音声コンテンツで気になる部分を取り留めなく書き留めていきます。
今回採り上げる音声コンテンツは、
toitoi哲学ラジオ
#8 仕事の「自分」とプライベートの「自分」は同じ「自分」か?
です。
書き留めた切っ掛け
最近、個人と他者の関係、個人とコミュニティの関係で、
『分人=人は分人の集合体であり、中心や本当の自分はない』
という考え方に興味があり、関連するコンテンツとしてこのコンテンツを聴いていました。
このコンテンツの中で、あらためて、過去の自分の知識と結びつく、大きな2つの気づきがあったため、書き留めておきます。
書き留めたところ①
この部分を聴いて、アドルフ・アイヒマンのことを思い出しました。
組織の中の役割を演じた結果、問題となった時、その原因をどこに帰結させるかは非常に難しい問題です。
アイデンティティという言葉とズレるかもしれませんが、
「おてんとうさまが見ている」
「至誠に悖るなかりしか」
「子供の前で同じことができるのか」
といった自身の中での規範(コア)を持つことが、この答えの一つになると考えますが、これも自身が置かれている環境に依存してしまうことが、悩ましいところです。
「分人」という考え方と自分の中にあるコアとなる考え方がどのような関係にあるべきかは、とても興味深い問いです。
書き留めたところ②
自分のコアを見つけていく上で、「期待」というキーワードがあることは、自分にとって大きな気付きになりました。
コアを見つけていく上で「期待」の解像度を上げて行けばいいのではないか?
そんな考えが頭に思い浮かびました。
「期待」
=自分は誰の期待に応えたいのか?
=その誰かが求める期待にはどのようにすれば応えられるのか?
=その誰かの期待に応えていくことで、自分は何を得たいのか?
=これによって得られるものは、本当に自分が求めているものなのか?
これを重ねていった先に、自分のコアが出来るのではないか?
また、このコアが社会性と合致しているかも見て行かなければいけない部分になります。
「チワワちゃん」への答え
以前、「チワワちゃん」を取り上げました。
「期待」
=①自分は誰の期待に応えたいのか?
=②その誰かが求める期待にはどのようにすれば応えられるのか?
=③その誰かの期待に応えていくことで、自分は何を得たいのか?
=④これによって得られるものは、本当に自分が求めているものなのか?
かわいく、愛嬌があり、料理が上手いチワワちゃんは、①②③は上手くできていたけれど、④の答えが出せずに、不幸な結末を迎えてしまったのかもしれません。
過去の経験を重ね合わせて「④これによって得られるものは、本当に自分が求めているものなのか?」を探していくこと。
重ね合わせていくことが重要だと思います。
重ね合わせることで、俯瞰して、内省していく。
自分がnoteに書くことで、探しているのも、これかもしれないなと、あらためて考えた次第です。