ギンエン

合同会社ギンエンの公式ページです。和歌山県を拠点に写真撮影・デザインをはじめとし、包括的な地域編集を生業としています。https://gin-en.jp/

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    • WORKS(写真)

      ギンエンにご依頼いただいたお仕事を掲載しています。

    • 和歌山仕事図鑑

      クリエイターが和歌山を旅しながら、たまたま出会った人を取材する。和歌山で暮らす人々の生き方、仕事、ライフスタイルに触れる、そんなマガジンを更新しています。

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    しらおいクリップ|地域の人の視点を生かす観光×写真・デザインのワークショップ開催報告

    春の装いが感じられはじめた3月。季節を逆戻りして、北海道の白老町へ北上してきました。白老町への訪問は3度目。実は、卒業論文のフィールドとして大変お世話になった地域でもあります。 今回は、同世代で「またたび文庫」の店長の羽ちゃんこと羽地夕夏さんから声をかけていただき、ワークショップの講師として伺いました。 講師は、新潟県新発田市で副業デザイナーとして活動する五十嵐萌さん(もえぴさん)と和歌山県からギンエンの東が参加。 視点を学ぶワークショップの可能性いろんな地域で、フォト

      • 地方の個人店とローカルメディアの付き合い方

        こんにちは、合同会社ギンエンの東です。 今回は、「地方の個人店とメディア」という切り口で、半分覚書のような形で、記事を書いていきたいと思います。 この記事では、一方的に取材されるためのノウハウではなくて、メディアとお店、お互いに納得感のある長期的な関係性を作るための意識がとても大切であることを前提とさせてください。 背景として、和歌山県紀の川市で、51年続いた地元の喫茶店「雅園」を承継したことを、2022年8月オープンから約半年で、WEB媒体、地方新聞、地方テレビ局など

        • 観光の未来を考える「神倉書斎での宿泊体験を通して」

          小路を進むと「泊まれる小説」こと神倉書斎に到着しました。この宿では、とある物語が語られています。 神倉書斎とは?世界遺産・神倉神社(和歌山県新宮市)のふもとに潜む、1日1組限定、1棟貸切の小さな宿です。宿泊を目的とした滞在はもちろん、この宿のいちばんの特徴は物語が語られているということです。小説の世界に迷い込んだような、不思議なひとときを過ごすことができます。 ゆったりとした時間を過ごせる一棟貸しの空間 観光、帰省、ワーケーション 、様々なタイミングで利用でき、貸し切り

          • [ギンエン撮影実績/商品撮影] aster

            青年海外協力隊として、エチオピアの赴任経験があるという、あつこさんが手掛けるレザーブランド「aster -ethiopian leather-(アステル)」の商品撮影を担当しました。 asterでは、現地から仕入れたエチオピアレザーを使ったレザーグッズを制作、オンラインで販売。 SLOWな時間をエチオピアから。 小学校の先生として働いていた経験もあるあつこさん。エチオピアでは、比較的、新しい教科であるアートの授業を担当していました。先生をしている時は、毎日が忙しなく、エ

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            和歌山ものづくり文化祭2022レポート

            こんにちは、合同会社ギンエンの東です。 先日、和歌山市で開催された「和歌山ものづくり文化祭」というイベントの当日カメラマンとして参加させていただきました。 お話をいただいた時から、とても楽しみにしていたイベントだったのですが、想像を遥かに上回るお客様に来場していただく結果となり、今後、来年、再来年と続いていくのが本当に楽しみだなと感じました。 ということで、カメラマンから見た、#もの文2022 レポートをお送りしていきたいと思います。 ■ものづくりイベントへのイメージ

            「日光写真ワークショップ」を開催しました|WONDER FOREST 2022

            こんにちは、合同会社ギンエン・東です。 2022年10月30日、大阪府熊取町で開催されたイベントにギンエンとして出店いたしました。せっかくなら、写真の楽しみ方を拡張するような体験してもらいたいと思い、日光写真という変わった形でのワークショップを開催しました。 今年は、4400名もの方が来場されていて、本当に活気のある屋外イベントでした。 ■WONDER FORESTとは?永楽ゆめの森公園で開催される総数46のクリエイターによる森のお祭りです。2019年から開催され、今回

            中学生と考える将来のこと|紀の川市立貴志川中学校

            こんにちは、合同会社ギンエンの東です。 先日、地元の中学校にて、進路について考える授業で講演してきました。和歌山県紀の川市の中学校が5校あるのですが、そのうち2校に呼んでいただき、まずは第一弾、貴志川中学校で1時間の授業を担当させていただきました。 稚拙ながら、記録をまとめましたので、今後、講演会をしなきゃいけないという方の、参考になれば嬉しいです。 ■「オンラインで質問」を取り入れてみた 今回、講演の依頼をいただき、色々と思案する中で、中学生の時に「どんなことを知り

            #3 和歌山市|形を変え地域に愛される店・「たこ焼03/café blue wood」青木さんご家族

            18歳の頃からずっと海に関わる仕事をしていた海の男、青木保豊さんは奥さんの利津子さんと娘さんの真由美さんとともに、仕事の合間でたこ焼き屋とカフェを始めた。保豊さんが焼いたたこ焼きと真由美さんが焼いたお菓子を利津子さんが提供する。そんなお店を訪れた。 1日目・出会い和歌山市に初めて足を踏み入れた私。西側の海沿いに工場地帯があると知り、散歩がてら徒歩で向かってみる。 炎天下の中30分程歩き、やっとたどり着いた目的地の河西緩衝緑地周辺の散策はすぐに終わった。水分補給を挟みながら

