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2021年の振り返りと気づき

身近な人の振り返りを見て触発されたのもありますが、人生の転換期となる年でもあったので、自分も書き留めてみます。


今年の振り返り

大目標と結果

2020年に掲げた目標は本を100冊読む事でした。量を読めばいいとは勿論思っていないのですが、インプットが減少していた時期であることや読書の下手さを克服したかったので、良い機会になればなと考えて設定しました。

結果は226冊。

別のnoteにも書いたのですが、年始一気に読んだ事で読み方のコツと習慣化が作れたため、本を読む行為が生活の中に自然な形で溶け込めたと感じてます。この辺りのコツや読んでよかった本については、別のnoteで紹介しようと思います。

上のnoteでも紹介しているが、プロダクトマネジメントや組織マネジメントする方には、(無難ではあるものの)こちらをおすすめしたい。

2021年を通して

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仕事×

リクルート
本職本業としては、大企業でスマホアプリのプロダクトマネジメントとピープルマネジメントをやらせていただいていました。
過去形にしているのは、Twitterで事前共有していましたがリクルートを退職した(正確には1月末退職)からです。

何気なくTweetしたら思いの外反響があって驚きました。
様々な経路で約100社からお声がけいただきまして、その中から数十社とお話する機会を貰いました。自分なんかのために時間作っていただき本当ありがとうございました。

辞める理由や次どうするか(まだ決まっていない)は、次のnoteできちんと書こうと思います。
ここでは、決断に至った理由を簡単に書いておきます。

  1. 決定事項

    • 入社してすぐに、この会社この事業で自身が達成したい(すべき)仕事を決め、それを達成するまでは辞めないと決めていました。社内でも何度かこの話をしていました。それが達成されたからです。

    • 2020年2月に会社を設立しており、その前段階では既に別理由で退職を決めていました。会社設立前後で組織マネージャー(GM)の機会をいただける事となった為、自分の力や時間が事業や会社並びに人に対して応えられるのであれば、ロスタイムを受け入れようと決意した背景があります。勿論ロスタイムは、妥協せず取り組み、力を尽くしました。

  2. 価値の証明

    • 大企業大規模サービスのプロダクトオーナーと組織マネージャーをしていると純粋な力がわからなくなってきます。支援者協力者なしで自分は何が出来るのか、そしてこの5年間で作り上げてきたプロダクトと組織の価値は再現性あるのか試してみたい気持ちが強くなったためです。

  3. 価値観の変容

    • 健康面の変化、家族友人との関わり、広がる趣味を通して、100%仕事に向き合うのは自分らしくなく、その比重と価値観は別な人に任せるべきだと考えました。自分の人生における今のフェーズは100%仕事で向き合うのは間違っていると感じたのです。この仕事が自分の人生ではなく、自分の人生の中にこの仕事がある状態に変えたかったわけです。

    • 上記の理由から地方へ移住することに決めました。リモートワーク環境も整いはじめ、ルールとして地方移住も可能となりましたが、この移住はルール適用外の場所となったため、これもタイミングなのかもと感じたところです。

どんな仕事をしていたか、話したくても話せないことが多くてパブリックには挙げづらいのですが、これまで一緒に仕事していたピカさんの取り組み事例があるのでここで紹介させていただきます。

ちなみに、リクルートで一番近くで一緒に働いた中里くんから貰ったアードベックを飲みながら今この振り返りを書いています。文末近くなるにつれ言葉がぐちゃぐちゃになってるかもしれません。

会社経営
2020年コロナ禍が始まったタイミングで会社を設立しましたが、自身と創業者共に本業が多忙だった為に休止状態でした。

2021年から余裕が生まれ始めた事と仕事や生活の価値観が変わってきた事で再始動に向けて動き始めています。
新しい仲間たちも加わったので、カオスが生まれる事を楽しみにしています。

個人
2021年は副業を無しにして、自分自身の時間を自分の為に使う年にしました。新たに作り出した時間で取り組んだことは、スニーカーペイントとアクアリウム(熱帯魚とエビのブリード)。

きっかけは、子供たちの靴の見分けをつけられるように(同じ靴をまとめて購入してしまうため)だったのですが、元々モノづくり好きなのもあって大人用も作ったりしました。最近は家族以外の方向けに作ったりも。コツは新品の靴に塗料を塗る勇気を持てるかどうか。

自分用に作ったものの履いていない
春を意識して作りました
エアブラシでグラデーション塗装

趣味選択の基準はクリエイティブティがあり、ビジネスにもなり得る題材にしました。
スニーカーペイントと熱帯魚やエビのブリードはナレッジが完全に体系化出来ていない事もあり、再現性と偶発性で構成され、CtoCマーケットが存在する特異性が惹きつけられた理由でもあります。


健康×

肉体
リクルートに入社してからじわじわと20kgほど体重が増え、2021年突如15kg体重が減り、2021年12月再び体重が増加し始めている状況。痩せた要因は酒以外の前述した趣味を作った事。とはいえ、体重の変動が激しすぎるのは体に良くないし、何よりも着れる服が変わってしまうのがめんどくさい。

