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ブイヤベース
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🍲南仏の漁師鍋
ブイヤベースは魚介類の旨味を活かした、地中海沿岸、南仏の漁師料理がルーツのひと皿です。
もともとは売り物にならない魚を漁師たちが煮込んで、自分たちで食べた料理だということですが、今ではフレンチの魚料理として、気軽なビストロはもちろん、レストランの洗練されたメニューとしても人気のひと皿です。
今回はレストランスタイルのブイヤベースを紹介します。
🐟スープの材料(3~4皿分)
にんにく…1片
玉ねぎ…1個
セロリ…1本
エビのから…8尾分(身は具として使用します)
白ワイン…1カップ
トマトペースト…1袋
フォンドボー…1袋
ローズマリー…1本
水…500㏄程度
※トマトペーストはこちら → カゴメトマトペーストミニパック
※フォンドボーはこちら → オーネ フォンドヴォー
🍲まずはスープづくりです
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にんにく、玉ねぎ、セロリをみじん切りにしてオリーヴオイルで炒めます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63389972/picture_pc_498dc1f42d5cbd4ad0db742707b83b33.jpg?width=800)
しんなりとしてきたらエビの殻とローズマリーを加えて炒めて、エビの香りが出てきたら白ワインを入れてアルコールを飛ばし、半量くらいまで強火で煮詰めます。
水、トマトペースト、フォンドボーを入れて30分ほど煮込みます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63389975/picture_pc_24e98651f8ceec415e11ab63cf2a688c.jpg?width=800)
魚料理なので、お好みでフォンドボーではなく、フュメ・ド・ポワッソン(魚の出汁)を使ってもOKですが、トケイヤkitchenではコクがより強く出るので、フォンドボーを使うことが多いです。
煮込んだスープは濾して、次はそのスープで具材を煮ていきます。
🦐煮込み用の具材(3~4皿分)
えび…8尾
あさり…市販の1パック分
イカ…1杯
まずは白身魚以外の材料を濾したスープで煮ます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63389985/picture_pc_2a5d0427be75bb4b6e7aae2ddd1c6d82.jpg?width=800)
えびはスープを取るときに殻を使った身の部分を使います。
イカは胴の部分を輪切りにして使います。
ゲそも入れる場合は、食べやすいサイズにカットして入れます。
アサリは砂抜きして加えます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63389995/picture_pc_7dd4d2303a2122a25a7d2fcaf581c64b.jpg?width=800)
アサリの口が開いたらOKです。
🐟メインの具材(3~4皿分)
白身魚(今回はタラを使いました)…切り身2切れ
塩こしょう…ひとつまみ
本来は鍋料理なので、魚の身も鍋で一緒に煮ますが、今回はちょっとレストラン風に仕上げたいので、タラは焼いて仕上げます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390004/picture_pc_8cee70de5d7ece80019576ec3079fb88.jpg?width=800)
盛り付けたときにメインになる具材なので、ちょっと食べ応えがあるサイズにぶつ切りにします。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390012/picture_pc_80c58071585ccafe50ab839358385a88.jpg?width=800)
塩こしょうをしたら、少しおいてなじませます。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390021/picture_pc_5a71031a77264e78b3b5c8c44837fa22.jpg?width=800)
あとはオリーブオイルで焼けば、タラの仕込みはOKです。
このままたっぷりの具が入ったソースをかけるだけで美味しいのですが、今回はブイヤベースに添える伝統的なソース“アイヨリ”も作ります。
🥄アイヨリソースの材料(作りやすい分量)
にんにく…4~5片
牛乳…1カップ程度
卵黄…1個
塩胡椒…ひとつまみ
オリーヴオイル…1/2カップ程度
アイヨリは本来、おろした生のにんにくを使って作る、酸味のないマヨネーズのようなソースですが、今回はマイルドに仕上げたいので、にんにくにひと手間かけた下ごしらえをします。
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皮を剥いたにんにくを牛乳と一緒に鍋に入れて火にかけて、弱火でにんにくがやわらかくなるまで煮込みます。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390038/picture_pc_dad23462d52a735ab627b5c9b6bc6d3d.jpg?width=800)
にんにくをつぶして、卵黄、塩コショウと合わせます。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390043/picture_pc_59339e20b0c2235b11171be87d990a6c.jpg?width=800)
オリーヴオイルを少しずつ混ぜながら少しずつ垂らしていきます。
混ぜるときは下から上にスプーンやビーターで、ソースに空気を含ませるように混ぜるのがポイントです。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390054/picture_pc_6b90598f3c348c0779f0c2c61a1d75da.jpg?width=800)
空気を含んだソースが、白っぽくなって少しふわっとした感じになれば仕上がりです。
🍽おもてなしの盛り付け
イタリアンパセリ…1本
さあ、いよいよ盛り付けです。
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焼いたタラをお皿に盛ったら、エビ、アサリ、イカの具と一緒にスープを盛りつけます。
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残りのスープをお皿に入れて添えます。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390098/picture_pc_d248c488b94397ac1d036e36bc9aa651.jpg?width=800)
アイヨリソースも添えて、こんな感じでできあがり。
食べるときはお皿にとって、スープとアイヨリをお好みで足していただきます。
🍞おまけのちょっとひと工夫
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たっぷりスープが美味しい料理なので、余すことなくいただけるように、トーストを添えるのがおすすめです。
食べやすいのと見栄えがいいので、食パンはバトン状にカットしてオーブントースターでかりっと焼きました。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63390116/picture_pc_459cdbfd1859f1b2984f79b4e2dae8eb.jpg?width=800)
スープに浸しながら食べると、スープも余すことなくいただけておすすめです。
🍲ブイヤベースをおもてなしに
素朴な鍋料理のブイヤベースですが、あらかじめスープを仕込んで、メインのお魚をソテーすることで、ちょっとよそゆきのおもてなしのひと皿になりました。
素敵なおもてなしのお手伝いができると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございます☺️いただいたサポートは新作メニュー作りに役立てさせていただきます🍴🙏