① 国際化社会と日本人

昨日の生活を少し思い出してみてください。何人かの外国の方と接した人も
多いのではないでしょうか。外国の方と接しないまでも、外国語の表現にふれなかった人はいないのではないでしょうか。
日本では国際化社会到来と言われるようになってきました。私たちの生活は、外国との関連抜きでは考えられなくなってきました。日々の食事についても多くが輸入されたものでありますし、仕事面においても外国との関係性なしでは成り立たないものも多くなってきました。
しかし、これは日本ばかりのことではありません。地球全体で考えても、経済問題・民族紛争など世界的な規模で解決しなければならない問題が多々生じてきています。 この地球全体が国際化の時代なのです。これからの私たちは、 地球規模という視点に立って、歴史や宗教、文化などの違ったバックグラウンドをもつさまざまな国籍、世代の人たちと対等に話をしながら共通理解を図って平和的に生活していかなければならないのです。
ヨーロッパ社会においては、昔から狭い土地の中にいくつもの異なった言語
を話す民族が暮らしてきました。国境はおろか、山ひとつ川を一本隔てたら、全く文化や言語が異なる可能性の中で生活してきたのです。そこには当然、互いに共通して理解できる言語を使ってお互いが納得のいくまで言葉を重ねて話し合うという歴史的な背景が確立してきました。だから、国際化の時代が来てもそれに対応できるような素地は備わっていると言えるのです。(比較的新しいアメリカ社会においても、多民族国家であるという現実からヨーロッパと同じような背景が確立してきました。)
しかし、日本は他の民族と対等に共通理解を図りながら生活していくという
歴史的な背景を持ちません。 それは日本という国が、島国という閉ざされた中で単一民族同士がほぼ同じ文化の中、日本語という共通の言語を用いて生活をしてきた国家だからです。
日本においては、近年急速に国際化が進展してきました。日本は対応できるような歴史的な背景がないため、その対応策をヨーロッパ社会に求めました。多くの国々の人々が、自国の言語ではなく共通して理解できる言語である英語を用いて対等に話をして共通理解を図っているのを見て、英語活用能力の向上が国際化に対応するために重要だと考えたのです。
そして、現在の学校教育においては小学校の学習活動にも英語活動が導入され、中学校や高等学校では「話す・聞く」などのコミュニケーション能力がが重視されるようになってきました。

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