩を振ってもよし、醤油を垂らしてもよし。
ケチャップやからしを添えるのもおすすめです。

あ、あとひと味にはシャンパーニュや辛口の白ワインを用意したいですね。
もちろんビールも好相性。
冬のおもてなしのテーブルにいかがでしょう。

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