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のり弁を作ってみた話🍱
🍱ほか弁屋さんの人気メニュー
温かいお弁当ってこの季節には嬉しいですよね。
といいつつ、子供の頃の想い出に繋がるのか、常温のお弁当も好きだったりします。
そんなわけで自分の中では、
自作のお弁当=冷たいまま食べる
お店のお弁当=ほかほか
という図式が出来上がっています。
そんなお店のお弁当には和牛すき焼き弁当とか、チキン南蛮弁当とか、ハンバーグ弁当とかいろいろありますが、コストパフォーマンスが高くてぜったい誰もが一度は食べたことがあるんじゃないかという、一番人気はのり弁じゃないかと思います。
🍱そんなのり弁を作ってみることにしました
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640518/picture_pc_e207eb24a7fc1a9f26f12ac3f4d8aa8f.jpg?width=800)
のり弁の理想は…
・のりとおかかのご飯
・魚フライ
・ちくわの天ぷら
・キンピラ
・玉子焼き
って感じかなと思います。
🍱まずキンピラ
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640599/picture_pc_589ac78566cfca05a8a7f0b2cd3aa325.jpg?width=800)
キンピラの定番、ごぼうとにんじんにします。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640611/picture_pc_d9b8afac5321626c0b468f2a51c92846.jpg?width=800)
細く切りそろえたら、ごぼうは酢水にさらしてあくを抜いておきます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640630/picture_pc_46c75dc204fb700fb3ccf060bb35c7bd.jpg?width=800)
ごま油でしんなりするまで炒めたら酒を入れて煮詰めます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640650/picture_pc_ad48cf0ed38bb9a8aac6bce65d596a77.jpg?width=800)
醤油、みりん、砂糖を入れて絡めながら煮詰めます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640572/picture_pc_442a4857f48141fd94125a65343d202c.jpg?width=800)
ごまをまぶしてまずひと品できあがり。
🍱続いて玉子焼き
玉子焼きは個人的な好みは甘い味付け。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640709/picture_pc_58e6473ba365faeffe0be8d0feaf4345.jpg?width=800)
今回は砂糖に粉末出汁も入れて、焼いていきます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640730/picture_pc_3197182c795024e47be8f75963a4825f.jpg?width=800)
白身を切るように箸を縦に動かしてよく混ぜます。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640748/picture_pc_1efa25c00de0514b1828dd796b0c2964.jpg?width=800)
熱した玉子焼き用のフライパンに半量ほどを広げて焼いていきます。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640758/picture_pc_39d8ed10db9faba61b2e3c83ebec3d49.jpg?width=800)
最初に入れた分を箸で返して端にまとめたら、残りを足して焼いていきます。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640764/picture_pc_d2c2337ebfa9903963e03f88ac0b4faf.jpg?width=800)
四角く形をまとめたら焼き上がりです。
🍱タルタルソースは欠かせません
魚フライにタルタルソースがついているのり弁ってちょっと豪華な気がしますね。
お弁当屋さんだと、タルタルソース50円…みたいな感じでメニューに描いていることがありますが、必ず買ってしまいます。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640784/picture_pc_6b7dec331b7fe66257712ca0ffe1cf0f.jpg?width=800)
玉ねぎときゅうりのピクルスをみじん切りにして、マヨネーズとこしょうをたっぷり。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640795/picture_pc_83946b28a689fcdf34c1d60931129904.jpg?width=800)
よく混ぜてタルタルソースの完成です。
🍱メインはお魚フライ
のり弁のおかずの目玉は魚フライ。
白身が定番ですが、今回はスーパーで特売になってたのでイワシにしました。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640831/picture_pc_cc0f87aa4ea3f37ee3e6bf9c3c82f6d0.jpg?width=800)
水で溶いたてんぷら粉→パン粉の順に衣をつけます。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640857/picture_pc_91af89c72a02bfaa69c0a6b16fd44236.jpg?width=800)
小麦粉をまぶして溶き卵をつけるのが一般的なレシピですが、てんぷら粉を使うと、卵が余ったりしないので、このレシピがお気に入りです。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640880/picture_pc_771bc6cff1d4f765ff1a1f1936a418a1.jpg?width=800)
イワシは火通りもよいので強火で一気に。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640895/picture_pc_ded6e870d5590c80f8c95b33a02d31f0.jpg?width=800)
