toi.toi.to-i!/山本 沙耶香

「廃材を教材に」...モノ.コト.ヒトを繋ぐアップサイクリスト...君と出会う教室運営…

toi.toi.to-i!/山本 沙耶香

「廃材を教材に」...モノ.コト.ヒトを繋ぐアップサイクリスト...君と出会う教室運営/ア-トワ-クショップ運営・企画/外部講師/教材デザイン・製作・販売/ https://m.facebook.com/yamamotoi.toi.toi/

最近の記事

君たちがくれたはじめの一歩.

この日がなければ「君と出会う教室」は はじまっていなかったと言っても 過言ではありません. アトリエ内に小さな人を招くのは はじめての試みでした. 廃材と呼ばれていた素材たちを ドキドキ.でもワクニパしながら ディスプレイした日が今では とても懐かしく感じるのです. 招待状を差し出し足早にディスプレイした 素材たちと戯れる彼らの姿に 「廃材を教材に」という私の想いに 一筋の希望の光を魅せてもらえたのでした. 色の混じりを見つめる真剣なまなざし. 「つくる」という成果物

    • 新たな視点のプレゼント.

      toi.toi.to-i! だけの活動では 「今」の私は存在しません. 色んな方に有り難くも色んなチャンスを頂き 「今」のtoi.toi.to-i! の形があるのです. そんな新たな視点のプレゼントは 京都市景観・まちづくりセンタ-にて 開催されたまちづくり講座オ-プンキャンパスの 昔遊びとクラフト工作のワ-クショップ. キッズコ-ナ-をピンチヒッタ-で 任せて頂いたときの経験です. 大きなテーマとしては 「自然と対話し歴史と共存する町屋」 〜生活の中でハイザイ使って遊

      • 心が奮うと勝手に動く.

        人って心が震えると勝手に奮い立って 動き出すんだな-. なんて身をもって体験したお話です. 勉強会を終えた後私に芽生えた気持ちは 「もっともっと知りたい」という気持ちでした. 気付けばとてつもなく積極的になり. 前の記事で勉強会の講師を務めて頂いた 水野先生とNPO法人こどもア-ト代表の 加藤さんが開催している 京都市北区千本北大1000KITAにある GuRuRe:スタジオオ-プンdayに 参加させて頂く日程が決まったのでした. スタジオ内はこどもや大人がつくった 作

        • 私たちの中で眠る感覚.

          神戸市がKIITOで開催している こどもSOZOプロジェクト 「まちのハイザイつかってナニつくろう.」 サポ-タ-やサポ-タ-に興味がある方へ向けての こどもへの寄り添い方や創造性について考える. 京都造形芸術大学名誉教授/水野哲雄さんによる研修会に参加させて頂いたときのコトです. この時期は本当に有り難いことに すごい勢いでインプットとアウトプットを 繰り返していたように思います. 座学とワ-クを通して知識が経験へと芽吹き 知恵へと成長していく. そんな学びを体感できた

        君たちがくれたはじめの一歩.

          はじまりの出会い.

          今からちょうど1年前に参加したマルシェ. 素敵な場所との出会いや 想いを話せる仲間が出来たコトで 自身の思い描く活動の枠や 挑戦していきたいコトが 大きく明確になっていったのが このマルシェでした. 私の活動「廃材を教材に」というのは 私だけが大きな声でとても価値のある 経験なんです.と伝えても続けれない活動で. 受け取ってくれるヒトたちの まなざしの向け方によって 私の活動の意味に価値が生まれる. そんな活動だというコトに 気づかされた toi.toi.to-i! の

          はじまりの出会い.

          仲間がほしい.

          何かに突き動かされるように マルシェに参加する日々. そんな中で湧き上がってきた一つの気持ち. 「仲間がほしい.」 あの頃の私に見えていた世界では ハイザイを使用した活動を行っている 人たちは周りを見渡してもいなかった. それならば自身の世界を広げなければ. そう思ってからの「行動」は 早かったように思います. ネットで思い付く限りのキ-ワ-ドを入力して ヒットしてくれたのは 神戸市がKIITOで開催している こどもSOZOプロジェクト 「まちのハイザイつかってナニ

          動くコトで思考は巡る.

          この時期はとにかく知識より経験だ. そう思ってマルシェに沢山 参加させて頂いてました. 最初のマルシェでは通り過ぎる人に 見向きもされずとても悔しい思いをしたので 次のマルシェへ参加するコトは 正直に言うととても怖かったです. でもそんなコト言ってられない. やるしかない. やるならまず自身が一番楽しまないと. それがあの時期の私を動かしていた 大きなパワ-の源だと振り返ってみて気付きます. そして大きな喜びの気付きをもう一つ この場所からは頂けたと思うコト. 「

          動くコトで思考は巡る.

          あげてるようでもらってる.

