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【本を要約】『口がきれいだと、健康で長生きできる 万病・突然死を遠ざける近道』

良かった体験と本の内容をシェアするnote(とみざわ進化論)

朝、起きたばかりの息子の口があまりにも臭いので、何とかしたいと思い、以前読んだ本をまとめてみました。

本書は、全米No. 1がんセンター博士研究員、口腔外科医の古館健氏が書かれた「健口」の新常識。

本書のまえがきを読むと、次のようなことが書かれています。

「口」は、外部に開かれた部位です。口が汚れていると、体内にその汚れや細菌の毒素を取り込んでしまう可能性があります。

そう、歯のメンテナンスをすることは全身のケアにも繋がるのです。

PRESIDENT onlineでは

歯が仕事での“活躍寿命”を決める

といった記事があります。

この記事によると

孫氏がそこまで歯のチェックにこだわっているのは「米国などでは歯並びと白い歯がその人の健康のバロメーターという考え方があるから

だそうです。

このように健康長寿のために歯のメンテナンスが重要なのは常識。では、具体的にどうすればいいのか。その方法が本書に書かれています。

早速見ていきましょう。

だ液は健康を守る「門番」

だ液が少なくなると、虫歯になりやすくなります。

自分の歯をキープすることが健康長寿と深い関係にあると言われている今、カギとなる自前の歯が、だ液が減ることでなくなってしまう

誰でも朝起きたときには口臭があります。寝ている間、唾液がほとんど分泌されないから

高齢になると、窒息死が増えます。その大きな原因のひとつが、だ液が減ること

あまいものを1日に何度も食べてはいけない理由(中略)あまいものを何度も食べると、酸を無効化できずに歯が溶けてしまう

だ液は、細菌やウィルスから体を守っています。

寝室で加湿器を使うのも、寝ている間の口のかわきを和らげるのに効果的

うるおいが持続するタイプのマウスウォッシュ(洗口液)(中略)私のオススメは「ペプチサル　ジェントル　マウスウォッシュ) (ティーアンドケー)
だ液を出すために、飴玉を舐めるのは危険です。特に寝る前は避けて下さい。歯を守るだ液が減っているので、むし歯への特急券-しかも片道切符です。

前歯から4.5番目の歯「小臼歯」で、ガムを軽く噛みます。一方で5回噛んだら、(中略)反対側の(小臼歯)の上まで運び、5回噛みます。舌と唇だけでガムを移動させることで、だ液が出るだけでなく、舌の器用さをアップさせることができます。舌の器用さは滑舌や飲食にとても重要です。

だ液にはアンチエイジングに関わる若返りホルモンや成長因子が含まれている、とも言われています。

口を動かすと、動かしていないときの約10～20倍だ液が出ます。

私がオススメしたいのが、カラオケです。なぜならば、呼吸や発音を通して、口周りの筋肉や舌を意識的に動かせるから

残念なことに、味を感じる細胞は、65歳を過ぎると、半分まで減ると言われています。味を楽しめる時間も限られているのかもしれません。

口呼吸がある方には、「ナイトミン　鼻呼吸テープ」(小林製薬)も効果的
いびきがひどい方は、仰向けではなくて、横向きに寝るといい（中略）舌が後ろに下がらなくなるから

抱き枕やバスタオルを丸めたものなどを抱いて、顔を横向きにして寝てみてください。舌の顎を前に出すマウスピースで空気の通り道を確保し、寝ているときのいびきや無呼吸を改善する方法もあります。

口をゆすぐ時、水はどれぐらい口に含めばいい?(中略)答えは「ほんの少し」。大さじ1杯(15ml)程度の水で口をゆすぐことが推奨されています。

11歳の息子は、先にご紹介した「チェックアップ　コドモ(中略)」で磨いています。
まだ口をゆすげない1歳の娘は、2〜3日に1回、500ppmのフッ素が入った「チェックアップ　ジェル(中略)バナナ味」を毛先に1mm程度つけて磨いてあげています。

※調べたら、バナナ味のみ「500ppm」のフッ素でした。

「ブクブクうがい」は、健口習慣のうちでトップ３に入るぐらい大事

ブクブクうがいで注意して欲しいのが、「時間」なぜなら、時間によっては効果がないどころか、逆効果になってしまうから

マウスウォッシュで、30秒間ブクブクうがい

第４章では口と呼吸について書かれていますが、私が青線を引いたの下記の一文です。

今回紹介した引用の中でやってみて、驚いたのが下記の一文です。驚くほど、だ液が出てきました。

前歯から4.5番目の歯「小臼歯」で、ガムを軽く噛みます。一方で5回噛んだら、(中略)反対側の(小臼歯)の上まで運び、5回噛みます。舌と唇だけでガムを移動させることで、だ液が出るだけでなく、舌の器用さをアップさせることができます。舌の器用さは滑舌や飲食にとても重要です。

また、私がすぐ実行したのは

口をゆすぐ時、水はどれぐらい口に含めばいい?(中略)答えは「ほんの少し」。大さじ1杯(15ml)程度の水で口をゆすぐことが推奨されています。
マウスウォッシュで、30秒間ブクブクうがい

元々、歯の健康改善のために1回5,000円の自費治療を受けていた時に教えて頂いた「コンクール」で歯磨き粉後にうがいしていました。

余談ですが、このコンクール、1回のうがいに5,6滴しか使わないので、コスパがとてもいいです（笑）

ただ、このコンクールを使ったブクブクうがいをこれまで数秒しかしていませんでした。本書によると、30秒するのがいい、ということで、これも早速実践しています。

あと、ガムを噛んで、だ液を出すのもすぐに出来るので、早速やっています。

他に
・加湿器を買う
・子供の歯磨き粉を買い換える
・家族の中でいびきがひどい人に横向きで寝るように伝える、それでダメならナイトミンを買う
を実行してみたいと思います。

良書でした。親にも読ませたいと思います。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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