黒歴史

主に時事問題や歴史に関する投稿をしていこうと思います。世界の変化と自分の置かれている立…

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主に時事問題や歴史に関する投稿をしていこうと思います。世界の変化と自分の置かれている立場がどうリンクしているのか、noteへの投稿を通して考えていきたいです。

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個人事業主の「ふるさと納税」は必須ではない

「ふるさと納税」のメリットが強調される昨今だが、実は普段確定申告している個人事業主でお得にならない人は結構多いのではないだろうか? 以下の計算式で限度額を計算し、ここでふるさと納税の手数料2000円+返礼品を下回る場合は返ってマイナスになるので、避けたほうが無難である。 ふるさと納税の限度額の計算

    • 日課の力で、毎日をよりクリエイティブに

      アーティスト、作家、クリエイターの皆さんは毎日同じペースで作品を制作できているだろうか? 昨日はどんどんアイデアが出てきたのに、今日は何も思いつかない、という日もあるだろう。そんなときは場当たり的に何とかしようとせず、日課(習慣)の力に頼ればいい。 次に紹介するのは、創作という終わりのないマラソンを完走するために毎日をクリエイティブに乗り切るための、ちょっとしたアイデアだ。現状に行き詰まっている人は参考にしてみてほしい。 ゲーテの日課毎日の日課がその人の人生を作る。かつ

      • マクニール『世界史』ノート⑤大戦の間で

        アメリカの孤立主義第一次大戦後、アメリカはヨーロッパの問題にかかわらないようにする孤立主義を採り、国民も政府の活動に関心をはらわず個人の財産づくりに励むようになった。この時期のアメリカは栄華を極め、その後世界をリードする国にのし上がる。 直近では共和党のトランプ政権が孤立主義的な政策をとったことが記憶に新しい。アメリカでは共和党が自国を優先させる傾向があるのに対し、民主党(オバマ政権など)は国際協調路線を採用する傾向にあるようだ。トランプから政権を奪還したバイデンはもちろん

        • マクニール『世界史』ノート④第一次世界大戦

          第一次世界大戦は、西欧の帝国主義国家が「同盟国」側と「連合(協商)国」側の2陣営に分かれて戦った戦争。最初は数か国の戦争だったが、各国の同盟関係を軸に参加するプライヤーが増えていき、結果的に計25か国が参加する国際的な戦争に発展した。 なお「世界大戦」と言われているが、実際はヨーロッパ(西欧)がメインの戦争である。 時代 1914年〜1918年 きっかけ直接の原因となった事件は、オーストリア=ハンガリー帝国の帝位継承者であるフランツフェルディナントがセルビア人の青年に暗

        個人事業主の「ふるさと納税」は必須ではない

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        • マクニール『世界史』ノート
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        • 時事問題
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        記事

          マクニール『世界史』ノート③自由主義・民主主義に対するアフリカとオセアニアの反応

          マクニールの『世界史』を簡潔にまとめた内容を投稿していくシリーズ。今回は前回と同じく産業革命が起きてから第二次大戦終結までの期間における、アフリカとオセアニアへの影響を俯瞰してみる。 この時代は一言でいうなれば、西欧の帝国主義による植民地支配の時代。つまりヨーロッパ人によるアフリカ、オセアニアへの侵入の時代といえよう。 時代1850-1945年:産業革命〜第二次大戦終結まで アフリカの反応アフリカは長らく開拓されてこなかったが、その理由は主に以下の3つの事情によるところ

          マクニール『世界史』ノート③自由主義・民主主義に対するアフリカとオセアニアの反応

          マクニール『世界史』ノート②自由主義・民主主義に対する中国と日本の反応

          マクニールの『世界史』を簡潔にまとめた内容を投稿していくシリーズ。今回は、産業革命が起きてから第二次大戦終結までの期間における、西欧文化のアジアの大国への影響を俯瞰してみる。 時代 1850-1945年:産業革命〜第二次大戦終結まで 中国の反応西欧が中国に進出した後も清朝は旧体制を変える事なく、徐々に衰退していった。1912年に清朝は滅亡し、中華民国が誕生。しかし、主導権を握る政党が決まらず国内は混乱を極めたという。孫文、そして孫文亡き後は蒋介石が率いる国民党と、毛沢東が

          マクニール『世界史』ノート②自由主義・民主主義に対する中国と日本の反応

          新型コロナの収入減少で「国民負担率」が過去最大に

          2020年度は日本の「国民負担率」が過去最大になる。NHKによれば、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国民の所得が減少したことなどが原因だそうだ。 では国民負担率とは一体なんで、私たちにどのような影響があるのだろうか? 国民負担率とは 国民負担率とは国民の税と社会保障の負担総額を国民全体の総所得で割ったもので、次の式で表すことができる。 国民負担率 = 国民全体の税負担と社会保障費の総額 / 国民全体の所得 以下、負担率の国際比較を見る限り、日本が特出して高いように

          新型コロナの収入減少で「国民負担率」が過去最大に

          マクニール『世界史』ノート①現代の礎を築いた「産業革命」と「民主革命」

          本記事はマクニールの『世界史』を簡潔にまとめた内容を投稿していくシリーズ第一弾。現代から扱っていきたいので、内容的には産業革命後からとする。 時代1789-1914年。第一次世界大戦前まで。 イギリスの産業革命とフランスの民主革命がセットで起きたことで、西欧は莫大な富と力を手にし、他の国々をはるかにしのぐ存在となる。言い換えると、西欧は産業革命と民主革命で世界をリードする存在となったともいえよう。 両者の主な意義は以下の通り。 産業革命:経済的富を大きく拡大 民主革命

          マクニール『世界史』ノート①現代の礎を築いた「産業革命」と「民主革命」

          牛のゲップと地球温暖化

          地球温暖化により温室効果ガスの排出削減が世界的に叫ばれる中、農林水産省は農林水産分野で温室ガス排出量の3割近くを占める牛のげっぷと排せつ物の抑制に向けて研究に乗り出したという。 では、そもそも温暖化は今どのような状況で、日本では具体的にどのような対策が取られているのだろうか? 背景地球温暖化の原因は、大気中に存在する二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が上昇することだと言われている。濃度が上昇する理由は2つ。「温室効果ガスの排出」と「地球の二酸化炭素吸収力の低下」だ。つまり

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