途中で返して両面きつね色になればOKです。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640912/picture_pc_7aa31f03908dbc90876cc91db612ae94.jpg?width=800)
しっかりと油を切っておきます。
そうすることで冷めてもベタベタしたり、しつこく感じたりしないと思います。
🍱脇役のエースちく天
のり弁のおかずのもうひとつのメイン、脇役のエースがちくわです。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640922/picture_pc_527f6832b5a9bf1d54794c0b335cafbf.jpg?width=800)
斜めに切ると盛り付けたときに、ちょっと映える気がします。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640934/picture_pc_dfa461ded44afacf6ddc4a0668dd5325.jpg?width=800)
天ぷら粉をまぶして準備完了。
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64640959/picture_pc_187b47fda79759244614ac7605b1f855.jpg?width=800)
これもしっかり熱した油で揚げて、よく油を切っておきます。
ちくわって揚げると膨らんで急に大きくなってびっくりしますよね。
🍱主役は海苔とおかか
さて、おかずが揃ったら、のり弁がのり弁であるために絶対必要なのりご飯の必須パーツを仕上げます。
のり弁って、名前こそのり弁ですが、のり+おかか+醤油の組み合わせがご飯に載ってこそですよね。
![画像22](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641010/picture_pc_fbf7bb996fe6d60dcd1d47fee679e694.jpg?width=800)
かつおぶしを入れた鍋を火にかけて、おかかを乾煎りします。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641019/picture_pc_482b984e63e57979b4191801bb7e264a.jpg?width=800)
おかかの水分が飛んで来たら醤油を垂らします。
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641038/picture_pc_9b41a73e52177e4ffc2371c68e06a78c.jpg?width=800)
全体を混ぜてお皿にとります。
![画像25](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641058/picture_pc_ace7f02940088707f23713a7e60a5629.jpg?width=800)
かりかりになったおかかにさっと粒ごまを混ぜたらできあがりです。
![画像26](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641083/picture_pc_6c1ed3ae185e2be6df96afc21849b09d.jpg?width=800)
おかかと合わせるごはんを美味しくするポイントはもちろん、お弁当の名前にもなってる“のり”です。
のりはさっと直火であぶって水分を飛ばしてから、はさみで細く切っておきます。
🍱お弁当の醍醐味“盛り付け”
おかずが揃ったら、さあ、お弁当の醍醐味。
盛り付けです。
![画像27](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641120/picture_pc_95c56a6ce7acdef0c4e0e7047f8da0ae.jpg?width=800)
お弁当箱の半分にご飯を広げて、醤油風味のおかかを載せます。
![画像28](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641132/picture_pc_04531daa71285950da99aaa8b32ddf29.jpg?width=800)
その上にノリを載せます。
![画像29](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641140/picture_pc_a260ea4f73c390afb33ea3d49665ab3c.jpg?width=800)
まずは助演のキンピラと玉子焼きを盛りつけて、その脇にタルタルソース用のスペースを確保しておきます。
![画像30](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641155/picture_pc_4ac3c828e407ef3d40752f87ed98ebd6.jpg?width=800)
タルタルソースは魚フライの魅力を倍にしてくれますよね。
![画像31](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641166/picture_pc_984372b3e1e71b683037e8e7182a80fe.jpg?width=800)
ちく天をご飯の上に載せたら、完成まであと一歩。
🍱のり弁いっちょう!
![画像32](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641176/picture_pc_9acb6bccf1e75f13651ce593c3ac77a7.jpg?width=800)
メインのおかず、いわしフライをどどーんと飾ります。
![画像33](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64641192/picture_pc_952124fce8b421e4f9ebe0f3781112bb.jpg?width=800)
🍱お弁当って盛り上がりますね
のり弁ってお店で買うと、お店の中で一番リーズナブルでボリュームがあって、コストパフォーマンスが魅力の中心ですけど、こうやって作ってみると、いろんなおかずが載ってて、楽しいですよね。
お弁当箱に盛り付けると、ぎゅっとまとまりますが、もしこれをそれぞれ個別にお皿に盛り付けて、順々に食卓に出したら、ちょっとした和食のコースみたいになりそうです。
でもやっぱりお弁当の魅力は、このひとまとまりの盛り付けだなと、盛り付けながら思いました。
おもてなしにこんなお弁当スタイルもいいかもしれませんね。
目立たないけど、おかかの下ごしらえの話をしたら、食べてくれる人もへぇーっ! と思ってくれるような気がしました。
本気で作ったのり弁、楽しくて美味しかったです。
ぜひお試しを。
すてきなおもてなしになりますように。
お読みいただきありがとうございます☺️いただいたサポートは新作メニュー作りに役立てさせていただきます🍴🙏