小次郎

小学校の教員を志す学生に国語科教育について教えています。また、社会人の方々・管理栄養士や看護師を志す学生に論理的思考・表現の在り方についての講義も行っています。

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マガジン

  • 小学校の国語科の授業 物語編

    マガジン「小学校の国語の授業 理論編」を読んでからこのマガジンを読んでください。 このマガジンの理解がないと「小学校の国語の授業で物語を教えることの意義」や「その方法論」は全くわからないものとなります。時間はかかるでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理面)

    光村図書はもちろんすべての教科書において、その多くは「論理的思考・表現力育成」のための教材です。これらの教材を用いての国語科の授業は全国語科の授業の80パーセントは超えることでしょう。しかしこれらの教材を分析してみると教えるべきことは10個しかありません。この10個を意図的・計画的・系統的に繰り返し繰り返し教えていくことになるのです。このマガジンでは「その10個とは何か」「それらをどのように教えていったらよいのか」について具体的に述べていきます。

  • 国語コーナー

    マガジン『光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)』をより具体的に説明しているマガジンとなります。具体的な光村図書の教科書教材を分析することによって「教えること」をわかりやすく示しています。

  • 小学校の国語科の授業 説明文編(表現面の指導)

    マガジン「小学校の国語科の授業 説明文編(構造面の指導)」では説明文の構造面(「はじめ・なか・おわり(まとめ・むすび)」という構成)の指導の在り方について述べてきました。しかし、「表現する」ということを考えた場合、そこには論理性(構造の工夫を含む)のみを追究すればよいのでしょうか。実際に表現されたものを受け取る側が直接触れるものは、表現された言葉や文字レベルのことなのではないでしょうか。本マガジンでは、構造面とともに重要となってくる表現面(言葉や文字レベル)の指導の在り方について考えていきます。

  • 小学校の国語科の授業 説明文編(構造面の指導)

    マガジン「小学校の国語の授業 理論編」を読み、さらにマガジン「論理的思考・表現の在り方(構造編)」及び「論理的思考・表現の在り方(内容及び実践編)」を読んでからこのマガジンを読んでください。 つまり、この3冊のマガジンの理解がないと「小学校の国語の授業で説明文を教えることの意義」や「その方法論」は全くわからないものとなります。時間はかかるでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。

    • 小学校の国語科の授業 物語編

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論理的思考・表現の在り方(構造編)① 国際化社会と日本人

昨日の生活を少し思い出してみてください。何人かの外国の方と接した人も 多いのではないでしょうか。外国の方と接しないまでも、外国語の表現にふれなかった人はいないのではないでしょうか。 日本では国際化社会到来と言われるようになってきました。私たちの生活は、外国との関連抜きでは考えられなくなってきました。日々の食事についても多くが輸入されたものでありますし、仕事面においても外国との関係性なしでは成り立たないものも多くなってきました。 しかし、これは日本ばかりのことではありません。地

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      「⑧『なか』の厚み・詳しさ」「⑨構成要素の位置の工夫」は、今まで述べてきたことに加えてさらに説得力を増すための工夫であると言えるでしょう。 ⑧については、例えば『ぼくのお父さん』で示した「なか」⑤について表現の対象者が興味を持っていそうだったり知らなかったりするような場合はより詳細に述べることになるということです。 ⑨については、例えばスピーチという音声言語表現であった場合は以下のように「むすび」という最も表現したいことを一番前に持ってくることになります(これは頭括型表現とな

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        光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理面)まとめ動画

        光村図書の小学校国語科教科書で教えるべきことの10個まとめてみました。 最後にご確認ください。 パスワード 10

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          「⑦ 一つの表現に複数の『はじめ・なか・まとめ・むすび』の構成を入れ込む」というものは、『ありの行列』『ウナギのなぞを追って』の教材分析のところでも説明していますように科学的な探究の表現によく用いられるものです。 追究すべき課題に対して実験や観察(「なか」で表現されます)を通して一旦解決に至ったものの(「おわり(むすび)」表現されます)、そこからまた新たな課題が生まれ再び実験や観察を行って追究を続けていくというものです。 『ぼくのお父さん』で言えば、「むすび」で「お父さんの

