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新しい教育を創っていく、仲間の輪の広がりを!(利根川裕太さん(特定非営利活動法人みんなのコード代表理事)からの応援メッセージ)

 このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。

 第9回は、「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」というビジョンを掲げ、特定非営利活動法人みんなのコード代表理事として、プログラミングをはじめとした情報教育の普及のため、学校現場のサポートに全国を奔走していらっしゃる、 利根川裕太さんです!


利根川裕太氏

▼未来の学び応援プロジェクトについて

1.このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?

 戸田市とは、2017年に「カリキュラム・マネジメント研修会」の講師、18年にはプログラミング教育実証事業研究会のパネリストとしてお招きいただいたり、2017年に私が初めて出した書籍で戸ケ崎教育長にインタビューさせていただいたりと、みんなのコードの活動初期からお付き合いがありました。
 昨年は、みんなのコードが開催した「一歩先の情報教育を考え、授業時数特例校に」というイベントに戸田東中学校の鈴木校長にご登壇いただくなど、ともにプログラミング・情報教育の充実を目指してきたパートナーだと思っています。

 また、戸ケ崎教育長とは外部の会議やイベント等でご一緒することもありますが、精力的に現場のためにご尽力する姿勢には「私も頑張らねば!」と刺激を受けています。

 子供たちのためになると思うことを迅速に、前例に囚われずに実践してきた戸田市の取り組みにはいつも注目していますので、今回のプロジェクトにも大変期待しています。

2.どんな提案が特に面白いなと思いましたか?

 戸田第一小学校の「PBLで子供たちの『やってみたい!』を叶えたい」です。資料の中にありますが、PBLは子供たち自ら課題を立て、その解決に向けて取り組むことを通して、これからの社会で必要となる資質・能力を高める探究的な学習です。

政府の会議でご一緒した際に安宅和人さんが、「未来というのは、夢と技術とデザインを組み合わせて創り出していくもの」とおっしゃっていたのが印象に残っていて、私たちの提言資料等でもよく引用させていただいています。叶えたい夢、解決したい課題を見つけ、技術を有効活用してプロダクト・ソリューションをデザインしていく、そんな力を育成するのがPBLだと考えています。

 もっとやってみたい!解決したい!という思いが子供たちから生まれてくることは素晴らしいことですし、応援したくなりますね。

3.このプロジェクトへの期待を教えてください!

 PBLなど子供たちの学びがどんどんクリエイティブなものになることに加え、それを理解し、応援する人が増えることに期待しています。

 近年では「社会に開かれた教育課程」が唱えられるなど、学校側に社会の変化を見る・社会と連携することが求められています。

 みんなのコードでも、以前他の自治体と連携し、ふるさと納税クラウドファンディングにチャレンジしたことがありました。
 その際に100人を越える方々にご支援いただき、プロジェクトを始めることができました。
 その後効果を認めていただき、現在はクラウドファンディングではなく、市の財源で取り組むことができています。
 今回のプロジェクトをきっかけに、学校ではどんな変化が起きているのか、子供たちはどんなことをやりたがっているのかといったことに興味を持つ人が増え、新しい教育を創っていく仲間の輪が広がっていくことを期待しています!


利根川裕太氏

 利根川さん、大変御多忙のところメッセージをお寄せくださりありがとうございました!
 教育界のチェンジメーカーとして、引き続き戸田市ともタッグを組ませていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!

▼寄附はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1998

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