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オンライン英会話講師になってみて

皆さんこんにちは。
とうふのメンタルぷるんぷるんです!

今回は、私の体験談です。
オンライン英会話講師として学んだことや、教える立場になって気づいた学習のハウツーを記事にしたいと思います。

*言語習得にはそれぞれ違いがあり合う合わないがあるので、私の記事はあくまでも参考までに読んでいただけたら幸いです。

テクノロジーが普及して、リモートワークが一般的に普及してきている中、英会話もオンラインでレッスンできる時代になりました。

私は、そんなオンライン学習の中で教える立場になり得ることもたくさんありましたのでここで共有したいと思います。

講師になって良かった

単刀直入ですが、私は英会話講師になってよかったと思っています。
教える立場になり、わからないを理解する事が出来たからです。
私は、幼少期の英語学習で苦労をしたことがありません。
”わからない””難しくて辛い”
という悩みを持ったことがありません。
いつも「なんでみんな英語が嫌いなの?」「なんで英語を喋るだけで凄い!とか言われるの?」と思って生きてきました。
ある意味、恵まれていたのかもしれません。
でも、このわからないを理解することで人間として成長できたと感じています。自身の英語学習にも活用している部分もあります。

例えば、
・単語を覚えるときは身体を使って覚えることが有効(暗記・活用)
・身近なものに使われている単語を探して、単語を身近に感じたら覚えやすい(暗記)
・リズムを活用して音読してみる(速さ・イントネーション)
とかです。
とても覚えやすい!

そして何より、生徒から「ありがとう。」「また会いたいです。」の言葉がとっても嬉しいのです。誰かの力になれているという喜びと、自分が評価されているという喜びです。

苦労していること

そんな感じでオンライン英会話講師の仕事には感謝しているのですが、やはり生徒だけでなく講師も成長していく必要があります。

わからないやできないは双方にとって最高の伸びしろ

レッスンを重ねていくにつれて、わからないことは「良いこと」であることに気づきました。
なんでわからないの?じゃなくて、わからないことに寄り添う。
間違っていてもまずはトライしたことを褒める。
間違うことが恥ずかしくないと感じてもらう。

事が重要だと感じました。
答えを考えてみたことが素晴らしい!
と思うようになったし、生徒の自己肯定感も高いままでいられると気づきました。生徒の自己肯定感を上げることで生徒の自信につながり定着率が上がるんですね。
たまに、横に保護者がついて耳元でささやいている場面に遭遇することがありますが私は強くそれをお勧めしません。はっきり言ってやりずらいです。なぜなら講師は間違えた時のフォローを知っているからです。そして、間違えたから講師は生徒を馬鹿にしたり見下したりしません。
むしろ「ナイストライ!!!」と思っています。
たくさん忘れたり間違えてほしい!!!と私は思っています。

未だ、最高に自己肯定感の上がるフォローを模索しています。

*言語学習には親が積極的に教えたり使うと習得が早くなるという論文を読んだことがあります。実際に親が英語を話せたり理解できるの出れば積極的に英語を使って生活に取り入れ教えていくのはとても効果的だと思います。もしくは、一緒に学ぶのもいいかもしれません。私が親ならそうします。
でも、レッスンと区別はつけた方がいいかなと思います。

日本語と英語の比率

日本語も混ぜて使わなければ理解できない状況で、バランスよく2つの言語を使いこなすことが難しくて苦労しています。
生徒によって英語が多めになったり、逆も然りですが、その度合いが難しいです。

英語だけや英語多め希望の生徒で英語をひたすら話してもポカーンとして理解できない生徒も少なくありません。

日本語を使うと凄く嬉しそうに反応してくれることもあります。
でも、日本語を多く使い過ぎた時この希望を私は貫けなかったと落ち込みます。
また、英語だけ話していて生徒がイライラしたり怒ったり泣いたりすることもあります。こんな時、日本語を話してあげればよかったと後悔するのです。

未だに何が正解なのかわからないでいます。
そして、ほとんどの生徒の語彙(elementary level)で英語だけを使うことはまず難しいことを知りました。

*私は、正直英語だけを希望する人の気持ちがよくわかります。なぜなら、アクイジション仮説を信じ私も英語だけ話しかけ続ければ言語習得の近道になると信じていたからです。
でも、違いました。母国語を習得するのにアクイジション仮説を用いるのは有効ですが、第二か国語を習得するのには適していないと感じ始めました。コードスウィッチングがうまく働くには2つの全く違う言語を分けて理解するのが有効だと思っていましたが、母語を混ぜる方が短期間で理解するスピードが速いと気づきました。

”・単語を覚えるときは身体を使って覚えることが有効(暗記・活用)
・身近なものに使われている単語を探して、単語を身近に感じたら覚えやすい(暗記)”

これらの習得方法を用いる際にも


わかる環境で楽しい学習できるように心がけていきたいです。

英会話:これだけは絶対に身に付けた方がいいこと


私が絶対に英会話で身に付けた方がいいことが2つあります。

文章を読む際のイントネーション。
数字の発音。

です。
この2つを必ず習得させることで将来海外生活での悩みが減ります。

イントネーション

日本語と英語は文章を読む際のイントネーションが大きく違います。

日本語は ーーーー
英語は ~~~~~


という感じでしょうか。

このイントネーションが出来ず、留学や旅行で伝えることに苦戦している人を何人か見てきました。文法や構成はよくできているけど抑揚がないことで理解されないのです。
私は、この練習にいつもリズムを刻むようにしています。
簡単です。

手拍子をしながら英語の文章を読むのです。

楽しいし、これを実践した生徒はほとんどイントネーションの抑揚が出来聞き、英語が聞き取りやすくなっています。なので、良ければ実践してみてください。

数字の発音

これは実際に私もひどく苦労しました。
13から19
20から90
ココの違いが中々身に付けるのが難しいです。
私は実際、留学や旅行で数字の発音が中々うまくできず苦労しました。
14(fourteen)と言ったつもりでも
four zero? one four? と聞き返されることが何度かありました。
また、電話越しに数字の発音がうまくできず、間違えた番号で理解され何かのプロセスで失敗したことが何度もあります。また、聞き返され続けるので電話の場合時間がとってもかかってしまいます。

なので、数字の発音はどんなに難しくてもしつこく練習して覚えることをお勧めします。

将来親になったら…

将来自分が親になることが出来たら、オンラインの英会話もしくは日本語のレッスンは積極的に取り入れていきたいと思っています。
どこでも受講できるし、楽しく言語を学ぶことができると感じたからです。
対面での集団レッスンにするかは子供の性格などを考慮したいです。
オンラインが向いている・向いていないはあると思っているからです。
また、旦那がネイティブスピーカーであることもあり子供には両親のルーツを知ってもらう為にも2か国語習得させたいと思っています。その際に、オンラインはとても活用できるのでは?!と思っています。私が日本の大学にいたころ、講義でドイツ人の教授が日本人の旦那さんとの間に生まれたミックスの子供のバイリンガル教育にとても苦戦していることを知りました。ミックスルーツだからアドバンテージがあるわけでもなく、どんな子供も同じだと思いました。なので、日本人同士だからとか、英語できないなどの環境ではなくどうアプローチしていくかが大きなキーポイントかなと思います。まだ、子供を持ったことはありませんが将来の為にもこの講師としての仕事を通して多く学んでいきたいです。

未熟な講師の独り言でした!
それでは次回!!!

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