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本を読む時間がありません(#うちの積読を紹介する)

読む時間はなくても。
リアル書店偏愛人間としては、本屋さんに行けば買うのです。

というわけで今回は、先日のお出かけで購入した本の話をしてみます。




1.『すべての、白いものたちの』ハン・ガン

静謐せいひつな表紙に心惹かれて手に取ったんですが、どうも短編小説っぽいですね。
裏表紙のあらすじには「六五の物語」とあるけど、目次を見ると三作分のタイトルしか載ってないのも気になる。どういう構成なんだろう。



2.『死をポケットに入れて』チャールズ・ブコウスキー

行った書店で、河出文庫のフェアをやってたんです。
1のハン・ガンの著作と合わせて、前々から読みたかったこちらの本を手に取りました。

最晩年のエッセイで、目次を見ると後書き以外の章題すべて「日付と時刻」で構成されています。エッセイという形で語られる文章論にも興味津々。



3.『まず牛を珠とします。』柞刈いすかり湯葉

この本、どこ探しても見つけられなくてですね。もうネットで買うしかないのかなと思っていたらようやく出会えて、大喜びで購入した次第。

知ったきっかけは、推しが紹介していた事です。
(面白そうで買ったけど、忙しすぎて読む時間が無いとのこと)
推している人の好きな本はガシガシ読みたい人間でもあるので、好きな本の話題には喜んで乗っかります。ありがたい。

そんな訳で初読み作家さん。
SFなのかな? 奇妙なシチュエーションの連なる短編集っぽくて、ポップな配色と意味深なタイトルの先にどんな世界が広がっているのか楽しみです。



おわりに:なぜ時間が無いのか

突然ですが、プロレスの話をします。

私のよく観る団体『新日本プロレス』には
・体重100kg以上の「ヘビー級」
・体重100kg未満の「ジュニアヘビー級」

という二種類の階級があるんですね。

で、現在、年に一度開催されるジュニアヘビー級選手の祭典『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中なんです。
出場する20選手が2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、最終的に勝ち残った2選手による優勝決定戦の勝者が、その年の覇者となります。

ジュニア戦士好きの私にとって、一年で一番ワクワクする楽しい期間です。


このnoteは昨年11月から毎日更新を始めたんですが、私は休日などの時間を基本的には自分のために使えるので、今まではそこまで切羽詰まった事はそんなにありませんでした。

しかし一戦も見逃したくないBOSJの開催期間に突入した事で、けっこう切実に時間が無い。

書くための話題はあるんです。
こないだ久々にやったノートマンダラのおかげで、書きたい内容を幾つもリストアップ出来たからそこは大丈夫。

ただ、書いてると読めないものです。
朝は書いて、夜はBOSJの生配信を観たり現地観戦したり……となると、本を読むために確保できる時間って存外に少ない。

家族・恋人・友人などとの時間も楽しみながら書き続けている、そんな全ての人に芽生える敬意。すごい。みんな花丸だ。


優勝決定戦が6月9日なので、その後は多少余裕が出てくるはず。
だけど今回の件は、より持続的に書き続けることについて、考えるきっかけにもなったと思っています。芽生えた敬意にも思いを馳せつつ。

「読む」と「書く」の循環、大事にしたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。

#66日ライラン51日目


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