精神
不安定ではなかったものの、一時的に良い状態ではなかった。なお、関わる人達は気づけない(気づいていない)と思う。
完璧主義のつもりはないが、自身の外側と内側の差を(勝手に)大きくしすぎて削りすぎたのかも。
中間管理職の特性上、板挟み構造になってしまうのもあるが、そもそも相談できる相手がいなかった(いなくなった)事で拗らせてしまったように考えているので、会社内外両方でフラットに話せる相手を作る事が大事と感じました。


家族○

平日
リモートワークの生活に家族も適合が出来てきた年で、以前は適合出来ていなかったことで生じる摩擦でストレスを感じさせていた(感じていた)ように思う。妻のリモートワークに対する価値観のアップデート(休みじゃなくて仕事)と家事育児の様々な特性を持つタスクをリモートワークの柔軟性を活かして分担出来た事が大きい。

休日
前述した仕事の考え方や向き合い方を変えた事で休日行っていた仕事は徐々に減っていた(仕事や自己研磨の優先度を下げた)。その分、子供たちと一緒に過ごす時間はとても増えた。3人で生き物(カナヘビと謎エビ)を捕まえに行くことが多く、生き物に触れて育てる体験を東京の新宿で経験させられたのは親として良かったと感じている。また、休日は妻の1人時間となるため、妻にとっても良い時間の過ごし方だったと思う。

男子3人で行動することが増えた

友人○

オンライン
仕事を優先にしていた事とコロナ禍もあって、友人と過ごす時間が失われていた時期。前述した仕事への向き合い方が変わったタイミングとモンスターハンターの発売日が重なり、久しぶりに友人達に連絡しコミュニケーションとる機会になった。
オンラインとはいえ、数年ぶりに見る話す友人もいたが以前と変わらないままでとても心地良かった。この体験から人生における価値観が変化し始めたように思う。

オフライン
コロナも若干落ち着いてきたのもあり、前職のエンジニア同期のお家で忘年会をしました。ライフステージが変わったり、仕事での役割が変わったりと変化はあるものの、新卒同期ということもあり価値観の方向性は近く、取り扱う話題はどれも共感出来て安心感があった。

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まとめると、仕事と健康面はダメでしたが、価値観の変化に伴うことや変化の機会に繋がった事象(結果)だと思いました。
結果、退職を決めましたが、退職をきっかけに様々な人たちとお話しする機会をいただけて、楽しい日々を過ごせている2021年後半でした。

終わり良ければ全て良しと言いますし、2021年悪いスタートかと思いきや良い感じに終わり、来年に向けて良いスタートとなりそうです。

来年に向けて

4つのコンロの理論という考え方があります。

4つのコンロの理論
ワークライフバランスを考える際に、家族/友人/健康/仕事 4つの軸(コンロ)をどうバランス取るか整理する方法です。
成功するためにはコンロを1つ消す必要があり、大成功するためにはコンロを2つ消す必要があるという理論。

The Four Burners Theory: The Downside of Work-Life Balance | James Clear

※ 出典がよく分からないので信じてないのですが、しない事を決める重要性は仕事柄理解できるので部分的に参考にしました

2021年、仕事と健康はあまり火をいれられていない状況だったので、2022年は火をつけにいきたいです。火がついてるついてないはデジタルではなくアナログに時間軸を広く見て火力にグラデーションをつけ総量で考えたいなと思っている2021年12月31日です。

2022年は主戦場である、プロダクトマネジメントや組織マネジメント、UXデザインやスマホアプリ開発についてより発信をしていこうと考えているので、みなさん良かったらフォローお願いします。

そして、基本的には転職をしようと思っていますので、次回のnoteにて退職理由と転職先について書けたらなと思います。もし、書いて欲しい内容などあれば教えてください。(内容によっては有料にしてしまうかもしれないですが)


最後に2021年に購入して良かった物を紹介します。

買って良かった物

3位 ウイスキー | TALISKER

2020年買って良かった物ランキング1位だったTALISKER(タリスカー)。自分がウイスキーにハマるきっかけになりました。
潮ぽさと甘さのバランスがとても良く、スモーキーなタイプが好きな人におすすめしたい。
何よりもコスパがいいので、2021年も継続的に購入してまして2021年もランクインとなりました。

2位 ヘアバーム | AROMAKIFI

美容系事業やっていたので、一応このジャンルの物を挙げておきます。
ブリーチ毛というのもあり髪がパサつくので長髪の時は、ヘアバームを使ってます。これまで数年は、productのヘアバームを使っていたのですが、たまには違うのも使ってみたくて購入してみました。
使いやすさはproductの方が良さそうなのですが、香りの評判(妻と友人)はアロマキフィの方が良かったです。
ヘアバームはテキトーとに髪に馴染ませるだけで、楽にナチュラルなそれっぽさでるのでおすすめです。

1位 家+土地 | 積水ハウス+仙台の地面

住んだ事もない土地の地面を買って家を建てます。
家族友人との物理的距離、子供たちの過ごしさ、自分の働きやすさと仕事以外の活動をより楽しくできる環境に身を移すことにしました。

震災が就職活動の時期とかぶり、地元である岩手県内就職ではなく、東京就職が(実質的に)決められたわけですが、10年の時を経て東北に戻ってくるのはなんだか感慨深いなと感じています。
東北の地で自分らしく健やかに、そして世の中に価値を提供できたらなと思っています。

みなさん良いお年を
おわり

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