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生クリーム不要のなめらかカルボナーラ

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🍝ホワイト系パスタのエース

パスタというとポモドーロ、アラビアータ、ボンゴレロッソとトマト風味のソースが最初に浮かぶ気がするのは、やっぱりイタリア料理だからでしょうか。

地中海沿岸の地方は比較的温暖で、トマトが熟して色づき、それを使った料理が豊富に食卓を彩っている気がします。

そんなパスタですが、たとえばペペロンチーノのようなオイル系と呼ばれるものや、今回作ってみたカルボナーラのようなクリーム系もありますね。

中でもクリームソースを使ったホワイト系のパスタの中でも、チーズのコクがたっぷりのカルボナーラは、トマト系に対するホワイト系パスタのエースではないでしょうか。

🤔カルボナーラはハードルが高い?

そんなカルボナーラですが、

・生クリームは買っても余る
・卵が固まってうまくできない

などなど、おうちで作るのにはハードルが高い上級者向けという声も聞こえてきます。

今回はそんなカルボナーラをおうちでも上手く作れるレシピを紹介します。

🧀ソースの材料(1皿分)

・卵…1個
・粉チーズ…大匙3
・スライスチーズ…1枚
・黒こしょう…ひとつまみ

まずは味の決め手、ソース作りです。

材料に記載がないとおり、生クリームは使いません。

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ボウルに卵(全卵でOK)、粉チーズ、ちぎったスライスチーズを入れてこしょうを振ります。

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ボウルに入れた材料をよく混ぜて、とろっとした感じにしておきます。
この“とろっとする”までというのが、ソースをパスタにしっかり絡めるポイントなので、粉チーズはたっぷりと使います。
チーズの塩味でじゅうぶんなので、塩は使わないのがちょっとしたポイントです。

🥓具の材料

茹で豚…厚めのスライス3枚程度
※ベーコンでももちろんOKです。
にんにく…1片
玉ねぎ…1/8個
オリーヴオイル…大匙1

今回は茹で豚を使ってメインの具を作っていきますが、もちろんベーコンでもOKです。拍子木のような形で外はカリッとしていながら、嚙んだら弾力を感じるくらいの厚みが理想ですが、もしなければ薄切りのベーコンや豚バラ、生ハムなどでも代用できます。

🥓さあ、作っていきましょう

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バトン状に切った茹で豚とオリーヴオイルをフライパンに入れてから火を点けて、弱火でじっくりと炒めていきます。

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にんにくと玉ねぎのみじん切りを入れて、さらに炒めます。

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にんにくの香りが立って玉ねぎが透き通り始め、豚肉に焼き色がついてきたら、具材のベースは出来上がりです。

続いてパスタを茹でていきます。

🍝パスタの分量

・カッペリーニ…60グラム
※お好みでスパゲティでもOKです。量もお好みで。

今回のパスタは細麺、カッペリーニにしました。
細い麺はソースがよく絡むので、ソースの味をしっかり楽しみたいときにはおすすめです。

ソースがけっこうしっかりした味なので、量は軽めにしています。

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パスタの茹で時間は袋に表示されている時間より少しだけ短めにします。
今回は3分のところを2分にしました。
好みもありますが、茹でるときも塩は使っていません。

茹で汁はあとで使うので、とりあえず捨てずにとっておいてください。

🍝パスタとソースを合わせます

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具材のフライパンに湯切りしたパスタを投入して絡めながら火にかけます。

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パスタのゆで汁を大匙2ほど足して、さらに炒めます。
ここまで30秒くらいの手早い感じで作業していきます。

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30秒ほどで全体がよくなじんだら炒め終わりです。

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パスタと具材をフライパンに入れた茹で汁ごと、ソースのボウルに入れます。

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ボウルの中で手早く全体を混ぜ合わせます。

🍝さあ、仕上げます

ソースとよく混ぜたパスタと具材をフライパンに入れてから、ごく弱火で火にかけ、よく混ぜながらじっくりと温めていきます。

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このときのポイントはとにかく弱火です。

卵に火を入れることで味にコクが出ますが、入れすぎると固まってなめらかな食感が失われてしまいます。

その反面、チーズは加熱することでとろけてなめらかになるので、この両方を合わせるためにとにかく弱火でじっくりと仕上げていきます。

少しでも卵の固まる様子が見えたら、フライパンを火から外してよく混ぜて全体の温度をならしてから、また火に戻します。

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火にかける→外すの流れを繰り返しつつ、全体がとろりとしてパスタにからんできたらできあがりです。

🧂仕上げの味付け

・黒こしょう…お好みでたっぷり

盛り付けたら、仕上げに黒こしょうをたっぷりとふりかけます。

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じっくり弱火で加熱することで卵はとろりと仕上がり、チーズもとけて濃度がでてきますので、このレシピなら生クリームがなくても、パスタにしっかり絡む濃度の高いソースに仕上がります。

涼しくなってくると、パスタも濃厚なソースが美味しいですよね。

🍝トケイヤkitchen風のこだわり

トケイヤkitchenならではの今回のこだわりは2点。

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