          短い期間で色んな葛藤や決断・迷いや恐怖. そばに居てくれた人たちの支えもあり. その中から喜びや希望を 掬い上げる日々を重ねれたお陰で 私は決心という大きな宝物を抱え 歩き出すことができました. そんな時大きな力となってくれたのが父でした.定年退職をしてかれこれ10年ちょっと. これといった趣味もなくほとんど お酒とテレビで1日を過ごしているような父. 何か暮らしの中のスパイスになれば. そんな思いで積み木-ホルダ-の 仕上げの磨き作業を頼みました. 昔からモノづくりが

          あげてるようでもらってる.

          Re start.

          Re start という響きをあの頃の私は なかなかポジティブには受け入れれず. Re start = 失敗のような感覚だったと思います. 恐怖もまるごと飲み込む. そんな強さを周りの人達から頂き Re start を切れたのなら 私がしていくのは「行動」のみ. 自身の思考を「行動」に移していくなかで 私の中の Re start の概念が 変化していったようなそんな気がします. Re start って人生の中で 幾度も経験していくコトなのかな? むしろゴ-ルのない人生を

          恐怖もまるごと飲み込む.

          本質に気付けた高揚感の次に すぐやってきたのは「恐怖」 頭を抱えてアトリエの中を歩き回ったコトを 今でも鮮明に思い出せます. そんな時にこの説明のつかない でもとても大事なコトに 気付けた話を聞いてほしい.と 真っ先に思い浮かんだのは 鶴身印刷所のオ-ナ-でした. 私は幼少期から何かモノゴトを 始めたり決めたりする時には 人にしっかり説明できるコトしかやらない. そうした安心感で自分自身を 守ってきたように思います. だから説明のつかないこの不安定な状態で 話を聞いて

          恐怖もまるごと飲み込む.

          本質との出会い.

          無事に鶴身印刷所フェスタを終え やっと落ち着いて自身のプロダクト製作と 向き合える時間を手に入れた時. 様々な気持ちが渦巻き. 身動きがとれなくなっていた. 当時は曲がった「廃材」と呼ばれる木材を使い 子ども用の家具を作るという想いで 走りはじめた toi.toi.to-i! 自身のアトリエの家具を作る中で やはり曲がった木材を全て使い家具を作るのは 今の自身の実力では厳しい.そう思い. 真っ直ぐな木で家具の基盤を作り 曲がった木をデザインとして当てがおう. 何か違う

          出発の日.

          ほんとにほんとこの時期は 頭も身体も一つじゃ足りないくらい バタバタでもワクワクしていました. 入居して自身のアトリエをゼロから創りながら 1ヶ月後に控えた鶴身印刷フェスタへ向けての プロダクトをこれまたゼロから創る. 今考えると無謀すぎる挑戦. 毎日必死過ぎてあまり覚えていないけど. 乗り越えて振り返ってみると 「よくがんばりました.」と自分で自分を 褒めてあげたくなる愛おしい足跡です. アトリエを構えて1ヶ月でこんなにも 大きなイベントに参加させてもらえたコト. 自

          場所を創るというコト.

          自身の居場所を自身で創っていく 愉しさは鶴身印刷所に入居させて頂いて 本当に身に染みて感じた愉しさでした. DIY可能. 無限の可能性を秘めるこのコトバ. 壁を塗るという作業ももはや何もかもが 初めての経験で戸惑う暇もなく 日々が過ぎ去っていったあの時. 壁の色を自分で「選び・考え・決める」 そんな贅沢な時間に浸る間も無く. 2日にて壁の塗装を無事に終えたのでした. 私が休憩を取るのも忘れて 作業に没頭していると 絶妙なタイミングで声を掛けてくれる クリエ-タ-の皆さ

          場所を創るというコト.

          気づけば此処に居た.

          そう. 気づけば扉の前に立っていた. そんな感覚です. だかしかし扉は開かずノックしても 誰かが居る気配はない. でも帰るわけにはいかない. あの時の私.相当必死だったのです. そこに舞い降りたエンジェル. 扉から中を必死に覗く私に声を 掛けてくれたのはアトリエを構える女性. 現状を必死に伝えるとひとまず中へと 招き入れてくれ皆さんに 声を掛けてくれたのです. そこからラッキ-ガ-ルの本領発揮です. 鶴身印刷所の心優しいクリエ-タ-さん達に これまた今の現状を必死

          気づけば此処に居た.

          はじまりの日.

          記念すべき1回目の記事. ということはやはり「廃材を教材に」 アップサイクリストとしての この活動のはじまりを記しておきたい. そう思ったのでお付き合い下さい 私は現在大阪の京橋にある鶴身印刷所という 素敵過ぎるオ-ナ-とクリエ-タ-達の入居する これまた過ぎる建物の一部屋で アップサイクリストとして アトリエを構えプロダクトのデザイン・製作 教材デザイン・製作・企画や外部講師 君と出会う教室の運営などを行っています. ここに至るまで結構なドラマチックスト-リ-があるの