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[ギンエン撮影実績/商品撮影] aster

青年海外協力隊として、エチオピアの赴任経験があるという、あつこさんが手掛けるレザーブランド「aster -ethiopian leather-(アステル)」の商品撮影を担当しました。

asterでは、現地から仕入れたエチオピアレザーを使ったレザーグッズを制作、オンラインで販売。

SLOWな時間をエチオピアから。

小学校の先生として働いていた経験もあるあつこさん。エチオピアでは、比較的、新しい教科であるアートの授業を担当していました。先生をしている時は、毎日が忙しなく、エチオピアでの暮らしとのギャップに驚いたと言います。

エチオピアでは、仕事観が全く違いました。優先順位でいうと、神様がいて、家族がいて、友人がいて、最後のほうに仕事があるんです。自分も身近な人たちも大切にして、ゆっくりと暮らしているんですよね。

「しあわせだなあ」と感じる日々を送る中で、エチオピアでの暮らしが教えてくれた、自分を含め大切な人を大切にする時間。エチオピアで学んだ日々の過ごし方や考え方を日本でも味わってほしい。そんな想いがアステル設立の背景にありました。

あつこさんのものづくりに対する姿勢に惹かれる。

「つくることが好き」というシンプルな想いだけで、開業し、日々、ものづくりを続けているというあつこさん。

世間には、マーケティングやブランディングなど、ものを売るには十分すぎる情報がたくさんあります。もちろん、売れなければ長く続けていけないということは、とても大切な視点ですが、何よりも、つくっている人の想いがどこにあるかが、きっと、つくられたものにも宿るんだろうなあと感じました。

また、一児の母でもあり、パートナーの転勤も多いご家庭のあつこさんは、就職して好きなことを仕事にすることの難しさを感じていた時期もあるそうです。

せっかく条件の合う会社を見つけても、面接で落とされることが続きました。数年後には遠くへ引っ越す可能性があったり、子供の保育園のお迎えの時間に間に合うように退社したかったり、就活に不利になる要素が多かったので。

「就職できなかったら専業主婦になるしかないの?」「これまで仕事で積み重ねてきたことは無意味だったのかな」と考えては、落ち込んでいました。

https://wasei.salon/contents/0911bffb8441

それでも、今ある環境で、好きなことを続けることを諦めず、自分でお店を開業することを決めたことは、人生の大きな一歩。

こうした背景から生まれた「aster」のアクセサリーやコーヒーグッズは、日々の忙しい時間に、ふと、今ここに意識を向けるためのヒントをくれるのではないでしょうか。

エチオピアレザーを使った、アクセサリーやコーヒーグッズ。

エチオピアといえば、コーヒーですが、実はレザーも主要産業です。標高が高く涼しいエチオピアでは、質の良い薄くて強くてしなやかなシープレザーがとれることで有名だそう。

ちょっと珍しいアクセサリーやコーヒーグッズを日々の暮らしに取り入れてみたい方、委託販売や仕入れとして、お取り扱いしてくださるお店やショップオーナーの方も募集中だそうです。

▼オンラインショップ

▼お問い合わせ(Instagram)https://www.instagram.com/aster_ethiopianleather/

▼aster -ethiopian leather-・えびざわ あつこさん

現在は、革工房で製作担当をしながら北摂の自宅アトリエでものづくり。1児の母。服と散歩、ものづくりとコーヒーが好き。

略歴
2017 はじめてのイベント出店
2019 ギャラリーで委託販売を始める
2022.8 aster-ethiopian leather- 開業
2022.11 online shop open

合同会社ギンエン
HP:https://gin-en.jp/

和歌山をはじめとし国内外問わず、「様々な境界を溶かしながら、クレイジーで温かい世界をつくる」ことをミッションに、どんな小さな声にも耳を傾け、「企画・制作(写真撮影やデザインなど)・PR」を一貫して行っています。

お問い合わせは、こちらからお気軽にご連絡ください。

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