            [ギンエン制作実績/HP]一般社団法人Otonoha

            この度、一般社団法人Otonohaのホームページのリニューアルを致しました。 ▶︎出会い代表・東がかつて住んでいたシェアハウスに遊びに行った時に出会い、同じ歳で、創業もほぼ同時期、同じような悩みを抱えていたタイミングだったことが重なり、今回、HPのリニューアルをさせていただくことになりました。 ▶︎一般社団法人Otonohaについて社会が感じる「障害」個人が感じる「生きづらさ」を減らすことをミッションに、活動している団体です。 障害を治したり、もしくは障害も個性だと賛美

            [ギンエン撮影実績/イベント]コミュニティハウス アオイエ

            株式会社アオイエが運営する、「コミュニティハウスアオイエ」の2022年度夏合宿の様子を撮影させていただきました。 シェアハウスではなく、コミュニティハウスと称しているように、ただ、住む場所を共有する仲ではなく、東京、京都、大阪、沖縄にあるそれぞれの家の住人同士がつながりを持っています。 そんな、みなさんの様子を、ただイベントを記録するのではなく、そこにある時間や関係性が写る1枚1枚を意識して撮影しました。 ▼ 宿泊場所:あうる京北(https://www.kyosemi

            [ギンエン制作実績/和歌山]喫茶 雅園

            喫茶 雅園(ガエン)さんは、和歌山県紀の川市で51年続く喫茶店です。代表 東の実家の近所だったこともあり、子どもの頃から、家族で通っていたお店でもありました。 2022年3月、前オーナーさんが閉店されたことを聞き、子どもの頃から通っていた喫茶店をどうにか引き継げないかと、合同会社UTAGEさん、fuchulures(フチュウルアーズ)さん、ギンエンの3社で喫茶店リニューアルプロジェクトに発展。 長い歴史、こだわった内装、そして何よりも、地域の人たちが集う場所を進化させなが

            #2 古座川町|紀南での葛藤が今の仕事に繋がっている。人の流れを生むコーディネーター・今上亜也さん

            出会い大阪から特急で約4時間。そして、名古屋からも約4時間。和歌山の紀南にある、那智勝浦町へやってきた。 まず驚いたのは、街中の至るところにマグロの無人販売所があることだ。商店街もマグロを提供するお店がいっぱい。店の看板もマグロ、足湯に描かれている絵もマグロ。まさにマグロの街。 翻訳、ゲストハウススタッフ、経理、SNS運用とさまざまな仕事をしている、今上亜也(イマガミアヤ)さん。大阪で生まれ育ち、現在は和歌山で暮らしながら幅広く活動する印象を受けるが、働く上での葛藤もあっ

            #1 湯浅町|縁を大切に、地元で愛され続ける「大黒屋」店主 権為朱美さん

            「縁があったらまた来てくれるしな。」そう話すのは和歌山県の湯浅町でたこ焼き店「大黒屋」を営む、権為(ごんため)朱美さん。 出会い 醤油工場の見学を目的に湯浅町を訪れた筆者。お昼ご飯を求め町内を散策していると、「たこ焼き」と書かれた味のある提灯が目に入ってきた。 和歌山でたこ焼き屋とは珍しいなと思いお店を覗くと、朱美さんが顔をあげ「こんにちはっ!」とカラッとした挨拶をしてくれた。「美味しそうですね〜!」と伝えると「美味しいでっ!」と答える朱美さん。カラッとした笑顔にこちら

            「和歌山仕事図鑑」をはじめます

            和歌山なんもないで 唐突ですが「和歌山なんもないで」。和歌山に住んでいる方なら、一度は言われたことのあるフレーズではないでしょうか。 本当に、そんなに和歌山にはなんもないのだろうか。そう思いながら、和歌山の中を見渡してみると、おもしろい人、偉人を育んだ自然、想像以上に多様な仕事、じっくり眺めてみると、興味深い物事がたくさんありました。 「和歌山なんもないで」 本心でそう思っているのではなく、多分、遠慮やシャイな気持ちが言わせているのではないか。そんな答えに辿り着きまし

            [ギンエン撮影実績/和歌山]中野メリヤス工業株式会社

            ▶︎小噺 中野メリヤス工業株式会社は、1973年創業、和歌山県高野口に工場を構える、クラフトファーの製造販売事業を行っています。 中野メリヤスさんとの出会いは、金子さんという方に出会ったことがきっかけでした。金子さんとは、代表 東が参加した「わかやま起業塾」で、同期でした。 彼女は、高野口の地場産業に魅力を感じ、re:bero(リベロ)という屋号でアパレル製品の販売を行っています。その製品作りに使用されていたのが、国内でも唯一の生産地である高野口で作られたクラフトファーだ

            [ギンエン撮影実績/ウェディング]I様

            2022年より、個人のお客様からの撮影受付を開始する準備を行なっています。 その中でも、結婚式の撮影について、お問い合わせが多いため、作例を掲載させていただきます。 ギンエンでは、派手な写真ではなくとも、何年経っても、写真を見返すとその1日がふっと思い出せるよう、息遣いや緊張、幸せな気持ちが宿るような写真を残しています。 お顔がはっきり写った写真はもちろんですが、当日の雰囲気が残るよう視点を向けて、1枚1枚シャッターを切っています。 オリジナルのウェディング撮影がした