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            5か月前
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              • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理面)

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                光村図書はもちろんすべての教科書において、その多くは「論理的思考・表現力育成」のための教材です。これらの教材を用いての国語科の授業は全国語科の授業の80パーセントは超えることでしょう。しかしこれらの教材を分析してみると教えるべきことは10個しかありません。この10個を意図的・計画的・系統的に繰り返し繰り返し教えていくことになるのです。このマガジンでは「その10個とは何か」「それらをどのように教えていったらよいのか」について具体的に述べていきます。

              • 国語コーナー

                • 6本

                マガジン『光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)』をより具体的に説明しているマガジンとなります。具体的な光村図書の教科書教材を分析することによって「教えること」をわかりやすく示しています。

              • 小学校の国語科の授業 説明文編(表現面の指導)

                • 2本

                マガジン「小学校の国語科の授業 説明文編(構造面の指導)」では説明文の構造面(「はじめ・なか・おわり(まとめ・むすび)」という構成)の指導の在り方について述べてきました。しかし、「表現する」ということを考えた場合、そこには論理性(構造の工夫を含む)のみを追究すればよいのでしょうか。実際に表現されたものを受け取る側が直接触れるものは、表現された言葉や文字レベルのことなのではないでしょうか。本マガジンでは、構造面とともに重要となってくる表現面(言葉や文字レベル)の指導の在り方について考えていきます。

              • 小学校の国語科の授業 説明文編(構造面の指導)

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                マガジン「小学校の国語の授業 理論編」を読み、さらにマガジン「論理的思考・表現の在り方(構造編)」及び「論理的思考・表現の在り方(内容及び実践編)」を読んでからこのマガジンを読んでください。 つまり、この3冊のマガジンの理解がないと「小学校の国語の授業で説明文を教えることの意義」や「その方法論」は全くわからないものとなります。時間はかかるでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。

              • プログラミング教育の基盤となる国語科教育

                • 11本

                プログラミング教育の目的の中核は「プロムラミング的思考」を育成することです。この「プロムラミング的思考」とは「コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考」と定義できます(「小学校プログラミング教育の手引:第三版」令和2年2月 文部科学省による)。つまり、論理的思考力を育成することを目的とした国語科教育がその中核となっていくべきものとなるのです。 本マガジンでは、今まで論理について述べてきたマガジンを基にしてその関連性について考えていくこととします。

              • 小学校の国語科の授業 古文編

                • 6本

                『竹取物語』の授業では、その冒頭である「いまはむかし ~ いとうつくしうていたり」を暗唱させられてきたのではないでしょうか。 もちろん、音読や暗唱も重要なこととなります。それによって、古来よりの日本語の持つリズムや響きの心地よさを実感でき、日本語のよさを味わうことができるからです。 しかし、それだけでよいのでしょうか。古文の目的は、それに「親しむ」ことです。具体的に言えば、指導の結果それが日常の読書の対象になることと言えます。音読や暗唱だけでは児童は「読書をしよう」とは思わないでしょう。その内容を知り、面白さを知らなければ読書の対象にはならないのです。 では、どのようにすれば面白さを知ることができるのでしょうか。本マガジンでは、今まで述べてきたマガジン「小学校の国語科の授業 物語編」「小学校の国語科の授業 説明文編」を基に考えていきたいと思います。

              • 論理的思考・表現の在り方(「順序」とは何か 編)

                • 4本

                マガジン「論理的思考・表現の在り方(構造編)」では日常生活における論証の構造について述べてきました。この構造を用いた「主張」に説得力を持たせるために大切になってくるものが「順序」となります。「順序」はこの構造にどのようにかかわるものなのか、そしてどのように「順序」を活用すれば説得力が上がるのかについて述べてたものが本マガジンとなります。

              • 小学校の国語科の授業 説明文(低学年「順序」)編

                • 9本

                マガジン「小学校の国語科の授業 説明文編」では中学年以降の論理構成(「主張」展開するための論証の構造)を基盤とした授業の在り方について述べてきました。低学年の「読むこと」の指導事項の中核は「順序」です。筆者は「『順序』は論理構成のことは中核とはならない。より大切なことがある」と定義づけています。よって、その指導の在り方も示さなければ本NOTEの意味がなくなってしまいますので本マガジンを書くことにしました。 なお、「順序」の定義の詳細につきましてはマガジン「論理的思考・表現の在り方(「順序」とは何か 編)」ので、まずそれをお読みになってから本マガジンをお読みください。

