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PT・OT・STの可能性ー小児・発達領域ー

私たちのnoteを読んでくださっている療法士さんの中でも、
少し小児・発達領域で勤務することに興味を持っている方も増えているかと思います。

皆さんの周りの療法士または、SNS等で繋がっている療法士で小児・発達領域(児童発達支援や放課後等デイサービスなど)に勤務したり、非常勤で参画する療法士が増えている気がしませんか?

今回は記事作成を担当している、作業療法士 平松が常勤・非常勤合わせて約4年間、小児・発達領域(児童発達支援・放課後等デイサービス)で勤務し感じた…

「PT・OT・STの小児・発達領域でのキャリアの可能性」
「何故小児・発達領域で勤務する療法士が増えているのか?」
「児童発達支援・放課後等デイサービスの実際」
「児童発達支援・放課後等デイサービスの制度」

などについてお伝えできたらと思います。
この記事は以下の事が気になる方にオススメです。

✓小児・発達領域で働いてみたいけど、悩んでいる
✓発達障害ってどういう特性?
✓児童発達支援・放課後等デイサービスって何?
✓児童発達支援・放課後等デイサービスでPT・OT・STは何するの?
✓児童発達支援・放課後等デイサービスの今後どうなっていく?
✓PT・OT・STは児童発達支援・放課後等デイサービスを開業できる?

などと思いの方は是非、読んでみてください♪
随時、制度が変われば加筆修正していく予定でいますので、よろしくお願いいたします。


1.現在の小児・発達領域の働く環境

私が作業療法士として就職活動をする約13年前…
回復期病院や生活期、小児領域の勤務先を探していました。
当時は重症心身障害児施設や児童養護施設の就職先が数件あるかないかという状況で、小児・発達領域への就職は狭き門という時代でした。

それが現在では求人サイトにて愛知県で
「作業療法士」「小児」とワードを入れて検索すると…

求人BOXホームページより引用

このように約550件求人がヒットします。
そして、多くが児童発達支援及び放課後等デイサービスの事業所の求人です。

このような求人は約13年前では有り得ませんでしたし、
そもそも児童発達支援・放課後等デイサービスの求人はありませんでした。

加えて、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスの求人は理学療法士や言語聴覚士も募集している場合が多いです。

つまり、私たちPT・OT・STが小児・発達領域で働ける環境が
増加している時代になっています。

では、なぜ現在このような社会情勢になったのか?

これより先は有料記事にして、
私が小児・発達領域で働いて学んだこと…感じたことを正直にお伝えしていきます。

2.リハビリ専門職が働くことによる所属先のメリット(児童発達支援事業所・放課後等デイサービスの制度について)

なぜ約13年前ではあり得なかった、小児・発達領域の求人が増えたのか?

私が思いつく理由は大きく3つあります。

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