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お嬢さん、おたくは利益を上げちまってるからBSは必要だよ

デスクトップ直ったー!そしてまさかのOS最新!いぇーい!

先月、うちのPCをチェックしたときなぜだかスクリーンがうんともすんともいわなかったんだけど、直った、というか直してもらった。

先月は気づかなかったのだけれど、このデスクトップ、ずっとホコリをかぶってたわけじゃなくて、ぼくの派遣前はNOC(National Olympic Committee ぼくのボス<視覚障害者協会副会長>の本職)のオフィスにあったものだったのだ。さすがお金持ってらっしゃる組織は違うのぉ。(だから、スクリーンだワークしないから放置してたのをNOCの秘書のニーシャに言ってなかったからエラい怒られた…)

これで、こっちの秘書のファビーナに紙のノートへの支出入の記入をPCに切り替えてもらい易くなった。

それで、現状きちんとした簿記がこの組織はできているわけじゃない。

入ってくるお金(政府補助金)と支出(モップの材料費、フードバスケット)、売上をざっくり書いてるだけ。家計簿に毛が生えた程度のものと言ってよい。

一般のノンプロフィットやNGOだと支出入を記入するだけで問題ない。だって、どこからどれだけお金が入ってきて、どのプロジェクトにどれだけお金を使ったかがわかれば良いから。

けど、この視覚障害者協会はモップ販売をしてる。利益を上げてる。

働いた視覚障害者に報酬を渡してる。

そうなると、もう立派なビジネスだからきちんとした会計が必要だ。

キャッシュフロー計算書(CS)、損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)。

ファビーナはどうやらNGOだからそんな難しい会計はいらないと思ってるらしい。政府に報告もする必要ないようだし。(あとで知ったけれど、ほんとは必要で少なくとも年に1回報告しないといけないらしい。これは毎回NOC側の秘書が苦労していたらしい…。おい、連携…)

どんぶり勘定でよくここまでやってたなと思うんだけれど、株式会社じゃないぶん厳密さは求められてないんだろう。誰が損するわけでもないし。

けど、組織を大きくしようとか効率的に活動したいと思っているぼくのような人間にはやはり不都合。

だって、どれだけのお金があるのかわからないし、どれだけのお金がモップ製造の人件費として視覚障害者たちに支払われているかわからない(なんとこの人件費は記録されていない!)。

これでは計画のしようがない。お金のやりくりをして、目標設定して、来年は〇〇ができるうようにしようみたいなことをやりたいんだ、ぼくは。

だいたい、いまだに資産がどれほどあるのか誤魔化されてまくって、ぼくは把握しきれていない。ぼくの中で、これシレっと誰かがネコババしてるんじゃないかという疑念がなくもないから、あまりツッコむと刺されそうで怖いのだ。

というわけで、大義の下、複式簿記というはだね、ファビーナ…と少しずつ会計とはなにか、いかに大事かを説いていたのだけど、デスクトップが使えるようになって、オフィスレディ感がでてファビーナもやる気になってくれるんじゃないかと淡い期待を抱いている。

少し前まで、スマホで管理させようとしてたけど、いろんな理由であまり上手くいってなかった。

やっぱり見た目って大事。

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