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【メンバーインタビュー】会社ってなんだ?の答えがバックオフィスにあると思った -後編-

採用広報担当の髙橋です!
トグルホールディングス(以下、トグル)は、まちづくりに革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、トグルがまだ創業される前の2019年6月にフジケンホーム株式会社(現フジケン株式会社)へ転職し、新しい挑戦を続ける、コーポレートユニット長(2024年10月よりつくるAI社プロダクトセールスユニット長着任予定)の新家隆介さんのインタビューを2部作でご紹介します!


Q3. 入社してから今までの業務内容

-入社後、どのような業務を担当してきたのですか?-

新家: 入社当初はフジケンの東京支店長として働きはじめました。髙﨑さんと二人なので支店長もへったくれもないんですけどね。ちょっと年上だから、と髙﨑さんが譲ってくれて。ホントいい奴です。山﨑さんと3人で不動産事業をやっていました。

しばらくすると嘉盛さんがトグルを設立して、当時実はCFOがいらっしゃったんですがその方が退任することになって、バックオフィスどうしよう、となったんです。これはチャンスだと思って、思い切って手を上げました。

そしたら「新家さん向いてそうだからやりなよ!」と。それまで十数年不動産営業やってきた男に普通いきなり任せないですよ。こういうとこ最高の会社ですよね(笑)。

当時の写真(左から山﨑、新家、髙﨑)

-コーポレート部門の統括として、具体的にどのような業務を担当していたのでしょうか?-

新家: 当時は総務労務の斉藤さんと経理の松田さんと3人で。本当にバックオフィス全般を見させていただきました。最初はプレーヤーとして経営管理、財務、法務コンプライアンスから始まりましたが、すぐにマネジメントも任せてもらい、さらには上場に向けた準備も始まりました。変化が多くて速い会社なので本当に色々な経験をさせてもらいましたね。

最初に任されたでかいヤマは会社分割と不特法免許取得ですね。そこからはずっと嵐のような日々で、信託型ストックオプションの発行、中期経営計画やエクイティストーリーの策定、シリーズAの調達、つくるAIの前身となるBUKUROU社のM&A、監査法人のショートレビュー、証券会社のビューコンから、果ては訴訟の対応まで、どれを取っても普通の会社ではとてもこの短期間では経験できない仕事を数多くやらせてもらいました。そして全てのことが初めて取り組むものでした

-新家さんがコーポレート部門に移った理由として、「会社って何だろう?」という疑問があったとお聞きしました。具体的にはどのような疑問だったのでしょうか?-

新家: 例えば、自分の買ってくる土地の購入資金はどこから湧いて出てくるのか、売ったお金はどこに振り込まれるのか、財務諸表にどのように記録されていくのか、そして自分の給料って誰がどうやって払っているのか、どうやって人を採用するのか、保険などの福利厚生がどのように提供されるのか、などです。大手にいた頃はなんの実感もなかったんですが、でも実際は誰かが最後にポチっとボタンを押していたりするわけですよね。

-それを実現するために、コーポレート部門に移ったというわけですね。コーポレート部門での経験を通じて、どのような成果を上げることができたのでしょうか?-

新家: 今となっては会社の隅から隅まで知ることができましたね、目的は達成です(笑)。事業解像度はさておき、「会社としてのトグル」については嘉盛さんや山﨑さんより熟知していると自負しています。というかそうでないとコーポレートユニット長は務まらないです。

今は上場準備の真っ最中なので、コーポレート部門としては珍しく、成果が目に見えやすい時期ではあります。規模の拡大に伴う内部統制の強化や、法令遵守のための体制構築ですね。ただコーポレートの仕事の真髄ってそこではなくて、「当たり前に会社を会社として存続させる」というところなんですよね。

「事業以外全部やる!」これが私と嘉盛さんが合意したコーポレートユニット長の責任範囲です。落ちてるボールを全部拾うところから始めましたが、今は強力なメンバーもそろってきていて、ボールが落ちる前に未然にキャッチする!ができる組織になってきているかなと思います。ちなみに未然にキャッチするとコーポレートはもっと目立ちません(笑)。

