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のり弁を作ってみた話🍱

🍱ほか弁屋さんの人気メニュー

温かいお弁当ってこの季節には嬉しいですよね。
といいつつ、子供の頃の想い出に繋がるのか、常温のお弁当も好きだったりします。

そんなわけで自分の中では、

自作のお弁当=冷たいまま食べる
お店のお弁当=ほかほか

という図式が出来上がっています。

そんなお店のお弁当には和牛すき焼き弁当とか、チキン南蛮弁当とか、ハンバーグ弁当とかいろいろありますが、コストパフォーマンスが高くてぜったい誰もが一度は食べたことがあるんじゃないかという、一番人気はのり弁じゃないかと思います。

🍱そんなのり弁を作ってみることにしました

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のり弁の理想は…

・のりとおかかのご飯
・魚フライ
・ちくわの天ぷら
・キンピラ
・玉子焼き

って感じかなと思います。

🍱まずキンピラ

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キンピラの定番、ごぼうとにんじんにします。

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細く切りそろえたら、ごぼうは酢水にさらしてあくを抜いておきます。

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ごま油でしんなりするまで炒めたら酒を入れて煮詰めます。

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醤油、みりん、砂糖を入れて絡めながら煮詰めます。

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ごまをまぶしてまずひと品できあがり。

🍱続いて玉子焼き

玉子焼きは個人的な好みは甘い味付け。

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今回は砂糖に粉末出汁も入れて、焼いていきます。

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白身を切るように箸を縦に動かしてよく混ぜます。

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熱した玉子焼き用のフライパンに半量ほどを広げて焼いていきます。

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最初に入れた分を箸で返して端にまとめたら、残りを足して焼いていきます。

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四角く形をまとめたら焼き上がりです。

🍱タルタルソースは欠かせません

魚フライにタルタルソースがついているのり弁ってちょっと豪華な気がしますね。
お弁当屋さんだと、タルタルソース50円…みたいな感じでメニューに描いていることがありますが、必ず買ってしまいます。

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玉ねぎときゅうりのピクルスをみじん切りにして、マヨネーズとこしょうをたっぷり。

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よく混ぜてタルタルソースの完成です。

🍱メインはお魚フライ

のり弁のおかずの目玉は魚フライ。
白身が定番ですが、今回はスーパーで特売になってたのでイワシにしました。

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水で溶いたてんぷら粉→パン粉の順に衣をつけます。

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小麦粉をまぶして溶き卵をつけるのが一般的なレシピですが、てんぷら粉を使うと、卵が余ったりしないので、このレシピがお気に入りです。

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イワシは火通りもよいので強火で一気に。

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途中で返して両面きつね色になればOKです。

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しっかりと油を切っておきます。
そうすることで冷めてもベタベタしたり、しつこく感じたりしないと思います。

🍱脇役のエースちく天

のり弁のおかずのもうひとつのメイン、脇役のエースがちくわです。

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斜めに切ると盛り付けたときに、ちょっと映える気がします。

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天ぷら粉をまぶして準備完了。

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これもしっかり熱した油で揚げて、よく油を切っておきます。

ちくわって揚げると膨らんで急に大きくなってびっくりしますよね。

🍱主役は海苔とおかか

さて、おかずが揃ったら、のり弁がのり弁であるために絶対必要なのりご飯の必須パーツを仕上げます。

のり弁って、名前こそのり弁ですが、のり+おかか+醤油の組み合わせがご飯に載ってこそですよね。

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かつおぶしを入れた鍋を火にかけて、おかかを乾煎りします。

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おかかの水分が飛んで来たら醤油を垂らします。

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全体を混ぜてお皿にとります。

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かりかりになったおかかにさっと粒ごまを混ぜたらできあがりです。

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おかかと合わせるごはんを美味しくするポイントはもちろん、お弁当の名前にもなってる“のり”です。

のりはさっと直火であぶって水分を飛ばしてから、はさみで細く切っておきます。

🍱お弁当の醍醐味“盛り付け”

おかずが揃ったら、さあ、お弁当の醍醐味。
盛り付けです。

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お弁当箱の半分にご飯を広げて、醤油風味のおかかを載せます。

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その上にノリを載せます。

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まずは助演のキンピラと玉子焼きを盛りつけて、その脇にタルタルソース用のスペースを確保しておきます。

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タルタルソースは魚フライの魅力を倍にしてくれますよね。

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ちく天をご飯の上に載せたら、完成まであと一歩。

🍱のり弁いっちょう!

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メインのおかず、いわしフライをどどーんと飾ります。

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🍱お弁当って盛り上がりますね

のり弁ってお店で買うと、お店の中で一番リーズナブルでボリュームがあって、コストパフォーマンスが魅力の中心ですけど、こうやって作ってみると、いろんなおかずが載ってて、楽しいですよね。

お弁当箱に盛り付けると、ぎゅっとまとまりますが、もしこれをそれぞれ個別にお皿に盛り付けて、順々に食卓に出したら、ちょっとした和食のコースみたいになりそうです。

でもやっぱりお弁当の魅力は、このひとまとまりの盛り付けだなと、盛り付けながら思いました。

おもてなしにこんなお弁当スタイルもいいかもしれませんね。
目立たないけど、おかかの下ごしらえの話をしたら、食べてくれる人もへぇーっ! と思ってくれるような気がしました。

本気で作ったのり弁、楽しくて美味しかったです。
ぜひお試しを。

すてきなおもてなしになりますように。


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