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ビールだ、ビールだ。夏のおうち居酒屋。

こうも毎日暑い日が続くと、夕方には早くビールが飲みたいなぁなんて思ってしまいます。まあ気温に関わらず、冬もビールは飲んでるんですけど、やっぱり暑いと、おいしさの感じ方が違いますよね。


🏮今夜はおうち居酒屋で

そんなとある日曜日のおうちごはんは、ビールで晩酌をテーマにしたおうち居酒屋。

時間は早めの16時30分。まだ外が明るいうちから、のんびり飲めるのは、休日のいいところ。

📒はじまりのお品書き

  • お刺身盛り合わせ

  • 肉団子甘酢

  • 玉ねぎ天の炊いたん

暑い日に食べるとなると、冷製メニューに目が向きますね。中でもお刺身は好物なので、きょうはちょっと奮発して盛り合わせを買ってきました。

お刺身となると冷えた日本酒も捨てがたいのですが、まずスタートはやっぱりビールです。

お刺身の手前にある小皿は、左から肉団子の甘酢あんかけ、玉ねぎ天を甘辛く炊いたもの、そしてお刺身用のわさび醤油です。

🔪肉団子の甘酢あん

今回の肉団子はむっちりした感じに仕上げたかったので、あえて玉ねぎは抜き。

🔴材料(つくりやすい分量)
・ひき肉…1パック(300グラム)
・卵…1個
・パン粉…1カップ
・ケチャップ…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・お好みソース…大さじ1
・こしょう…ひとつまみ
・片栗粉…適量

👣買い物済ませてクッキング

この日は午前中に恒例のウォーキングを兼ねて、買い物を済ませておきました。

あまりの暑さにすこしでも涼しい時間にと思って午前中を選んだのですが、早朝ならともかく、9時過ぎはふつうに真夏。汗びっしょりになって帰ってきました。それもシャワーを浴びればすっきり、しゃっきり。

午後は休日のゆとりある時間を活用して、のんびり晩酌の準備です。

🔴丸めて揚げよう

ひき肉とパン粉、卵を味付けして練っていきます。

粘り気が出てまとまったら、手のひらに油を塗って、ひと口大に丸めていきます。

丸めたら、ころころと転がして片栗粉をまぶします。

ころんと15個できました。整列するとかわいいですね。

油を熱して肉団子を揚げていきます。

底になった面が固まったら、油の中で転がすようにして、全体に火を通します。

揚げ色が濃くなって、油の音が高くなってきたら、中まで火が通った合図。心配なときは、竹串を刺して中心の温度を確認します。

今回は食べる前に、甘酢あんをからめますが、揚げたてをからし醤油やウスターソースでいただくのもおすすめです。あ、もちろんケチャップもいいですね。

甘酢あんは、醤油、砂糖、お酢を鍋に合わせて火にかけて、お砂糖をしっかり溶かしたら、肉団子をいれて少し煮ます。表面の片栗粉が溶け出して、甘酢にとろみがついてきたら、できあがりです。

さあ、おつまみの準備は順調、順調。ビールが遠くで呼んでます。

玉ねぎ天を買ってあったので、お醤油、砂糖、水で甘辛めに炊きました。おでんでも人気の練り物ですが、単体で炊くときは、ぐっと濃い目の味付けが好みです。いったん冷まして、味をなじませます。

そんなこんなで、晩酌のおつまみに、いつもの作り置きを準備したりしていたら、いつの間にやらいい時間。

🏮1幕めのプハァ

さあ、今夜の晩酌のはじまり、はじまり。

お刺身はまぐろ、カンパチ、サーモン、いか。紅組のまぐろとサーモン、白組のカンパチといかという感じで、彩りもいいですね。

暑い日に飲むまず最初のひと口。たまらないおいししさです。ビールの味だけではなく、温度も炭酸の刺激も、喉を通っていくその感触も、なにもかもがおいしい。

ビールを飲み込んだあとの、プハァって表現、ホントにいう人がどれくらいいるのかわかりませんが、ここでもし思わず口から出る言葉があるとしたら、やっぱりプハァなんだろうなと思います。

ビールを飲んで、また飲んで、お刺身をつまんで、またつまんで。ふと気がつくと、おつまみ第1弾はほぼお皿が空に。

🧂第2幕はソース味

ここからはおうち居酒屋第2幕の開幕です。こんな感じのゴールを目指して、ビールのおかわりはちょいがまん。

🍆茄子&ハム

まずは茄子を縦に半分に。

皮に格子状の切込みを入れます。

3等分にカットして、細長く6本に切り分けました。

ハムの真ん中にちぎったスライスチーズを載せたら、もう1枚のハムを重ねます。

全体に粉をしっかり、かつ薄くまぶします。さあ、もうおわかりですね。

水で溶いた天ぷら粉をくぐらせたら、パン粉の中へ。

そう、茄子フライとハムカツが、今夜のおうち居酒屋後半のおつまみ。

ふだん衣をつけるとき、水溶き天ぷら粉とパン粉だけでつけるのですが、茄子もハムも表面がつるつるしていて、衣がつきにくいので、最初に粉をまぶしてみました。たしかにこのひと手間で、衣のつきはよくなりますね。

油を熱して、フライを投入。

どちらも火どおりのいい素材なので、高温で衣をカリッと揚げることを意識します。

ほどよくきつね色に色づいたら、しっかり油を切っておきます。

🍅付け合せは夏のトマト

その間にお皿を準備。

付け合せはシンプルに、冷やしトマトでいきます。トマトの下には、ケチャップとマヨネーズをベースに、フレンチマスタードとこしょうも合わせたオーロラソースを敷きました。

🔥ソース焼きそばも夏の味

茄子フライとハムカツを盛れば、さあビールで晩酌第2幕…といおたいところですが、今回は〆も兼ねてもうひと品。

フライにソースをかけるなら、大好きなソース味を突き詰めよう。ソース焼きそばの登場です。

まずはねぎとキャベツを焼きます。ポイントは動かさない。フライパンに広げた野菜は、そのままじっくり焼き色がつくまで焼いていきます。

途中で返して、両面をじっくり焼いたら、茹でた中華そば、もやし、天かすを合わせます。

さっと炒め合わせたらソースをどばぁ。

焼きそば焼けました。うんうん、ソースの香りがたまりません。

さらにもうひと手間。焼きそばといえばこれ。

目玉焼きをトッピング。青のりと紅しょうがを飾れば、目玉焼きの黄色と白に青と赤。茶色一色の焼きそばが一気に華やか、色とりどり。

🏮ととのいました第2幕

ソース味にビール。縁日や屋台を思い浮かべる、夏の香り、夏の味。

📒おかわりのお品書き

  • ハムカツ

  • 茄子フライ

  • 冷やしトマト

  • ソース焼きそば

青のりの香りに紅しょうがの甘酸っぱさが、お祭りの夜、プラカップのビールと一緒に食べたあの味をよみがえらせます。

🏮自由な第3幕へ続く夜

気がつくとビールも2本飲み終わり。でも時間はまだ18時前。休日の晩酌は、早めの時間からのんびりと。

作り置きを兼ねて用意したおつまみは、まだ残ってます。さあ、ここからは第3幕。

肉団子をもうひとつ、玉ねぎ天も小鉢に盛って、3杯めはハイボール…いや日本酒にしようかな、それとも芋焼酎をロックにしようか。

すこしずつ暮れ、深まってゆく夏の宵。おうち居酒屋の閉店は自分しだい。そんな自由度も魅力なのです。でも明日は月曜日。きっと閉店時間は早めの営業になるでしょう。

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