              • 論理的思考・表現の在り方(論理でとらえきれないもの編)

                • 6本

                マガジン『論理的思考・表現の在り方(構造編)』では、「論理的思考・表現」について、その構造面はどのようになっているのかを具体的に考えました。 そして、マガジン『論理的思考・表現の在り方(内容及び実践編)』では、論理構造を生かして実の場において考え・表現していくための具体的な方法について考えてきました。 それらを受けて書かれたものが本マガジンです。実は我々の日常においては、先のマガジンで示してきたように「論理的に」考えられ・表現されているものばかりではありません。「論理的ではない」のに人々に受け入れられ、堂々と表現されているものもたくさんあるのです。なぜ受け入れられてしまうのか・通用してしまうのかについて考えてみました。

              • 小学校の国語科の授業 物語編

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                マガジン「小学校の国語の授業 理論編」を読んでからこのマガジンを読んでください。 このマガジンの理解がないと「小学校の国語の授業で物語を教えることの意義」や「その方法論」は全くわからないものとなります。時間はかかるでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。

              • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理面)

                • 14本

                光村図書はもちろんすべての教科書において、その多くは「論理的思考・表現力育成」のための教材です。これらの教材を用いての国語科の授業は全国語科の授業の80パーセントは超えることでしょう。しかしこれらの教材を分析してみると教えるべきことは10個しかありません。この10個を意図的・計画的・系統的に繰り返し繰り返し教えていくことになるのです。このマガジンでは「その10個とは何か」「それらをどのように教えていったらよいのか」について具体的に述べていきます。

              • 国語コーナー

                • 6本

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                マガジン「論理的思考・表現の在り方(構造編)」では日常生活における論証の構造について述べてきました。この構造を用いた「主張」に説得力を持たせるために大切になってくるものが「順序」となります。「順序」はこの構造にどのようにかかわるものなのか、そしてどのように「順序」を活用すれば説得力が上がるのかについて述べてたものが本マガジンとなります。

              • 小学校の国語科の授業 説明文(低学年「順序」)編

                • 9本

                マガジン「小学校の国語科の授業 説明文編」では中学年以降の論理構成(「主張」展開するための論証の構造)を基盤とした授業の在り方について述べてきました。低学年の「読むこと」の指導事項の中核は「順序」です。筆者は「『順序』は論理構成のことは中核とはならない。より大切なことがある」と定義づけています。よって、その指導の在り方も示さなければ本NOTEの意味がなくなってしまいますので本マガジンを書くことにしました。 なお、「順序」の定義の詳細につきましてはマガジン「論理的思考・表現の在り方(「順序」とは何か 編)」ので、まずそれをお読みになってから本マガジンをお読みください。

              • 論理的思考・表現の在り方(論理でとらえきれないもの編)

                • 6本

                マガジン『論理的思考・表現の在り方(構造編)』では、「論理的思考・表現」について、その構造面はどのようになっているのかを具体的に考えました。 そして、マガジン『論理的思考・表現の在り方(内容及び実践編)』では、論理構造を生かして実の場において考え・表現していくための具体的な方法について考えてきました。 それらを受けて書かれたものが本マガジンです。実は我々の日常においては、先のマガジンで示してきたように「論理的に」考えられ・表現されているものばかりではありません。「論理的ではない」のに人々に受け入れられ、堂々と表現されているものもたくさんあるのです。なぜ受け入れられてしまうのか・通用してしまうのかについて考えてみました。

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                • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑫

                  「④『なか』を対比的にする」及び「⑥『まとめ』を対比的にする」についてその意義を考えていきます(④と⑥を併せて考えます)。 4年上『アップとルーズで伝える』の教材分析で以下のように示しました。 同質列挙で位置づけられた「なか」に対比的な「なか」を加えることによって、同質の「なか」はより強調されることになります。マグロの赤身のお刺身のパックには必ず緑のバランが入っているのと同じことです(注意を表す道路標識は黄色地に黒で絵が描かれているのも同じです)。 同様に、最初に位置づけ

