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≪学びを通して社会を知る≫

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「学びと社会を結ぶ」教育を提案します。 ►なぜ、学ぶのか? ►学校=実社会? ►学び=未来の自分? ►自己理解×社会認知
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記事一覧

ローカルで仕事をつくる|和歌山県立田辺高校・キャリア授業

こんにちは、ギンエンの東です。 2023年7月4日、田辺市にある田辺高校の皆さんと一緒に、キャリア教育の授業を通じて、自分で仕事を作って生きるということについて考える機会をいただきました。 出張授業について今回は、私が所属する makers university というプログラムで行っている、全国の高校に無償で出張授業に出向くという取り組みです。 ▼今回の講師メンバー 昨年から始動した取り組みですが、既に今年は半分以上の枠が埋まっているそうです。(もし、各学校の担当者

【メンター募集!】駆け出しデザイナーのスキル不足を打破する新しいスクールを設立します。

この記事を見つけていただき、ありがとうございます! デザイナーの「もち」と申します。 この度「新しいオンラインデザインスクール」を立ち上げることにいたしました!そこで手伝ってくれるメンターさんを募集したいと思っています! この記事では、なぜ私が新しいスクールを立ち上げることにしたのか、その理由と目指す方向性について書いていきたいと思います。 少しでも共感してもらえる部分があれば、是非お気軽にお声がけください(^^)/ なぜ新しいオンラインデザインスクールを立ち上げるこ

【新遠野物語創造】ジンギスカンのタレを追求しよう~1から作る俺達のタレ~

★令和5年度「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」が始動します! 今年度も、5月23日(火)から、遠野高校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクトが始まります。 今回は、これまで行ってきた探究活動の中で、秀逸かつ面白かった活動を紹介していきます。 「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」のL班「遠野イノベーション」チームは、自分の興味のある身近な地域のテーマを取り上げ、活動するチームでした。いろいろなテーマをグループごとに設定し進めていきました

「ジェネレーター」に惹かれて社会教育に足を踏み入れたら、3年後に繋がった話

ジェネレーターという在り方を知っていますか? この在り方を「最近こんな本を読んだんだけどさ〜」と知人に教えてもらったのが学生の頃。 学校の先生になろうかどうしようか悩んでいたタイミング。 フィンランド留学中に、現地の先生に言われた、「教員の仕事は、子どもたちの好奇心の芽を摘まないことだと思う」という言葉がずっと心の中に残っていて、『まさにそんな在り方を体現しているのが、「ジェネレーター」なのでは!?』と、すごく衝撃を受けながら読んだことを覚えています。 『ジェネレーター的

大学生の悩みに回答!就職以上に重要な、キャリアづくりで大切な考え方

どうも、BPLの川本です。毎週月曜に配信を決めているけど、今週はギリギリになり焦りました(笑)。今、BPLでは若手社会人・学生向けにコミュニティづくりを考えています。そんなわけで、コンテンツづくりについて、大学生にヒアリングを行いました。今回は、その中で出た、“キャリアづくり”という質問について、僕の経験を踏まえて回答します! 昭和の価値観を持っていた、学生時代大学2から3年生の方と話をすると、企業へ就職・大学院へ進学・起業など、今後のキャリアについて話をする機会が多くあり

日本の教育界を僕は"洗濯"したい

今日は夢を語らせてもらった。 自分の夢だけでなんと1時間は軽く語れる。 これは昔行ったいばらきドリームプラン・プレゼンテーション(通称:ドリプラ)のおかげだろう。 自分の軸をハッキリさせ、自分の口で言える。 そして、相手に疑似体験をさせてあげられる。 「あぁ、こういうことか」って分かるレベルにまで昇華できているんだと実感できる。 でも、中には【夢】って大事なの?と言われる。 僕は大事だと思う。 夢というよりも【志】が大事。そんな話をしていこうと思う。 志はど

教員を目指す学生に伝えたこと

先日9月26日に、日本女子大学の教員を目指す学生さん向けに、「これからの社会で生きる子どもたち」というテーマで講師を担当させていただきました。 きっかけは、同大学教授の羽中田先生からご依頼いただいたことです。 先生とは豊島区の仰高小学校にて2年ほど一緒にプログラミング教育に取り組ませていただきました。 このお話をいただいてから、「学生たちにどんなことを話そうかな」といろいろ考えました。 私に期待されていたことはおそらく、 ・これからどんな社会になるのか ・そこではどんな