コーポレートユニット長になったころの新家

Q4. 今後の展望

-最後に、プロダクトセールスユニット長への異動についてお聞きします。なぜこのポジションに移ることになったのでしょうか?-

新家: 私にとっても他のみんなにとっても青天の霹靂だったかと思います(笑)。私自身、N-1期、N期という上場に向かう最も苛烈な時期を、コーポレートユニット長としてやり抜く覚悟はしていましたし、楽しみでもありましたので、未練がないかと言えば嘘になります。

ただ、私もコーポレートユニット長として、中計を作っている身として、投資家と対峙している身として、つくるAI社のビジネスとしての立ち上がりが、今のトグルの課題の中でも優先度と緊急度が特に高いことは認識していて、そしてその責任が負えるリーダーというのも、今のトグルの幹部ラインナップの中で限られているということも認識していました。その中で、このタイミングはもはや限界ギリギリ、いやちょっと限界を超えているかも、というタイミングであり、且つ、切るカード、配置としてはこれが最適解であると判断しました。

私たちのミッションは「すべてのまちと、まちをつくる人たちのために」ですよね。つくるAI社のプロダクトも「まちをつくる人たちのため」のプロダクトになっています。でもつくるAI社には、実際に「まちをつくったことのある人」が配置されていなかったために、少し顧客への解像度が粗くて、プロダクトもセールスも伸び悩んでいる現状がありました。

私に期待されている役割は不動産のドメイン知識がある人が、プロダクトなりプロダクトセールスなりに深く関与することによって起きる効果というものを創出していって、つくるAI社のビジネスをブーストさせることだと思っています。

とはいえ私はSaaSプロダクトを売ったことはないんですよ。なのであんまり今の段階では物事を複雑には考えていなくて。そもそもつくるAI社のエンジニアメンバーはすごい熱い想いで、すごく優秀な人たちが集まってきてくれてるなっていうことはコーポレートにいたときからすごく感じていたので。彼らは必ず良いプロダクト作れる実力をきっと持っているはずだし、業界にインパクトを与えるプロダクトを一緒に作り上げたい、と思っています

それはやっぱりマーケットの声、お客様の声をどれだけ引っ張ってこられるかだし、どれくらいお客様の困っているところとか、業界が抱えている不満みたいなものを解像度高くキャッチアップして、プロダクト側にフィードバックできるか、そういうフィードバックができるセールスの組織を作りたい。

プラス、いいものをつくることができたら、それは確実に売ってくるチームにしたいなと。スタートアップなので当然道半ばの状態でのリリースであったりとか、そういった状態でも売ってこなければならない局面ももちろん発生すると思うんですけど、そこに関してはやっぱりお客様がミニマムの機能、こういうものにはお金を払うだろうみたいな解像度っていうのは、一定僕はあるのかなとも思うんで、そういった局面でもしっかり数字が出せるようなセールス組織を作っていきたいなと思いますね。コーポレートも全部が初めてでしたが、また新しいことへの挑戦ですね。

プロダクトセールスユニット長としてMTG中の新家

Q5.どんな人にトグルに来てほしいか

-トグルホールディングスで特にどんな人に来てほしいと思いますか?-

新家:そうですね、今から2年くらいと、上場して1~2年ぐらいはやっぱりすごい変化が多いと思うんで、ルーティンワークがしたいという人には向かないかな。
変化を楽しめて、対応することでの成長機会とか、そういうものを心底欲している人には向いてる
成長するにはもうこれ以上ない環境だと思います。

Q6. トグルの魅力を一言で教えてください

新家「真剣」の2文字でお願いします!
会社も人もみんな真剣で。そんな環境って実はあんまりないと思っています。自分が何かを真剣にやっている隣で同じこと真剣にやってない人いるとちょっと萎えますよね。そういうことって往々にしてあるんだけど、トグルにはないと思っていて。そういう環境で仕事できるって幸せだなと思いますね。

リファラルした親友との一枚(左から新家、村山)

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