                  • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑪

                    最も深く思考に関わっていくものは3つのものについて述べてきました。 ここではその他の7個についてその意義を考えていきます。 「③『なか』を順序よく並べる」ということは、「なか」に示すべき具体的事実の順序性を考えるということになります。これは、位置づけるべき「なか」について「何を選択すればよいのか」を考えていくための観点となるべきものとなります(「小まとめ」も含めます)。 つまり、「①『なか』を数多くしていく」ための・「②『なか』をいろいろなところから持ってくる」ための・「⑤

                    • +15

                      国語コーナー順序

                      • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑩

                        最も深く思考に関わっていくものは3つのもののうちの「⑤『まとめ』の抽象度を変える」ことについてその意義を考えていきます。 『ぼくのお父さん』の「まとめ」と「むすび」の演繹的な関係性は以下のとおりです。 「まとめ」毎日毎日とてもよく働きます。 「むすび」僕も大きくなったらお父さんのようになりたいです。 この「むすび」で示された「お父さんのようになりたい」という主張は、果たして「お父さんはよく働く」という考察からのみ導かれるものでしょうか。 「よく働く=働き者」という概念を

                        • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑨

                          つぎに、「②『なか』をいろいろなところから持ってくる」ことについてその意義を考えていきます。 前に記事では以下のように「①『なか』を数多くして」いって「おわり(まとめ)」を強め説得力を高めました。 「な か」①昨日は遠くまででかけたので帰ってきたのは夜遅くでした。 「な か」②今日は荷物の積み込みがあるので朝早く出かけました。 「な か」③明日はいろいろなところへ行くので泊りとなり帰ってきません。 「おわり」毎日毎日とてもよく働きます。 では、より帰納的に強めていくために

                          • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑧

                            それでは最も深く思考に関わっていく3つのものについて考えていくことにします。 まずは、「①『なか』を数多くしていく」ことについてその意義を考えていきます。 ⑥において、「質を高める」ための「10個の方法」とは、それを考えるための基準となる『ぼくのお父さん』に照らして導かれたもの(『ぼくのお父さん』との違いから考察されたもの)であると述べました。 この基準となる『ぼくのお父さん』の「なか」と「おわり(まとめ)」は以下の通りです。複数の具体的事象からそれらに共通する抽象的な概念

                            • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑦

                              課題解決のため・全教科の目標達成のために機能する論理的思考の具現化したものは「はじめ・なか・まとめ・むすび」という四構成であり、よりよい課題解決・よりよい目標達成のためにはその「質を高める」ために10個の方論があることを述べてきました。 しかし、この10個はすべてが同じレベルで横並びになるものではありません。 最も深く思考に関わっていくものは3つのものであり、その他の7つはそれに付随してくるような(さらに説得力を高めていくための)下位概念となるものであると位置づけられます。

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                              • 10個の方法論の関係性

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                                • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑥

                                  ④で示した「質を高める」ための「10個の方法」とは、それを考えるための基準となる⑤で示した『ぼくのお父さん』に照らして導かれたものとなります。『ぼくのお父さん』との違いから考察されたものであると言ってもよいでしょう。 その10個については一枚のペーパーで示しましたが、ここではそれぞれを教材レベルで示していきます。それぞれの教材の分析においては「上段に構成の工夫(本マガジンで言う10個のもの)」「下段に表現の工夫」を示しました。 この10個を指導していくための教材は以下の通

                                  • +12

                                    光村図書の教科書教材

                                    • 光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現面において)⑤

                                      ④までにおいて、課題解決のため・全教科の目標達成のために機能する論理的思考の具現化したものは「はじめ・なか・まとめ・むすび」という四構成であり、よりよい課題解決・よりよい目標達成のためにはその「質を高めること」が重要であると述べました。 そして、国語科教育の目標は、その「質を高める」ための10個の方法論を技術として指導することであると結論づけました。 国語科の授業においては、この10個の指導すべきことを、ひとつずつ意図的・計画的・系統的に教科書教材を用いて具体的に指導してい

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