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走れメロス


 今回から小説係の本も要約。書評のマガジンに追加して行きたいと思います。できるだけ、作品の魅力を損なわず。面白可笑しく伝えていけたらと思います。

 今回のテーマは走れメロス。
 この物語りは一言で表すと。
メロスおかしい』『作者はもっとオカシイ』です。

 政治が分からない青年メロスが妹の結婚祝いを買いに都会に来るのですが、街の治安の悪さにメロスはガチギレして王様に直訴。「お前に国を治める資格はねぇ!」と責たてるんです。

 当然怒る王様はメロスを捕らえて死刑にしようとするんですが、「妹にプレゼント渡すまで死ねない。と宣い。そこで親友を担保に三日間待って欲しい。帰ってこなければ、親友を処刑して構わない」というのです。王様は、そのメロスの言葉を信用。三日間猶予を与え。帰ってくるか試します。

 紆余曲折あってメロスは妹にプレゼントを渡し王様の元に帰ってくるんですが、なんか、帰ってきたら、親友とメロスが熱い殴りあいを始めるんですよ。その後、二人の若者に感激した王様が自分の政治体制を改めて、良い国を創りました。って話しです。
 

 書いてて改めて思ったんですが、ちょっと頭、おかしくないですか?これ?

 これが義務教育の教科書に載っている時点で、文部省仕事しろよ!と感じずにはいられません。

 まとめると。
 『メロス。おかしい』『太宰治おかしい』それと『世間もおかしい』『お前ら全員おかしい!』って作品になってます。色々とツッコミどころの多い作品なので、学生時代読んだ方は是非読んでみて下さい。多分、笑います。

 

 
 

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