【読書ノート】「独学の地図」
読んだ本の気になる部分を書き留めていきます。
今回採り上げる本は、『独学の地図』著.荒木 博行です。
本を手に取った切っ掛け
学びデザイン 荒木博行さん、COTEN 深井龍之介さん、Takram 渡邉康太郎さんの3人でやられている音声コンテンツ『超相対性理論』をCOTEN RADIO経由で知り、
「COTEN RADIO」
⇒「超相対性理論」
⇒「学びデザイン 荒木博行さん」
⇒「独学の地図」
の流れで、この本を手に取りました。
書き留めたところ① 本棚は「疑問の一時保管場所」
以前読んだ「百冊で耕す<自由に、なる>ための読書術」にも以下のような箇所がありました。
本棚は、自分の脳の物理的拡張スペースになっていると捉えている方が多くて、非常に興味深いです。
本棚は、格納されている本の位置を変えたり、棚で本のグループ分けをすると、自分の過去と現在の興味の在処が分かる、便利なツールですね。
書き留めたところ② 学び=経験の前後の差分
「それっぽい一般論」は、
「思考を深めること」をそこで停止させたり、
「知っていること」と「出来ること」ことの混同が、新たな一歩を踏み出すことを阻害してしまうことがよくあります。
経験の前後の差分
この言葉、自分の中で、非常に印象に残る言葉でした。
経験の中でしか、人は学ぶことが出来ない。
このようなメッセージとして、自分は捉えました。
書き留めたところ③ 疑問・差分・他者
疑問・差分・他者
独学のための行為のトライアングルを回していくこと。
独学の方法として、本質が言語化されていること、単純にすごいと思いました。
また、このトライアングルを継続して回すことは、楽しい、に繋がります。
書き留めたところ④ 学ぶ内容を決める「3つの問い」
この本の中にある「ラーニングパレット」という考え方が、自分の中で上手く理解できていなかったのですが、
「学び」を2軸で分解し、4象限のカテゴリーで言語化し
自分の関心を深掘りしたり、拡張したりすることで
「学ぶ」を見える化する。
こんなイメージでとらえています。
この「ラーニングパレット」を見ながら、
自身に「3つの問い」を問いかけ、
内省することで、更なる「学び」に繋げていく。
こんなことを考えました。
個人的なまとめ
この部分を読んで、最近、読んだ本「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の「半身で働く」を想起しました。
仕事がメインの生活を送っていると、どうしても
「何を学ぶべきか」
が強くなり
「何を学びたいか」
という自分の内側からの声を聴く時間を持てなくなってしまいます。
このようなテーマの書籍がここ数年、注目を集めているように感じました。
読後メモと過去の自分の関連note記事
「問い」=「探求のテーマ」⇒自分自身を知ろうとする試み
についての本を最近よく読んでいます。
メモとして、これに関連する記事を貼り付けておきます。
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