学校は社会ではない

私にはずっと疑問がありました。 私は先生から好かれるタイプではなかったため、先生から「学校は社会の縮図だ。」学校でうまくできない奴は社会では通用しないという論に違和感がありました。 そして大学に進学し、少し時間的な余裕と金銭的な余裕だ出てきて、精神面でも余裕が出てきました。 大学生の方が高校生より社会人に近いですが、大学生になって「学校は社会とは全然違う」と思うようになりました。 それは正確に言えば社会の側が急速に変化しているのでそれに学校が全然対応しきれていないとい

「幸せの教育」に欠かせないものを考えた話

最近、学友からイベントの紹介されたんですよ。 で、この初日のプログラムの中で、 「幸せ」に生きるための教育とは? なるテーマでシンポジウムが開かれるみたいなんですよね。 プログラム詳細はこんな感じ。 なるほどなぁ・・・。 「日本の子供の精神的幸福度の世界ランキングは最下位から2番目です」 とか書かれると、そりゃ心配にもなりますよね😂 ということで、僕自身の経験や教え子との思い出から、「ちびっ子達が幸せをを感じるメカニズムとは?」という問いについて思うことを綴りま

学びへのコメント返ししてみた話

僕のnote記事に大変貴重な、興味深いコメントをいただきました。SNSにコメントがつくということはありふれた日常になりつつありますが、やはり嬉しいものです。その興味深いコメントをいただい記事はこちら。 そこでいただいたコメントは超長文・・・熱量がすごい。これは何かしらの形で答えねばなるまい・・・と思い綴ることとしました。 【どんなコメントが届いたのか?】実際のコメントがこちら。長文です。 (太字はソガ氏の独断と偏見でグッときた部分です) 始めは「バーチャル町民会議」とい

未来の学校にあったら面白いものを考えた話

2〜3月にかけての約1ヶ月半、僕は長野県小布施町を舞台とした「バーチャル町民会議」なるものにバーチャル町民として参加していました。教育班として。 コロナによる世界観の変化は、質量への憧憬をどこかに残しつつも新しい学びやコミュニティのあり方についてのアップデートを確実にブーストしてくれます。ちびっ子とのフィジカルな触れ合いはもう少し未来の話として、この1年やバーチャル町民会議を振り返りつつ、これまでの学校とこれからの学校について考えたこと・思ったことを綴ります。 【学ぶ価値

<かえる事業>にびっくり!

私とKimikoさんは今、長野県飯田市にある<週休いつか>という年中無休24 時間営業(?)の小さな株式会社が経営している、<裏山しいちゃん>という駄菓子屋さん(?)を拠点にしていろんな活動をしている。 その中に<かえる事業>という市の受託事業者としての、学生のインターンシップを支援する事業がある。 もともと学生の就活に全くと言っていいほど関心のなかった私たちが、今やこの事業のお手伝いに夢中!ハマってしまったのだ。 なぜか・・・? まずここに関わる人たち・・・<週休い

就活レス教育への転換 ≪教育❌就活 ≫

皆さんは就活を「長い」と感じますか? 本格的な就活が始まるこの時期、就活期間は人によって短くも長くもなります。学生の多くは学校や大学で身に付けた知識とは別に「就活」の学びを始めなければなりません。それは社会に対する知識・ノウハウ習得と同時に社会の中に「自分の価値、役割、将来」を見出すことを求められるためです。これを学びの二度手間と感じる方もいらっしゃるかもしれません。それならば、就活に至るまでの「学習環境」でそれらを獲得する術があれば就活がスムーズになるだけでなく、就職先や

子供と社会を繋ぐ《プラットホームHub 》

前回の記事で、子供たちは“現在の社会”を知る機会が損なわれている事に言及しました(学生教育から社会人へのギャップとミスマッチ)。今回は、子供と社会を繋ぐ相互間情報の発着場≪プラットフォームHub≫の活用を投げ掛けたいと思います。良い言葉が見付からなかったのでこのフレーズを用いますが、他に適当な単語があれば教えて下さい。 「教育の変遷」まず、昨今の教育の変遷についてご紹介します。2011年頃から文科省を中心に21世紀に相応しい学びとして「教育の情報化」がクローズアップされ、G